Tagged: アメリカ

0

中外対話|米国はなぜ「小さい勢力圏」をつくることに熱心なのか

世界中の何十億人という人の生活を向上させてきたグローバル化は、本当に終焉を迎えるのか。世界情勢に影響を与える中米関係の今後の見通しとは。中新社の「東西問 中外対話」では、米国ワシントンのシンクタンクのグローバル安全保障分析研究所共同所長であり米国エネルギー安全保障評議会上級顧問であるガル・ルフト(Dr. Gal Luft)氏を招き、中国人民大学国際関係学院副院長兼教授の翟東昇氏、中国国務院発展研究センター世界発展研究所元副所長で研究員の丁一凡氏と座談会を行った。

0

米国など西側諸国はなぜ中国と共存せねばならないのか―英国人研究者が持論を展開

 米国と中国は対立の度合いを強めている。しかし冷静になってみれば、世界の2大大国がむやみに争って世界の人々に「よいこと」がもたらされるとは考えにくい。中国研究を専門として、キングズ・カレッジ・ロンドンのラウ中国研究所の所長でもあるケリー・ブラウン教授はこのほど、中国メディアの中国新聞社の取材に応じて、中国をめぐる国際情勢や、主に西側諸国の人々の立場としてどのような姿勢を取るべきかについての持論を披露した。以下はブラウン教授の言葉に若干の説明内容を追加するなどで再構成したものだ。

0

東西問・中外対話|米国は率先して対中政策戦略緩和の第一歩を踏み出すべきだ

米国のバイデン政権が発足して1年半経つが、中米関係はいまだに「底入れし上昇に転じる」関係に至っていない。米国のブリンケン国務長官は先ごろ対中政策に関する講演で「投資、連携、競争」という論調を打ち出したが、国際秩序を深刻に損なっているのは一体誰なのか。米国の対中政策はいかにして新たな道に踏み出すべきか。

0

【英語版リリース】Twitter、Instagram、YouTube、TikTokなどのSNSや、Webサイトのリンクを1つにまとめるサービス「CLINKme(クリンクミー)」 ー株式会社CLINKー

株式会社CLINK(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤倉晴樹、以下CLINK)は、各種SNS及びWebサイトのリンクを1つにまとめるサービス「CLINKme(クリンクミー) 」の英語版を、2022年7月5日(火)より提供開始しました。 CLINKmeサービスサイト:https://clinkme.jp/ ■CLINKmeとはSNSの利用が高まる中、1人で複数のアカウントを持つ方や、異なるジャンルのSNSを全て利用している方も増えています。しかし同時に、 文字数やリンク数に制限があるSNSのプロフィール欄では、伝えたい事を全部記入できない それぞれのSNSで、情報の均一化が図れない ユーザーを複数のSNSへ誘導させる事が難しい などの悩みを抱えている方も多くいます。 そんな悩みを解決できるのが、「CLINKme」です。 CLINKmeは、Twitter、Instagram、YouTube、TikTokをはじめとする各種SNSやWebサイトのリンク、プロフィールなどを、自分専用のサイトで1つにまとめられるサービスです。1つにまとめることで、シェアしやすくなり、より多くのファンへの情報発信が可能になります。 2022年4月25日の正式リリース後、インフルエンサー、著名人はじめ、店舗、企業など、多くの皆様にご利用いただいています。 今回、英語圏のユーザーへも本サービスを拡大すべく、言語設定に英語を追加いたしました。 ■CLINKmeの3つの特長 ■英語版についてメニューの「設定」を開き、「言語」→「変更する」→「English」を選択すると、メニューが英語表記へ変わります。  ■今後の展開CLINKmeは、インフルエンサーが自分らしさを発揮できるだけでなく、成長できるサービスへと進化していきます。現在展開しているASPサービスとの連携や、NFT機能の導入、ファンクラブ、EC(グッズ販売)などの機能も追加予定です。また、言語設定は、韓国語、中国語も追加を予定しています。 ■株式会社CLINKについてインフルエンサーマーケティング事業をメインとしてスタートし、現在は、それに加えて広告代理業/アフィリエイト事業や自社サービス開発・運営など、幅広い事業を展開しています。 サービスサイト・CLINK(成果報酬型ASPサービス):https://clink.style/・CLINKme(リンクまとめサービス):https://clinkme.jp/ 関連会社(ITIグループ)・株式会社ITI:アプリ開発、総合開発受託、メディア運営、広告事業、CM制作、キャスティング事業、インフルエンサー・YouTuberプロモーション事業・株式会社Kiii:YouTuber、インフルエンサー(総フォロワー数1500万以上)を多数抱えるクリエイター事務所・株式会社InReach:ライフタイムコミッションを導入しているASPを運営 ■会社概要会社名:株式会社CLINK所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20‐1 渋谷インフォスタワー17F代表取締役:藤倉晴樹URL:https://clink.inc/ ■本リリースに関するお問い合わせ先会社名:株式会社CLINKE-mail:contact@clink.inc

