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ファーウェイ、世界の遠隔地の1億2,000万人の人々をデジタル世界とつなげる、ITUによるグローバルでの宣誓に調印

ファーウェイ会長のLiang Huaは、ファーウェイ主催2022年サステナビリティフォーラムである「Connectivity+: Innovate for Impact」(コネクティビティ+:世界を変える力を持つインパクトを生み出すためのイノベーション)で当決定について発表しました。同フォーラムでは、いかにしてICTイノベーションが、ビジネスとコネクティビティのもつ社会的価値を解き放ち、デジタル経済の時代におけるサステナビリティを飛躍させることができるかについて模索しました。

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ファーウェイ、適切なシナリオのための適切なテクノロジーを見つけるためのイノベーティブなソリューションを立ち上げ

[タイ、バンコク-2022年9月20日]HUAWEI CONNECT 2022 Bangkok(ファーウェイ・コネクト2022バンコク)の2日目、ファーウェイは、適切なシナリオのための適切なテクノロジーを見つけることにより、産業デジタライゼーションを加速させる各種イノベーティブなインフラソリューションの立ち上げを発表しました。産業界のステークホルダーが一堂に会し、「Innovative Infrastructure to Unleash Digital」(デジタルの力を解き放つイノベーティブなインフラ)をテーマに議論を繰り広げ、未来の方向性と産業界のデジタライゼーションの機会を模索しました。各種業界がデジタルを開拓する際の試練について分析し、ファーウェイは、その技術的強みによりこうした試練に対処するための支えとなるソリューションを紹介しました。  同イベントでは、ファーウェイが同社のグローバルパートナー発展プログラムである「Huawei Empower Program」(ファーウェイ・エンパワー・プログラム)の立ち上げを発表しました。このプログラムは、ファーウェイのパートナーがその顧客に対しより優れたサービスを提供するための3種類の能力である、デジタルトランスフォーメーションコンサルおよびプランニング、プロダクトおよびポートフォリオの専門性、そしてソリューション開発の構築を支援するものです。 適切なシナリオのための適切なテクノロジー:デジタライゼーションの完成あと一歩までの道のりをより易しいものに  ファーウェイ法人事業部の責任者であるRyan Dingは、「Empowering Industry, Creating Value」(産業界に力をもたらし、バリューを創り出す)と題した基調講演で、次のように述べています。「デジタルトランスフォーメーションが企業をより深くに渡り支援するほど、絶え間なく変化を続ける世界に対するより優れた適応が実現します。ファーウェイは、当社パートナーと密接に協力し、適切なシナリオのための適切なテクノロジーを探求し、お客様のデジタルトランスフォーメーションの進化を支え、デジタルの持つ力を解き放っていきます。」  Dingは、ファーウェイはそのコネクティビティ、コンピューティング、クラウドテクノロジーを活用し、パートナーと協力しながら現在進行中の産業界のイノベーションおよびマルチテックシナジーを推進しており、多様な顧客ニーズのためにシナリオベースのソリューションを生み出しているとしています。Dingはさらに、これによりさらに大きな価値を生み出し、顧客がデジタルトランスフォーメーションの「あと一歩」のところまでたどり着くのを容易にしていると付け加えました。 ファーウェイ法人事業部責任者、Ryan Ding デジタルの力を解き放つための核となるイノベーティブテクノロジーとより強固なインフラ  ファーウェイ法人事業部の副責任者であるBob Chenは、適切なシナリオのための適切なテクノロジーを見つけ出すことにとってのマルチテックシナジーの重要性を論じました。Bob Chenは「Innovative Digital Infrastructure Accelerates Digital Transformation」(イノベーティブなデジタルインフラがデジタルトランスフォーメーションを加速させる)と題した基調講演で、次の通り述べています。「デジタルトランスフォーメーションの核となるのはデータであり、データ取り込み、転送、保存、分析が主要なステップとなります。ファーウェイは、エンド・ツー・エンドデータプロセッシングを支えるフルスタックな製品と製品ポートフォリオを提供し、お客様のデジタルトランスフォーメーションを加速させていきます。」  データコネクティビティ、転送、保存がこのプロセスの重要な3要素になります。  データコネクティビティについて、ファーウェイはCloudFabric、CloudWAN、CloudCampusなどのインテリジェント・クラウドネットワーク・ソリューションをアップグレードさせています。同ソリューションでは、産業界のお客様に簡単、俊敏、そしてシンプルにまとまったエクスペリエンスを提供し、デジタルの力を解き放つための堅固なデータ基盤の構築を支えます。  データ転送に関して、産業界の生産性を再構築するため、ファーウェイは各種産業による第5世代固定ネットワーク(F5G)の展開の適用方法を模索してきました。完全光学運用向け、完全光学産業ネットワーク、完全光学キャンパス、完全センシングのための各種新製品とソリューションをリリースしてもいます。  データストレージに関して、ファーウェイは生産、トランザクション、データ分析、データ保護、企業によるデータの最大限の活用など6つの主要データ利用シナリオのためのデータセントリックかつ信頼のできるストレージ基盤の構築に取り組んでいるとしています。 ファーウェイ・エンパワー・プログラム:グローバルパートナーのための、繁栄するするデジタルエコシステムの構築  ...

