写真界の次世代を担う若手を応援する 第25回写真「1_WALL」展
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:出木場 久征)が運営するギャラリー、ガーディアン・ガーデンでは、個展開催の権利をかけた公募展、第25回写真「1_WALL」展を開催します。
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第25回写真「1_WALL」展について
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ポートフォリオ審査による一次審査と、一対一で審査員と対話をする二次審査を通過したファイナリスト5名が、一人一壁面を使って作品を発表するグループ展です。会期中に開かれる公開最終審査会で、ファイナリストによるプレゼンテーションの後、審査員による議論を経て、グランプリが決定します。グランプリ受賞者には、1年後の個展開催の権利と、個展制作費30万円が贈られます。
建て替え予定の実家を舞台に、空間の喪失と忘却への抵抗を映像にした阿部修一郎。生まれ育った和歌山の村の文化や姿と向き合い撮影する事で、社会の在るべき姿を問いかける岡崎ひなた。自身が暮らす三重の山神信仰と風景の関係性を、聞き取りと撮影によって探る荻野良樹。地元中国北西部の急速な経済発展により形成された、都市と砂漠の矛盾を孕んだ景観を捉える昝家祺。社会との感覚の揺らぎに着目し、何気ない日常の細部に現れる自己の一面をポートレートで記録する本吉映理。以上5名による展示です。
なお、2009年よりこれまで開催してきた「1_WALL」は、本展の第25回をもって終了いたします。最後の「1_WALL」展、ぜひ会場に足をお運びいただければ幸いです。
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審査員 五十音順・敬称略
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小原真史(キュレーター)
IZU PHOTO MUSEUM 研究員として荒木経惟展、宮崎学展、増山たづ子展などを担当。そのほか「イッツ・ア・スモールワールド 帝国の祭典と人間の展示」展がある。監督作に「カメラになった男 写真家中平卓馬」。重森弘淹写真評論賞、日本写真協会賞学芸賞などを受賞。東京工芸大学准教授、神奈川大学ほか非常勤講師。
須山悠里(デザイナー)
1983年生れ。主な仕事に、エレン・フライス『エレンの日記』(アダチプレス)、鈴木理策『知覚の感光板』(赤々舎)、「長島有里枝 そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。」(東京都写真美術館)、「マーク・マンダース―マーク・マンダースの不在」(東京都現代美術館)など。
高橋朗(PGIギャラリーディレクター)
1976年千葉県生まれ。平木収氏に師事。在学中、東川町国際写真フェスティバルにボランティアとして参加。2003年から2010年まで同フェスティバル現場制作指導/アシスタントディレクターを務める。1998年からPGIにて写真の保存・展示業務に携わる。現在PGIのディレクターとして展覧会の企画運営を担当。
津田直(写真家)
1976年神戸生まれ。世界を旅し、ファインダーを通して古代より綿々と続く、人と自然との関わりを翻訳し続けている。 2001年より国内外で多数の展覧会を中心に活動。 作品集に『SMOKE LINE』、『Storm Last Night』(共に赤々舎)、 『Elnias Forest』、『やがて、鹿は人となる/やがて、人は鹿となる』(共にhandpicked)など。大阪芸術大学客員教授。
野口里佳(写真家)
1971年生まれ。さいたま市出身。那覇市在住。1992年より写真作品の制作を始め、以来国内外で展覧会を中心に活動。近年は現代美術の国際展にも数多く参加している。東京国立近代美術館、国立国際美術館、グッゲンハイム美術館、ポンピドゥセンターなどに作品がコレクションされている。
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出品作家 五十音順・敬称略
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阿部修一郎 Shuichiro Abe
1996年生まれ。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。
「Hear the Place Sings」
何かが失われようとしている。しかしいったい、何が?
建て替え予定の実家を舞台に撮影された本作は、やがて訪れる空間の喪失と、それに伴う忘却への抗いである。
岡崎ひなた Hinata Okazaki
2002年生まれ。日本写真映像専門学校写真コミュニケーション学科写真表現コース在籍。
「水面にカゲロウ」
近代化が進む中、今まで私たちの周りにあった何かが消えようとしています。
私たち日本人の中にある忘れてはいけないものをもう一度見直す必要があるのではないでしょうか。
荻野良樹 Yoshiki Ogino
1987年生まれ。
「黄色い砂を探して」
山から下りた山神はどこに宿るのか。
山神が祀られている地域で、聞き取りと撮影を行い信仰と風景の関係性を探る。
昝家祺 Zan Jiaqi
1995年生まれ。東京造形大学大学院デザイン研究領域在籍。
「Desert City」
中国北西部の急速な経済発展により、人々が農村から新しい大都市へ移住させられました。新しい都市の端にある半砂漠の風景は、矛盾を孕んだ現代社会の景観でもあります。
本吉映理 Eiri Motoyoshi
1986年生まれ。日本体育大学卒業。
「is becoming」
目にしたとしてもすぐに通り過ぎてしまうことのできる取り留めのない日々は、
私や彼らが確かに一つずつ選び続けた意思と、その重なりの先にあるものなのだ。
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展覧会概要
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名称:第25回写真「1_WALL」展
会期:
2022年8月23日(火)~ 9月17日(土)11:00~19:00 日曜休館 入場無料
公開最終審査会:
2022年8月31日(水) 18:00~20:30
ライブ配信・要予約
詳細はWEBをご確認ください。
当日のギャラリー開館は17:30までとなりますのでご了承ください。
主催・会場:
株式会社リクルートホールディングス リクルートクリエイティブセンター ガーディアン・ガーデン
〒104-8227 東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1F
TEL 03-6835-2270
WEB:http://rcc.recruit.co.jp/gg/
ご来場時のお願い:
入口での体温測定、手指消毒、マスクの着用、ご来場者同士の社会的距離2mの確保にご協力をお願いいたします。37.5℃以上の発熱、咳・咽頭痛、全身倦怠感などの症状がある方は来場をお控えください。お越しいただくまでの移動の際も感染予防に努めていただきますよう、ご協力をよろしくお願いいたします。
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「1_WALL」審査の流れ
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一次審査(ポートフォリオ審査)
ポートフォリオで20名を選出。
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二次審査(ポートフォリオレビュー)
ポートフォリオを介して審査員と一対一で対話。5名を選出。
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「1_WALL」展
二次審査を通過した5名によるグループ展。
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公開最終審査会
「1_WALL」展会期中に、グランプリを決定する最終審査会を公開で開催。
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グランプリ受賞者個展
1年の制作期間を経て、ガーディアン・ガーデンで個展を開催。
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【本件に関するお問い合わせ先】
https://recruit-holdings.co.jp/support/form/
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