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中国の自動車市場「価格競争白熱化」の時代に突入~BYDは「ガソリン車より安いEV」を強調

中国では春節明け、自動車の値下げ競争が一段と激化している。今回の値下げの先陣を切ったのはBYD。「ガソリン車よりも安い電気自動車(EV)」と銘打ち、EVの値下げ攻勢を強めた。これに対し、合弁を中心とした従来型自動車メーカーもガソリン車の価格を引き下げ。2023年が自動車業界の「価格競争元年」だとすれば、2024年は「価格競争白熱期」に突入するとの見方も出ている。

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BYD、2023年販売台数は300万台突破~今後は「テクノロジー企業」への脱皮がカギ

中国のBYDは2023年の自動車販売台数が300万台を突破した。同社は新エネルギー車(NEV)で世界をリード。全体の自動車販売台数でも世界9位にランクインした。2024年もNEV市場でのリード継続が予想される同社だが、ソフト分野での競争が激化する中国の自動車市場で一段の高みを目指すには「テクノロジー企業」に脱皮できるかが一つのカギとなっている。

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2023年の中国自動車生産・販売3000万台突破~24年は増勢維持もペースは鈍化見通し

中国の2023年の自動車生産、販売台数は3000万台を突破し、過去最多を記録した。中国の自動車業界への注目度が高まる中、工業情報化部の辛国斌・副部長は1月19日の記者会見で、2023年の自動車業界の実績と2024年の展望を説明。2024年については、自動車の生産、販売は増勢が続くものの、伸び率は鈍化するとの見通しを示している。

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中国、11月の自動車生産・販売は予想上回る好調~今年通年は過去最多更新も視野

中国の11月の自動車生産、販売実績は予想を上回る好調さだった。こうした中、今年の生産、販売台数は過去最多だった2017年の水準を上回る可能性も出ている。このほか、中国の自動車市場では今年、乗用車の中国ブランドのシェア拡大、新エネルギー車(NEV)の売れ行き車種の変化など構造的な変化も顕著となった。

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理想汽車、「MEGA」投入~同社初の「BEV×MPV」

中国の電気自動車(EV)メーカーである理想汽車(Li Auto)は11月17日、新型車種「MEGA」を発表した。MEGAは同社にとって初のピュアEV(BEV)であると同時に、多目的車(MPV)となる。中国のMPV市場は依然規模が小さいが、MPV需要への変化がみられる中、理想汽車など中国メーカーがここにきて相次いでEVのMPVを投入している。

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中国主要NEV企業の10月販売実績~BYDは30万台突破、小鵬と理想は前年比で約4倍

中国の主要新エネルギー車(NEV)メーカーが相次いで10月の販売実績を発表した。各社軒並み前年同月比、前月比ともにプラス成長を記録。個別ではBYDが30万台を突破し相変わらずトップを走っている。また、理想汽車(Li Auto)小鵬汽車(Xpeng Motors)は前年同月比で約300%増を記録した。

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中国の自動車業界、秩序的な発展へ~過当競争抑止で業界全体の成長後押し

中国の自動車業界が秩序的な発展に向けて動き出した。価格競争や宣伝合戦が激化しており、こうした状況が業界全体の発展の足かせになりかねないためで、7月6日、自動車メーカー16社が『自動車業界の公平な競争市場の秩序維持の承諾書』に署名した。

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中国6月のNEV販売実績、BYDなど上位陣は過去最高

中国で6月の新エネルギー車(NEV)納車・販売台数の発表が相次いでいる。全体でみると、3~4月の販売低迷から脱却し、6月は前月比で増加している企業が多い。個別企業では、7月2日時点で実績を発表した18社のうち月次販売台数が過去最高を記録したのは比亜迪(BYD)、広汽埃安(GAC Aion)、理想汽車(Li Auto)、零跑科技(Leap Motor)などの上位陣。また、今年に入ってから販売の勢いが鈍っていた蔚来汽車(NIO)、小鵬汽車(Xpeng Motors)は前月比で増加している。

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理想汽車、純電気自動車投入へ~その背景は

理想汽車(Li Auto)はこのほど、新たに投入するEVの車名について「MEGA」に決まったことを明らかにした。同社がこれまで投入してきたのは全てレンジエクステンダーEV(REEV/Rex)。MEGAは同社初の純電気自動車(BEV)となる。年末に発売予定で価格は50万元台という。