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中国国外初のHUAWEI CONNECT開催ファーウェイ・クラウドイノベーションがグローバルに広がる

※ 本参考資料は2022年9月19 日(現地時間)にタイ・バンコクで発表されたプレスリリースの翻訳版です。 【タイ・バンコク、2022年9月19日】HUAWEI CONNECT 2022は本日バンコクで開幕しました。ファーウェイの輪番会長胡厚崑(ケン・フー)が、「Unleash Digital」(デジタルの力を解き放て)と題した基調講演を行いました。ファーウェイ・クラウドCEOの張平安が、インドネシアとアイルランドで新しいリージョンの立ち上げと「Go Cloud, Go Global」(クラウドで、グローバルへ)エコシステムを構築する計画を発表し、Everything as a Service(あらゆるものがサービスとなる)へのコミットメントを再確認しました。ファーウェイ・クラウドのグローバルマーケティング&セールスサービス社長の石冀琳(ジャクリーン・シー)が、ファーウェイ・クラウドがクラウドネイティブ、AI開発、データガバナンス、デジタルコンテンツ、ソフトウェア開発、MacroVerse aPaaS(サービスとしてのアプリケーションプラットフォーム)などの分野における15以上のイノベーションをグローバルで立ち上げると発表しました。  胡厚崑(ケン・フー)は、デジタル化やインテリジェント化などデジタル・スマート・テックこそが、人間社会が向かう最も確な未来の方向であるため、組織は飛躍的な発展を遂げるためにクラウドを取り入れるべきだと強調しました。ファーウェイ・クラウドは240以上のサービスと5万以上のAPIを統合し、最新のAI、アプリケーション開発、ビッグデータ技術や開発ツールをクラウドに導入しています。ファーウェイ・クラウドのイノベーションと専門知識により、より多くの組織がより早く、より良くクラウドに移行できるようになります。  ファーウェイ・クラウドは、世界のどこからでも50ミリ秒以内にアクセスできる単一のグローバル・ネットワークの構築に取り組んでいます。企業はもはや独自のデータセンターを構築する必要はありません。ファーウェイ・クラウドはインドネシアとアイルランドで新しいリージョンを立ち上げる予定です。今年末までに、ファーウェイ・クラウドは29のリージョンと75のアベイラビリティ・ゾーン(AZ)を展開し、170以上の国や地域をカバーする予定です。 張平安はまた、「Go Cloud, Go Global」(クラウドで、グローバルへ)計画を発表しました。Everything as a Service(あらゆるものがサービスとなる)に焦点を当て、ファーウェイ・クラウドは170以上の国と地域向けのサービスで得た地域別のローカライズの経験や、主要地域のビジネスと産業に対する洞察を共有し、その技術とソリューションをグローバル・エコシステムに貢献します。このような取り組みは、より多くの企業がクラウドをより良く利用し、グローバル化をより成功させるのに役立つでしょう。 ファーウェイ・クラウドは、グローバル・デジタル・エコシステムを構築するために、「by local, for local」(地元による、地元のための)というアプローチを堅持しています。今後3年間で、ファーウェイ・クラウドは世界で少なくとも1万社の有望な新興企業をサポートし、コストの最適化、技術支援、起業家教育、その他のビジネスリソースを含むサポートを提供します。アジア太平洋地域では、すでに120社以上の企業がファーウェイ・クラウド・スタートアップ・プログラムに参加しています。  ファーウェイは、クラウド上のイノベーションを実現するために、業界をリードするプラットフォームにも磨きをかけています。石冀琳(ジャクリーン・シー)は講演で、CCE ターボ、Ubiquitous Cloud Native Service(UCS ユビキタス・クラウドネイティブサービス)、Pangu wave(盤古海浪)モデル、DataArts...

