「寧波-東京海外高度人材懇談会」国境を越えた協力の新章を開く
2023年6月7日(水)14:00-16:30に、ANAインターコンチネンタルホテル東京で「寧波-東京海外高度人材懇談会」が行われた。参加者は寧波側代表以外にも、在日中国大使館や日本・中国企業、民間団体関係者、中国人留学生代表など、合計100名が会場に集った。
中国・国家統計局は5月19日、2021 年の「非私営企業(国有企業、集団企業、共同経営、株式会社、外商投資企業、香港・マカオ・台湾投資企業を含む)」の平均賃金(社会保険・住宅積立金の個人積立分を含む税込み額)を発表した。非私営企業全体の1従業員当たりの年間平均賃金は10万6,834元で、前年比は名目ベースで9.7%増、物価変動要因を加味した実質ベースで8.6%増となった。企業形態別では、金額が最多だったのは外商投資企業(香港、マカオ、台湾企業を含まず)で前年比12.4%増(名目ベース、以下同)の12万6,019元。次いで株式会社が12.4%増の12万1,594元、国有企業が6.9%増の11万5,583元、香港、マカオ、台湾系企業が13.9%増の11万4,034元だった。 ■東部と他地域の差拡大 エリア別では東部(北京、天津、河北、上海、江蘇、浙江、福建、山東、広東、海南)と他の地域の差が鮮明となった。東部は10.4%増の12万4,019元で、伸び率、金額ともに最も高い水準。唯一全国平均を上回った。一方、西部(内モンゴル、広西、重慶、四川、貴州、雲南、チベット、陕西、甘肃、青海、寧夏、新疆)は7.9%増の9万4,964元、中部(山西、安徽、江西、河南、湖北、湖南)は9.4%増の8万5,533元、東北(遼寧、吉林、黒竜江)は7.7%増の8万3,575元にとどまった。 ■業種別では情報技術系がトップ 業種別では、金額ベースでトップは情報送信・ソフト・情報技術サービスで13.5%増の20万1,506元。次いで、科学研究・技術サービスが8.5%増の15万1,776元、金融が13.1%増の15万843元と続いた。これら3業種の賃金はそれぞれ全国平均を89%、42%、41%上回っている。 このほか石炭などのエネルギー価格の高騰を背景に採鉱が12.2%増の10万8,467元。製造業の回復を受けて製造業は11.7%増の9万2459元。新型コロナウイルス流行を契機に非接触型サービスが拡大した宿泊・飲食は9.8%増の5万3,631元。いずれも伸び率は平均を上回った。 一方、伸びが低かったのは水利・環境・公共施設管理で3.0%増の6万5,802元。このほか、教育が4.6%増の11万1,392元、文化・スポーツ・娯楽が4.7%増の11万7.329元となっている。
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