「美しい中国・七色雲南」文化交流シリーズイベントがカンボジアのプノンペンで開催
8月28日夜、カンボジア首都プノンペン市に流れているメコン河。その畔にあるダイヤモンド島のオペラハウスで「美しい中国・七色雲南」文化交流シリーズイベンの開幕式が行われました。
王文天・中国駐カンボジア大使が出席し、挨拶した。王大使は、中国とカンボジアは長い交流の歴史を有す緊密かつ特殊な関係にあり、とりわけ国交樹立65周年以来、一貫して互いに助け合い、苦難を共にしてきた両国の関係は国際情勢の変化の試練を経て、ますます堅固になり、両国の国民が手を携えて新型国際関係を構築し、人類運命共同体の構築においてもモデルになったと述べた。洪マネ・カンボジア新首相の指導の下で、カンボジアは繁栄富強の新たな道のりを歩み、中国・カンボジア関係も新たにさらなる発展を迎え、両国と両国人民により幸福な生活をもたらし、地域ひいては世界の平和的安定と発展にも新たな貢献をすると信じていると、王大使は引き続き述べ、雲南省は中国の原住民族の種類が最も多い省であり、風景が美しく、資源が豊富で、民族の調和がとれており、「七色雲南」と呼ばれている経済発展が著しいエリアだと紹介した上、今晩の文芸公演は雲南民族の風情に満ちた歌舞ショーだけでなく、カンボジア芸術大学からもカンボジア伝統芸術ショーがあり、中国とカンボジアのそれぞれの伝統民族文化の情熱があふれている盛大な宴であり、期待に値すると祝辞を送った。
オンセビソ・カンボジア副首相兼内閣弁公庁大臣が出席し、挨拶した。オンセビソ氏は中国はカンボジアの親友であり、カンボジアの民族文化遺産の保護と社会経済の発展を推進することに絶えず支持してくれていると紹介し、ここ数年来、両国による「一帯一路」の共同建設はカンボジアのインフラ、経済貿易・投資、交通などの分野の発展を促進し、両国国民のために協力の機会を創造し、増加させ、互恵を実現したと述べた上、両国の友情が永遠に続くことを願がっていると祝辞を送った。
夜に上演された中国・カンボジア国交樹立65周年記念の「水を縁とする」文芸パーティーは「共に同じ川の水を飲む」「共に家族を築く」「共に歩く」という3つの章に分かれている。中国雲南省およびカンボジアから来た芸術家はダンス、歌、楽器演奏など多くの形式により、「中華伝統文化の趣、雲南民族の風情、中国・カンボジア文化芸術の融合」と特色を持つすばらしい演出を現場の観客に捧げ、3000席満席のオペラハウスで、観客から絶大なる拍手かっさいを博した。
7日間にわたるシリーズイベントには、カンボジアのプノンペン市、シャム州で開催される「雲南という生活がある」写真展、「雲南の招待状を送ってきた人」文化観光プロモーションのイベントや、「風のある場所に行く」中華文化体験日や、「目と微笑み」――中国(雲南)・カンボジア(シェムリアップ)文化財の源探しと保護利用交流会などが含まれる。
2023年は中国・カンボジア国交樹立65周年と「中国・カンボジア友好年」であり、「一帯一路」構想の共同建設提案10周年の節目の年でもある。在カンボジア中国大使館、カンボジア文化芸術部、中国雲南省人民政府が共同主催し、雲南省人民政府新聞弁公室、雲南省人民政府外事弁公室が共催したこの文化交流シリーズイベントは、中国・カンボジア両国の文化交流、文明互鑑をさらに強化し、中国・カンボジアの間に「鉄棒」のような友情を新たな意味で示そうとしている。