0

訪日外国人向けの「お城」スタンプラリーがスタート

ユーエム・サクシード株式会社は、公益財団法人日本城郭協会の監修により、訪日外国人へ向けて日本全国の城郭をスタンプラリー形式でめぐる「日本の名城 厳選24城スタンプラリー」を2022年7月1日(金)に開始した。 この「日本の名城 厳選24城スタンプラリー」は、累計87万人以上が参加している「日本100名城」スタンプラリーの中から、訪日外国人をターゲットに難易度やリピート回数のバランスなどを鑑みて24城を厳選したものとなっており、スタンプも「日本100名城」スタンプラリーと共通のものを使用する。 ユーエム・サクシード株式会社は、公益財団法人日本城郭協会の監修により、訪日外国人へ向けて日本全国の城郭をスタンプラリー形式でめぐる「日本の名城 厳選24城スタンプラリー」を2022年7月1日(金)に開始した。 この「日本の名城 厳選24城スタンプラリー」は、累計87万人以上が参加している「日本100名城」スタンプラリーの中から、訪日外国人をターゲットに難易度やリピート回数のバランスなどを鑑みて24城を厳選したものとなっており、スタンプも「日本100名城」スタンプラリーと共通のものを使用する。 ■スタンプラリーの参加方法スタンプラリーには、3ヶ国語(英語・繁體中文・日本語)に対応したスタンプ帳付き公式ガイドブックを購入し、各城郭に設置されているスタンプを押印することで参加できる。 スタンプラリーを達成すると名前入りのデジタル認定証が発行される。またデジタル認定証はNFT(非代替性トークン)にも対応している。 デジタル認定証サンプル※デジタル認定証の発行は公式ガイドブック『日本の名城 厳選24城スタンプラリー』に押印された場合のみ。 ■公式ガイドブック(スタンプ帳付き)『日本の名城 厳選24城スタンプラリー』 公式ガイドブック表紙公益財団法人日本城郭協会が監修し、ユーエム・サクシード株式会社が発行している。 英語・繁體中文・日本語の3ヶ国語に対応しており、日本の城郭の楽しみ方、歴史、ヨーロッパや中国の城郭と日本の城郭の違いなど、訪日外国人向けに基礎知識を解説したページや、24城それぞれの写真や見どころも掲載している。訪日外国人向けではあるが、日本語の説明も掲載されているため、新たな城郭スタンプラリーとして日本人の方にも楽しんでいただけるものとなっている。 ガイドブックは現時点で24城の売店(一部)やAmazon.co.jp、ユーエム・サクシード株式会社の運営するネットショップ「46 Store」などで購入が可能で、今後取扱店を順次拡大する予定となっている。 ※最新の販売場所は「日本の名城 厳選24城スタンプラリー」公式サイト( https://japanese-castle.com/ ) で随時更新される。また、同サイトでは販売を希望する企業・店舗向けの卸販売窓口も設けている。 ※スタンプラリー及び公式ガイドブックのタイトルは以下の通りとなる。 日本語  日本の名城 厳選24城スタンプラリー英語   Japanese Castle -24 Best Castles Stamp Rally-繁體中文 日本名城 嚴選24城蓋章競走 ■厳選24城ラインアップ五稜郭(北海道函館市)弘前城(青森県弘前市)会津若松城(福島県会津若松市)江戸城(東京都千代田区)小田原城(神奈川県小田原市)上田城(長野県上田市)松本城(長野県松本市)金沢城(石川県金沢市)丸岡城(福井県坂井市)犬山城(愛知県犬山市)名古屋城(愛知県名古屋市)彦根城(滋賀県彦根市)二条城(京都府京都市)大阪城(大阪府大阪市)姫路城(兵庫県姫路市)松江城(島根県松江市)備中松山城(岡山県高梁市)広島城(広島県広島市)丸亀城(香川県丸亀市)松山城(愛媛県松山市)宇和島城(愛媛県宇和島市)高知城(高知県高知市)熊本城(熊本県熊本市)首里城(沖縄県那覇市) ■公益財団法人日本城郭協会について日本城郭協会は、昭和30年2月に任意団体として設立された後、現在は公益財団法人日本城郭協会として活動。 日本および世界各国の城郭に関する研究、調査、啓蒙を通じて、民族、歴史、風土に関する知識の普及を図り、もって教育、文化の発展に寄与することを目的としている。...