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ファーウェイとアップルがスマホの新機種発表~ファーウェイの巻き返しなるか

華為(ファーウェイ)とアップルが相次いでスマホの新機種を発表した。スマホ市場でシェアを落としているファーウェイがハイエンドの新機種で巻き返しを図れるのか注目されている。 ■ファーウェイは中国版GPS「北斗」に対応、アップルはMini投入なし ファーウェイは9月6日、Mate 50シリーズの「Mate 50 Pro」を発表した。中国版全地球測位システム(GPS)「北斗」に対応した初めての機種。地上でキャリアネットワークに接続できない場合でも、「北斗」を利用して緊急のメッセージなどを送信できる機能を追加した。 続いてアップルは米国時間9月7日にiPhone 14シリーズを発表。今回は、ローエンドのMiniモデルは投入せず、よりハイエンドのiPhone 14 Plusを投入した。また、ファーウェイの「北斗」の衛星通信技術に匹敵する「衛星SOS緊急連絡機能」も備えている。 ■拡大する中国のハイエンドスマホ市場 スマホ全体の販売が落ち込む中国だが、ハイエンド機種(卸売価格が400米ドル以上)に限ってみると、シェアが拡大している。Counterpointのデータによると、中国のスマートフォン市場でのハイエンド機種のシェアは2021年第2四半期の31%から2022年第2四半期には33%に拡大。さらに、ハイエンド機種に限定した価格別のシェアをみると、1,000米ドル以上の機種のシェアは同8%から20%へと大幅に拡大。600米ドルから799米ドルの機種のシェアは23%から29%に拡大している。 ハイエンドスマホ市場で先頭を走っているのはアップルだ。22年第2四半期の中国のハイエンドスマホ市場でのシェアは、トップがアップルで46%を占める。次いで、vivoが13%、ファーウェイが11%、栄耀(Honor)が9%、小米(シャオミ―)が8%と続く。 こうしたハイエンドスマホ市場において、ファーウェイは巻き返しを図ることができるのか。IT専門調査会社・IDC中国のシニアアナリストによると、「Mate 50シリーズ」は人気で予約も好調。ハイエンド市場でのファーウェイのブランド力の高さや、2世代前のMateユーザーの買い替えサイクルに差し掛かっていることは、ファーウェイの販売を押し上げる要因になり得るという。 ■中国のスマホメーカー、ハイエンド化に対応 無論、ファーウェイのみならず、他の中国のスマホメーカーも様々な対応をし、製品の付加価値を高めている。ファーウェイのほか、栄耀(Honor)、vivoは今年に入り最新の折りたたみ式スマホを発売した。また、小米(Xiaomi)は自社開発チップ「澎湃C1/G1/P1」を投入。OPPOは自社開発の画像処理に特化したチップを投入し、チップは「Find X5」シリーズと「Reno 8」シリーズにそれぞれ搭載。大規模な実用化を進めている。 今後、中国のスマホメーカーは製品力の向上だけでなく、サービスや販売チャネルの拡充、ブランド力の強化など総合的な競争力を引き上げてハイエンド化路線を歩むとみられている。ファーウェイのハイエンドスマホ市場での動向とともに、中国のスマホメーカー全体の勢力図がどのように変わるのか、注目される。

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アジア太平洋の若者120人のICT学びのイベント、講師には日本人も―ファーウェイ

