8月3日募集スタート!ASIA IP CONTESTプレスイベントが成功裡に開催

第1回ASIA IP CONTESTが8月3日に開幕します。7月10日に多元文化会館でASIA IP CONTESTの説明会が開催され、日本と中国のマンガ、アニメ、ゲームなどのIPデザイナーや文化産業界の代表者約40名参加しました。説明会では、主催者側から本コンテストの開催意義とスポンサー条件についてなど詳しく説明しました。参加者たちは第1回ASIA IP CONTESTの開催に対して非常に大きな興味を示し、イベントをサポートしてくれる方も多数現れました。

 

 

本コンテストは、日本と中国の関連業界の人々が初めて共同で開催するもので、目的は、アジア地域のIPデザインが世界に向けて発信されることを促進することです。コンテストの組織委員会は、一般社団法人日中动漫遊戯産業連合会、株式会社アジア太平洋観光社、アニチャイナ株式会社、 有限会社ポテトハウスクリエイティブのメンバーから構成されています。コンテストの目的は、選考と展示会を通じて、アジアのクリエイターにビジネスチャンスを創出し、社会的地位を向上させ、特にクリエイターがプロフェッショナルなデザイナーへと成長することを支援することです。本コンテストに運営を協力する特別協力スポンサーは株式会社神番アニメーション(中国)です。

コンテストの審査委員会は日中の専門家から構成されています。一般社団法人日中动漫遊戯産業連合会理事長の関口貢氏、株式会社キャラクターデータバンク 代表取締役社長 陸川和男氏、マルチクリエイターの静電場朔氏、上海大学美術学院講師 樂麗君氏、神番アニメーション創設者 傅勝氏、キャラクタークリエイター 譚正氏、奇影アニメーション有限会社 取締役・総監督 朱明燦氏、キャラクタークリエイター 金澤まこと氏、クリエイティブディレクターのフランク・ヨコヤマ氏、キャラクタークリエイターあらき氏など、豪華な専門家が本コンテストに投稿された作品を審査します。

主催者である一般社団法人日中动漫遊戯産業連合会理事長、ASIA IP CONTEST実行委員会会長の関口貢氏は、冒頭の挨拶で、中国のIP産業は急速に発展しており、中国のIPライセンスビジネスは2006年の杭州国際アニメーションフェスティバルから始まり、現在では2.5次元のキャラクタープレイ、フィギュア、eスポーツ、NFT、AR、VR、MR、AI、メタバースなど、さまざまな分野で利用されている。中国は芸術を重視し、新鮮で刺激的なものを好み、日本はデザインを重視し、問題解決に着目しています。日中両国のアニメデザインの交流は頻繁であり、こ両国のデザインレベルの向上、職人技の育成、市場の拡大に役立ち、この大会が若手アニメーションデザイナーの育成に役立ち、彼らがアジアから世界へ羽ばたくための好条件を作り出すことが期待されると話されました。

 

株式会社キャラクターデータバンク代表取締役社長 陸川和男氏はオンラインでスピーチし、一般社団法人日中动漫遊戯産業連合会が長年にわたって日本と中華圏との産業交流を築き上げ、大きな成果を上げてきたこと、今回のIPコンテストというプラットフォームの構築により、多くの新しいデザイナーが生まれ、アジア地域の産業発展に新たなエネルギーが注入されることを信じていると述べました。

 

大会の特別協力スポンサーであり、神番アニメーションの創設者である傅虎氏はビデオメッセージを通じて、アニメ業界で16年の経験を持つ神番アニメーションとして、美しい都で同社が拠点を構える成都から、本IPコンテストが目標を達成し、アジアのIPデザインが世界に広がり、アジアのデザイナーの創新と創造力を促進し、我々の才能とユニークさを世界に示すことを願っていると述べました。

 

また、同IPコンテストの審査員であり、キャラクタークリエイター兼中国の有名なアニメプラットフォーム「動客」の創設者である譚正氏からの祝福ムービーも放映されました。譚氏は「一般社団法人日中动漫遊戯産業連合会とはすでに3~4年以上定期的に連絡を取り合っており、今回のIPコンテストの実施も非常に意義深い活動であり、アジア全体のIP人材の発展と人材交流を促進することに繋がります。我々もこのコンテストを中国全土に広め、可能な限り多くの人材がIPコンテストのプラットフォームに参加できるよう最大限の努力を尽くします」と述べました。