「私の今」は中国人労働者のおかげ―米国人教授が19世紀の大陸横断鉄道建設を語る 0

「私の今」は中国人労働者のおかげ―米国人教授が19世紀の大陸横断鉄道建設を語る

米国で大西洋沿岸と太平洋沿岸を結ぶ最初の大陸横断鉄道が完成したのは1869年だった。建設工事には多くの中国人が従事した。事故による死傷者も多く出た。彼らはなぜ、そのような仕事に就いたのか。米スタンフォード大学で中国人労働者が北米大陸の鉄道建設で果たした役割を研究するシェリー・フィッシャー・フィシャキン教授はこのほど、中国メディアである中国新聞社の取材に応じて、当時の鉄道建設工事に従事した中国人労働者について語った。以下は同教授の言葉に若干の説明内容を追加するなどで再構成したものだ。 ■初の米大陸横断鉄道の建設で、主力になった中国人労働者 中国人が米国西部にやってきたのは、ゴールドラッシュの影響だった。彼らは一獲千金を夢見て採掘の仕事をしたり、あるいは食堂やクリーニング店を営んだ。 1865年ごろになると、白人労働者は極度に厳しい鉱山の仕事よりも鉄道建設の仕事を望むようになった。中国人労働者が鉄道建設の仕事をする場合には、白人労働者よりも賃金が安く、おまけに特別な税が徴収されたが、大勢の中国人がセントラル・パシフィック鉄道が進めた大陸横断鉄道の西部分の工事に従事した。 米国にいた中国人だけでは労働力が不足したために、広東省で大量の労働者が募集された。1867年2月には中国人労働者約8000人がトンネルの掘削の仕事をしており、約3000人が線路敷設などに従事していた。中国人の労働力はセントラル・パシフィック鉄道が投入した全労働力の90%を占めた。 広東省から多くの中国人がやって来た理由は貧困から脱出するためだった。鉄道工事に従事すれば30ドル程度の月給をもらえたが、故郷で農業に従事していも、1年をかけて得られる金銭は米ドル換算で8ドルから10ドル程度だった。彼らは家族を養うために稼ぎたかった。 大陸横断鉄道の建設は難工事であり、労働環境は想像を絶するほど劣悪だった。夏になれば猛暑に見舞われる。山間部の場合、冬には雪崩が発生して命を奪われる危険があった。工事は機械化されておらず、労働者は粗末なシャベルやつるはしを使った。特にシエラネバダ山脈の地勢は険しく、中国人労働者が爆薬を仕掛けて固い花崗岩を破壊して掘削した。 中国人労働者は12-30人のチームになって、共に働き共に生活した。彼らは日が出ると仕事に行き、暗くなると宿舎に戻った。彼らは米飯を食べた。それ以外の食材には乾燥した野菜や海産物があり、豚や鶏も食べた。彼らは茶も好んだ。つまり故郷の食文化を維持していた。たまには皆で酒を飲むこともあった。 ■単に従順だっただけではない中国人、憤りを「爆発」させたことも セントラル・パシフィック鉄道は中国人労働者を評価していた。同社幹部のチャールズ・クロッカー氏は米連邦議会に対して、中国人は白人よりも「信用でき安定している」と証言した。 同社のリーランド・スタンフォード社長も大統領に宛てた手紙に、中国人労働者は鉄道建設の主たる労働力であり、彼らなしに米国史上で最も偉大なプロジェクトを期間内に完成させることはできないと書いた。 