タイのバンコクで19日、華為技術(ファーウェイ)が公益活動の一環として2008年から手掛けているICT研修プログラムの「Seeds for the Future Program(未来の種)」が始まった。今年はアジア太平洋地域の16カ国から、若者120人が参加した。同プログラムの日程は9日間で、若者はさまざまな“学び”を体験する。今回の「未来の種」はファーウェイと東南アジア諸国連合(ASEAN)ファンド、タイ国政府観光庁の共同主催の形式になった。 ■各国の優秀な若者が学習と交流、2021年計画では5年間で200億円の予算 「未来の種」の目的は世界各地の情報通信技術(ICT)人材を育成し、各国や異文化間のコミュニケーションの橋渡しをすることだ。08年以来、21年までに計139の国と地域から累計1万2000人の学生が参加した。参加対象は現役理工系大学生と院生で、大学での成績に基準を設けるなど、特に優秀な若者の参加を念頭に置いている。参加費用は無料だ。クラス編成では各クラスに10カ国以上の学生を割り振る。使用言語は英語だ。 バンコクで開催された「未来の種」は国際大会の性格を持つが、ファーウェイは個別の国でも同様の活動を続けている。例えば日本では同社日本法人であるファーウェイ・ジャパンが中高生などを対象に、「未来の種 JAPAN」の活動を毎年複数回行っている。ファーウェイはデジタル技術の革新と応用により「すべてが結びついた社会を実現させること」を社是としている。また自社が「一人勝ち」するのではなく、産業や社会全体が「底上げ」されてこそ、自社の「生存空間」が広がるとの考えだ。若い世代のデジタル人材を育成する公益事業は同社の基本的な考えに合致することになる。 ファーウェイは21年7月に、「未来の種 2.0計画」を発表している。同計画によれば、5年間にわたって1億5000万ドル(約200億円)を投じて、累計300万人の若者のデジタル技術を向上させることを目指す。その他にも、世界各地の高等教育機関と提携してのファーウェイICTアカデミーの設立やICTコンペティション、奨学金の創設なども行っている。 ■日本人講師は自分の使命を探し奮闘するよう訴え、必要な未来像を共に考えた バンコク市内で19日に始まった「未来の種」では、持続可能な開発目標(SDGs)関連などの人材育成事業を行うWorld Roadの共同代表を務める平原依文氏も講師を務めた。平原氏は8歳の時に中国の小学校に入学し、中学時代以降は、カナダ、メキシコ、スペインに留学した経歴の持ち主だ。日本では早稲田大学国際教養学部を卒業した。 平原氏は今回の「未来の種」で、若者に対してSDGsとICTの関連について語った。また、さらに具体的に「質の高い教育」、「すべての人に健康と福祉」、「産業と技術革新の基盤」、「ジェンダー平等の実現」などについて語りあった。 平原氏は8歳の時から世界各地で生活や仕事をした経験によって、自分の人生の使命を考えるようになったと説明。World Roadでは「地球を一つの学校にする」ことを目指しているなどと述べた。 そして出席した「未来の種」である若者には、自分の人生設計を考え、自分の使命を探し、そのために奮闘するよう勧め、それと同時に世界を探求し、多様な文化を受け入れ、尊重し、自分の生命を豊かにしていく必要があると訴えた。 平原氏と若者は議論の結果、気候変動対策については「科学技術により海洋ごみを有機的に転化する」、「生産チェーン全体を追跡できる仕組みを構築して、各企業がどのくらいの量のごみを生産し、どのくらいの量の炭素を排出しているかを把握する」などを、人の幸せについては「高齢者用アプリを構築して家族のコミュニケーションを便利にし、孤独を緩和する。高齢者の体と心の健康をリアルタイムでモニタリングする」、「高齢者が孤独を感じたらボタン一つでタクシーを呼び出し、わが子がいる場所やその他の場所に行けるようにする」などの実現すべき目標を提出した。(翻訳・編集/如月隼人)

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ファーウェイ・ジャパン 新製品発表会を実施 最新のスマートウォッチ、ワイヤレスイヤホン、タブレットを発表!スポーツ&ヘルスケア部門とオーディオ部門の研究開発についても紹介

華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は7月26日に新製品発表会を実施しました。高級腕時計のようなデザインで上質なデザインが特徴のフラッグシップスマートウォッチ『HUAWEI WATCH GT 3 Pro』をはじめ、新開発のマイクロ平面振動板ドライバーを搭載した完全ワイヤレスイヤホン『HUAWEI FreeBuds Pro 2』、ファーウェイ初のエントリーモデルとなる完全ワイヤレスイヤホン『HUAWEI FreeBuds SE』、高精細ファーウェイフルビューディスプレイタブレット『HUAWEI MatePad』を発表しました。 ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョン プレジデント 楊 涛(ヤン・タオ)から、ファーウェイの基本戦略について、またファーウェイが掲げるHUAWEI Seamless AI Life戦略を紹介しました。その他、ファーウェイ スポーツ&ヘルスケア部⾨CEO 張 煒(ジャン・ウェイ)からは、ファーウェイのスポーツ&ヘルスケア分野における研究開発についてや、ファーウェイ東京研究所 東京オーディオラボ室長 角田 直隆からは、ファーウェイのオーディオ分野における研究開発について紹介をしました。 ■「多様な製品やサービスをお届けすることで、5つのオールシナリオの体験を提供。」 ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョン プレジデント 楊 涛(ヤン・タオ)は、「スマートオフィス・スポーツ&ヘルスケア・エンターテイメント・スマートトラベル・スマートホームを使うことで、デバイス間のシームレスな接続を実現し、パートナーと共により良い製品やサービスを提供することで、消費者の皆さまにオールシナリオ体験を提供することを約束します。」と話しました。 ■「センサー技術やビッグデータの活用、アルゴリズムの研究開発を通じて、見えないものを見えるように。」...

