第22回「中国音楽コンクール」が6月12日に円満に閉幕、中国音楽の芸術を通して日中交流の架け橋を

2022年6月12日、NPO法人国際音楽協会が主催する第22回「中国音楽コンクール」が神戸中華会舘7階東亜ホールで開催された。新型コロナウイルスの蔓延により、オンラインでの観覧形式となった。日本トップニュース・ライブルームとYouTubeによって全世界に向けてオンラインによる生配信を行い、延べ3500人が視聴した。4歳から90歳以上の幅広い年齢層に及ぶ33組のファイナリストが同じ舞台で決勝戦を競い合い、華々しいオンライン音楽コンクールを展開した。

▲コンクールの生配信ポスター

会場は緊張感あふれる熱気に包まれ、出場者の表現スタイルも多種多様。内容はさらに個性的で観る人を驚かせた。深い情に満ちた合唱や歌、ピアノの演奏から中国音楽の伝統的特色に満ちた古筝、馬頭琴、二胡、琵琶など民族楽器の演奏が披露され、それぞれ情熱的な『金蛇狂舞』の合奏、美しくのびやかな『茉莉花』の合唱、異国情緒あふれる『阿美族舞曲』の二胡演奏など、出場者は一つ一つの音符に中国音楽への愛と美しい未来をたくし、ハイレベルで格調高く、質の高い中国音楽の宴を作り出していた。それは、審査員やオンライン視聴者を魅了し、コンクールをしだいにクライマックスへと導いた。

▲神戸中華同文学校『金蛇狂舞』

ファイナリストの演奏が終わると、専門家の審査員6名――張文乃氏(NPO法人国際音楽協会理事長、審査委員長)、川岸勝子氏(NPO法人国際音楽協会副理事長、元大阪音楽大学ピアノ科講師)、文暁鈴氏(NPO法人国際音楽協会副理事長)、永井和子氏(大阪音楽大学名誉教授)、張述洲氏(NPO法人国際音楽協会副理事長、神戸中華同文学校名誉校長、)、葉衛陽氏(日本中華文学芸術家連合会会長)――が公平公正かつ厳正な採点により審査を行った。

▲会場の審査員

熾烈な戦いを経て、最終的な受賞者は以下の通り。

▲最終的な受賞者リスト

コンクール終了後、入賞者発表を経て、受賞者演奏会が上演され、事前に申し込みをした観客が来場し、会場は満席になった。演奏会の開幕に伴い、演奏者の緩急のこもった演奏は、それぞれの賞を受けるにふさわしい実力と非凡な才能を存分に示し、観客に感動を与えた。

▲受賞者の演奏会

最後に観客の期待を集めながら授与式の幕が上がり、受賞者は次々と授与と審査員との記念撮影にのぞんだ。輝きと熱気に包まれて第22回「中国音楽コンクール」は円満に幕を閉じた。

▲特等賞受賞者
▲金賞受賞者
▲銀賞受賞者
▲銅賞受賞者
▲努力賞受賞者

在日華僑音楽家の張文乃氏が理事長となり創設されたNPO法人国際音楽協会(前身は在日華僑音楽家協会)が主催する「中国音楽コンクール」は、1999年に初めて開催された。コンクールの目的は中国音楽を通じて隣人である日本と中国の友好関係を築き、世界各国の中国音楽愛好家に音楽交流と音楽鑑賞、音楽演奏という貴重な機会を提供することであり、20年余りにわたり中国音楽によって世界平和への願いと国や民族を超えた相互理解を目的として、活動を続けている。

▲NPO法人国際音楽協会

NPO法人国際音楽協会が主催する第22回「中国音楽コンクール」は、国籍も年齢も様々な中国音楽の愛好家33組が集結。演奏者は美しく心を動かす旋律で観客に最大限の音楽体験をもたらし、中国音楽の独特な魅力を伝えるとともに、全世界の中国音楽愛好家を結び付け、日中文化交流に堅固な橋を架けた。コロナ禍の暗雲が垂れ込めるなかでも音楽は人の心を癒すと実証された。

▲コンクールでの記念撮影

最後にコンクール生配信の再放送QRコードを添付。スキャンして再放送をご覧いただき、比類なきオンライン音楽の宴を共に楽しめる環境を提供。

▲日本トップニュースプラットフォーム
▲YouTube

主催 NPO法人国際音楽協会

後援 中華人民共和国駐大阪総領事館 兵庫県 神戸市 

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兵庫県広東同郷会

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