鉄道建設で長年に渡り苦しい仕事に懸命に取り組んだ中国人は、米国社会で称賛を勝ち取った。しかし鉄道完成後の1870年代に不況が発生すると、低賃金で仕事をする中国人は白人労働者から仕事を奪う存在と見なされた。人種差別が発生し、米連邦議会は1882年に中国人移民排斥法を成立させた。 中国人労働者は従順だと言われているが、彼らの憤りが限界に達したことはある。1867年6月には、トンネル内で発生した爆発事故で中国人5人と白人1人の命が奪われた。その5日後には鉄道工事に従事する中国人労働者3000人がストライキを始めた。 このストライキは極めて組織的で統一が取れていた。3000人もの労働者が目標や具体的な応急、行動時間などで一致していた。また彼らには、会社が労働力をどうしても必要としていることが、自分たちの「カード」になるとはっきりと認識していた。 白人労働者はもともと、優遇されていた。白人労働者は中国人労働者の2倍以上の賃金をもらえ、しかも中国人労働者とは違って食事や宿泊は無料だった。セントラル・パシフィック鉄道が中国人労働者に払った月給は、最初は26ドルだったが、より多くの労働力を確保するために、1867年の爆発事故の直前までに、月給は35ドルに引き上げられていた。 中国人労働者側は、白人との待遇の差別撤廃を最終目標にしていた。会社側も中国人側の要求に応じていった。ストライキ終了後には、外部に漏れないようにして中国人労働者への給料を引き上げることもした。また、砂漠地帯の鉄道建設では、酷暑の中で働く中国人労働者全員にボーナスが支給された。 ■研究者である私自身もかつての中国人労働者の恩恵を受けている 米国初の大陸横断鉄道は、ユタ州プロモントリーで1869年5月10日に、セントラル・パシフィック鉄道が西から進めてきた路線と、ユニオン・パシフィック鉄道が左から進めてきた路線の線路がつながったことで完工した。 1869年の式典で中国人労働者は無視されたが、鉄道完成150周年の式典に米国華人コミュニティーの歴史の研究者である中国系米国人のコニー・ヤング・ユー氏が講演したことで、かつての中国人労働者が再び注目されることになった。この式典には多くの中国人労働者の子孫が出席した。 この鉄道については、私個人との関係もお伝えしたい。大陸横断鉄道の出現により、セントラル・パシフィック鉄道は大きな利益を上げることになった。リーランド・スタンフォード社長も莫大な富を得た。このスタンフォード社長が私財を投じて設立したのが、私が勤務するスタンフォード大学だ。スタンフォード社長が得た富は元はと言えば、中国人労働者の懸命な労働によって創出されたものだ。 もちろん、恩恵を受けたのは私だけでない。中国人労働者の奮闘は「米国人全員の一生を形成することを助けた」のであり「今日の米国が形成されることを助けた」のだ。 だから私は当時の中国人労働者を多角的に研究することで、彼らが経験したことを再び見出し、彼らの人生の意義を再確認し、封印されてきた歴史を少しずつでも世に知らせたいと考えているのだ。(翻訳:Record China)