アニチャイナ株式会社のCEOで、本コンテストの実行委員会プロデューサーを務める遠藤贵司氏は、日中のIPデザイン業界の特徴を具体的に分析した後、本コンテストの概要や参加要件について詳しく説明しました。本コンテストへの投稿は公式ウェブサイトのipcon-acg.comで行われ、作品の提出期間は2023年8月3日から10月2日まで、審査期間は2023年10月3日から10月24日です。今回投稿された全作品はオンラインで展示され、期間は2023年10月上旬に公式ウェブサイト上での公開を予定。リアル会場での展示会は2023年11月1日から11月7日まで東京多元文化会館(港区赤坂6-19-46)で行われます。参加カテゴリーは2Dキャラクターイラストカテゴリー、3DCGキャラクターカテゴリー、AIアートキャラクターカテゴリーの3部門、参加対象は18歳以上のIPキャラクターデザイナーで且つ世界を目指すアジアのクリエイター、参加費は作品1点につき1万円です。

 

2Dキャラクターイラストカテゴリーは、オリジナルキャラクタークラスと公式キャラクター「太平猫」との連動デザインクラスの2つに細分化されます。AIアートキャラクタークラスについては、知的財産権に関する措置が定められ、AIアート作品は「t2i(テキストからイメージ)」に限られます。製作時には「スペル(テキスト)」イメージを証拠として提出する義務があり、著名なアーティスト、アニメ制作会社、有名人の名前が含まれる作品は受け付けられません。

本コンテストに応募した全ての参加者は、参加証明書が付与され、またすべての作品は公式ウェブサイト上に展示され、作品紹介以外にも、自身のSNSアカウントと紐付けることも可能です。上位4人に選ばれた受賞者は3万円の現金賞と特別な賞状を受け取ることができます。上位入賞した約100点の作品は東京にあるリアル展示会場に展示され、また企業がIPビジネス等の商品コラボを希望する場合、主催者側も間に立ちビジネス交渉をサポートします。

スポンサー特典としては、IPコンテスト公式ウェブサイトにスポンサー企業の名称とロゴを掲示、また共催団体である株式会社アジア太平洋観光社が発刊する雑誌やWebメディアにスポンサーの広告を掲載します。スポンサー費用は100万円、特別協力スポンサー費用は150万円です。スポンサーの代表は本IPコンテストの審査委員に選定され、特別協力企業には全参加者を対象に行われるアンケートデータの共有、広告メールの送信、またスポンサー企業紹介時のキャッシュバックなどの特典があります。

説明会終了後、会場では交流会が開催されました。有限会社ポテトハウスクリエイティブの取締役プロデューサーで本IPコンテスト実行委員会副会長の横山豊氏が乾杯の発声を行いました。横山氏は「日本と中国のIPデザイナーやビジネスマンが一堂に会し、アジアのIPデザインコンテストを共同で計画することは、大変めでたいことであり、何事も一歩を踏み出せば未来はさらに明るくなる」と話しました。

 

説明会に参加した日中両業界の関係者は、本コンテストに強い関心を示し、多くのビジネスマンが、AIと仮想通貨の時代におけるIPライセンス事業はこれまでにない幅広いビジネスの可能性を示していると述べ、主催者と一緒に日中IP産業を牽引し、美しい未来を共同で作り上げたいと話しました。

厦門の悠哒喀文化伝播有限公司の総経理、林碧華氏は本説明会の開催を記念した電報を送り、ASIA IP CONTESTのスポンサーになることを発表しました。林総経理は、本IPコンテストのプラットフォームが各地の優れたデザイナーにチャレンジする機会を提供し、成功する機会を掴み取ってもらえること、またデザイナーたちの社会的地位を向上させ、ビジネスチャンスを創出に繋がることを祈っていると文面で述べられた。

公式アカウント: https://www.ipcon-acg.com/

 

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