「花好月円」中秋の夕べがミャンマーヤンゴンで開催 中国ミャンマーのアーティストが共演、両国の文化や「胞波」の友情をアピール

28日の夜、中国伝統祭り中秋の明月の前夜、雲南省人民政府新聞弁公室および雲南省人民対外友好協会が共同で、2023年「花好月円」国境を越えた中秋の夕べをミャンマー最大の都市ヤンゴンで開催された。中国やミャンマーから50人余りのアーティストが、素晴らしいパフォーマンスを披露し、悠久な歴史を持つ両国の豊かな伝統文化を手を携わって表現し、千年にわたる「胞波」（パウッポー、兄弟）の友情を謳った。

「花好月円」中秋の夕べがミャンマーヤンゴンで開催

東方宮というヤンゴンにある中国風の劇場。舞台のはじめに、ダンス「彩雲追月」が登場したら、直ちに「月の光が人間の世界に満ち、永遠な安らぎをもたらす」と言われるほど美しい場面が現わした。ミャンマー各界の代表者らと中国雲南代表団のメンバーらが千人以上一堂に集まった。この国境を越えた中秋の夕べは、ミャンマーにお届けする2023年「花好月円」中秋の名月を祝う文化交流活動の中で最も重要なイベントであり、新型コロナウイルスのパンデミック後、中国がミャンマーで開催した初めての大規模な文化芸能イベントとなった。

中国ミャンマーのアーティストが共演

中国とミャンマーは山が連なり、両国の人々の友好的な交流は千年にわたり続いてきている。ミャンマーと隣接している雲南省は、中国とミャンマーの間の重要な通路になっている。長い間、両国の経済、文化、民間の往来がこれによって頻繁に行われています。

「月が出て明るく輝く、私の兄を深い山にいることを思い出す」。このような「東方の小夜曲」ともいわれる『小河の流れ』の歌が響いたにつれて、中国のダンサーが踊り始め、その瞬時全場の視線が引きつけられた。この歌は、雲南の「馬帮文化」に関する悲しい愛の物語を語っている。雲南の馬帮は、数百年前から南西のシルクロードを通じてミャンマーへと交流しながら、商売をし続けてきている。

中国ミャンマーのアーティストが共演で友情をアピール

「私は江の頭に住んでいて、あなたは江の尾に住んでいる。互いの情は無限であり、共に一つの江の水を飲む。」『共に一つの江の水を飲む』というこの詩は、1956年に当時の陳毅・中国国務院副総理がミャンマーを訪問した際に作成された詩『ミャンマーの友人に贈る』から改作され、中国とミャンマーの兄弟の友情が川のように永遠に流れ、絶えず続くことを賞賛している。

この度、再編成された『共に一つの江の水を飲む』は、中国とミャンマーのアーティストの共演により登場した。その美しい歌声がコンサートホールで響き渡り、多くの観客が自然に斉唱し始めた。

2023年「花好月円」中秋の名月を祝う文化交流活動

両国のアーティストたちがミャンマーの国宝級ダンス『木偶舞』や、ダンス『ミンガラーバー』や、フルシの演奏『竹林の深いところ』や、民族楽器オビの演奏『マンダレーの花』や、ミャンマーのダンス『愛の出会いの物語』など、中ミャンマーの文化特色を持つ素晴らしいプログラムを次々と出した熱演で、会場も盛り上がり、感動も最頂点に達した。

現場ではまた、ショートフィルム『私はミャンマーで仏塔を修復した』が注目を浴びた。この短編映画は、中国の専門家チームがミャンマーの「万塔の街」バガンにて地震に損害を受けたタビンユ仏塔を修復する感動的な話を語り、数年間の文化遺産保護援助活動中に結びつけた中国とミャンマーの友情を描いている作品だ。

美しい歌声がコンサートホールで響き渡った

2023年「花好月円」中秋の明月文化交流イベントは、9月25日から10月1日までミャンマーの多くの場所で開催される予定。中には、「雲南という生活」写真展や、2023年「花好月円」国境を越えた中秋の明月夕べ（ヤンゴン会場、マンダレー会場）や、2023年「花好月円」国境を越えた中秋の明月文化芸能舞台（マディ島会場）などが含まれている。主催者は一連のイベントによってミャンマーの人々及び華僑華人に楽しい中秋の祝福をお届けし、中国とミャンマーの伝統的な「胞波」の友情を讃え、両国の包括的な戦略的パートナーシップを深化し、文化の交流と相互作用を強化するとしている。（終）