日中平和友好条約45周年を記念、二胡奏者の張濱さん8月に演奏会を東京で開催
日中平和友好条約締結45周年を記念し、名古屋をはじめ国内外で活躍する中国の二胡にこ奏者張濱チャンビンさん(55)が8月17日、東京・上野の国重要文化財「旧東京音楽学校奏楽堂」で、「張濱二胡音楽会2023東京公演」(東京新聞など後援)を開く。昨年の日中国交正常化50周年に続く東京での記念公演となる。
日本と中国は古より多分野における交流を重ねてきた一衣帯水の隣国です。両国の人的交流は、多角的に相乗効果を生み出し、まさに世界をつなぐ源泉といえます。《山川異域 風月同天》の精神を携えた日中両国は、ポストコロナ新時代を牽引し、世界をつないでいきます。【文化】とりわけ【音楽】は言葉の壁を越えた、人類の心の媒介です。中国が誇る民族音楽、それはシルクロードの終着点・奈良や、沖縄などへたどり着き、現代の“二胡”ブームに至るまで、長い年月をかけて日本列島の隅々にまで浸透し感動をもたらしました。2023年8月12日、日中平和友好条約締結45周年を迎えます。日本における二胡文化の振興に半生をかけてきた、旅日二胡演奏家 張濱による両国の和と美を融合した音楽を、日本の由緒ある音楽ホールにて開催いたします。
二胡奏者の張濱さんは中国遼寧省出身。国立南京前線歌舞団で活躍。1992年来日。名古屋芸術大学、愛知県立芸術大学留学。2000年、二胡初の芸術ビザ取得。愛知万博二胡大合奏の後、「桜二胡音楽会」を徳川園で毎年開催。上海万博のほか天津、北京、南京など中国各地で友好音楽会を主催し、その活動はCCTV、人民日報、新華社など中国メディアで多数紹介される。2015年上海総領事表彰。名古屋観光文化交流特命大使、江蘇省海外聯誼会常務理事など日本と中国の架け橋として活躍中。特定非営利活動法人チャン・ビン二胡演奏団理事長。チャン・ビン二胡スクール主宰。中国音楽家協会二胡学会特邀理事。名古屋芸術大学客員教授。
重要文化財:日本最古の洋式音楽ホール『旧東京音楽学校奏楽堂』について
東京藝術大学音楽学部の前身、東京音楽学校の校舎として、明治23年(1890)に建築され、日本における音楽教育の中心的な役割を担ってきました。音楽ホールは、かつて瀧廉太郎がピアノを弾き、山田耕筰が歌曲を歌い、三浦環が日本人による初のオペラ公演でデビューを飾った由緒ある舞台です。また、今年2023年は瀧廉太郎没後120周年に当たり、数々の記念演奏会が催されています。
公演概要
公演名 日中平和友好条約締結45周年記念 張濱二胡音楽会2023東京公演
開催日 2023年8月17日(木) 開場18:00 開演18:30
場 所 重要文化財:旧東京音楽学校奏楽堂 台東区上野公園8番43号
主 催 特定非営利活動法人チャン・ビン二胡演奏団
後 援 中華人民共和国駐日本国大使館文化部 中国文化センター
(公社)日本中国友好協会 (公財)日中友好会館 (一社)日中国際文化芸術交流協会
東京新聞 (株)大富 名古屋芸術大学 (NPO)日本二胡振興会 他
企画制作 チャン・ビン音楽企画
入場料 全席指定 5,000円
入場予定 300名
特定非営利活動法人チャン・ビン二胡演奏団
事務局:北國 谷
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TEL052-763-1082
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