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ファーウェイのPhilip Songがより優れたエネルギー効率性のためのグリーンインフラソリューションを立ち上げ

[2022年7月19日、深圳] ファーウェイのキャリアビジネスグループ最高マーケティング責任者であるPhilip Song博士が、Win-Win·Huawei Innovation Weekで本日、一連のグリーン開発ソリューションを発表しました。  「最適化されたエネルギー効率によるグリーンICTインフラの開発」と題したスピーチの中で同博士が説明したこのソリューションでは、オペレーターによるネットワークエネルギー効率の系統立てられた改善を目指すものです。「ICTインフラが5GとF5Gから5.5GおよびF5.5Gへと進化し続けるにつれ、ネットワーク炭素濃度(NCIe)インデックスで測られるグリーンな(環境にやさしい)ネットワークは未来に目標とするネットワークにとって大変重要な位置づけにあります。本日の私たちのソリューションの立ち上げの主な目的は、トラフィックの成長と炭素排出削減に同時に対応できるグリーンなネットワークをオペレーターが系統立てられた方法で構築することを支えることです。」 Win-Win·Huawei Innovation Weekで講演するPhilip Song博士  Song博士によれば、お客様がグリーンな開発ゴールを達成するために必要なテクノロジーのイノベーションには、3つあります。 サイトおよび設備レベル:さらに統合された設計と新素材を用いサイトを完全屋外化し、設備のエネルギー効率と再生可能なエネルギー利用を増加させること。  サイト間の調整とネットワーキング:エネルギー効率を最大化し、ネットワークを全光学化、簡素化、そしてインテリジェントにするため、ネットワークアーキテクチャの簡素化と転送効率の改善が求められること。 グリーンなO&Mの実現:O&M(オペレーションとメンテナンス)およびエネルギー削減ポリシーのより容易な開発と実現が求められ、エネルギー効率指標とベースラインのさらなる可視化、管理可能化、最適化が求められること。  同イベントでは、Song博士はこのグリーンなサイト、グリーンなネットワーク、グリーンなオペレーションの3層のソリューションを支えるNCIe指標システムと併せ、これら3つのレベルでのイノベーションが詰まったファーウェイのグリーン開発ソリューションを立ち上げました。  Song博士はスピーチの締めくくりとして、ファーウェイが世界中のオペレーターとグリーンな開発および最も高いエネルギー効率のICTインフラを構築するために深い議論を行うことになる、エバーグリーン・ランド・エンゲージメントルームの開設も発表しました。同博士は、「ファーウェイはエネルギー効率を改善し、グリーンなICTテクノロジーを用いることで価値を生み出すため、オペレーターと取り組み続けます。」と繰り返しました。  ファーウェイの新グリーン開発ソリューションの全詳細は、以下の通りです サイトレイヤーでは、ソリューションが注力するのは次の3つの分野になります 完全屋外実装:革新的な素材を用いた12 kWのブレードパワーモジュールは業界で最大の容量を備え、単一サイト内での2G、3G、4G、5Gに対応。先駆的な「ワンブレード・ワンサイト」ソリューションは97%のサイトエネルギー効率(SEE)を誇り、こちらも業界で最大。 高度なインテグレーション:超広帯域無線周波数モジュールとマルチバンドアンテナをこれらの簡素化されたサイト内に統合。同社独自のSDIF(signal direct injection feeding)技術がマルチバンドのアンテナ内でのゼロ配線・ゼロ損失を実現、設備のテレコミュニケーション・エネルギー効率(TEE)を向上させる。 再生可能エネルギーの効率的使用:損失を削減する、ファーウェイのAI搭載太陽光貯電最適化およびiPVシェーディングなどのソリューションが、再生可能エネルギー利用効率の最大化に活用され、従来型のソリューションより約25%多い電力を発電。 ネットワークレイヤーでは、ソリューションが注力するのは次の3つの分野になります 全光学コネクティビティ:ネットワーク全体を電気スイッチから光学スイッチにアップグレードすることで、同ソリューションはエネルギー効率を約10倍高め、銅線をファイバーに交換することでエネルギー効率を約5倍向上させる。 簡素化:ファーウェイルーターのマルチサービス処理能力により、設備4台を1台にまとめるソリューションを実現。SDH(同期デジタル・ハイアラーキ)のモダン化により、同ソリューションはサイトにある複数のキャビネットをサイト当たり1つのサブラックに置き換え、必要な設備スペースを大幅に削減し、ネットワークエネルギー効率(NEE)を改善。光伝送ネットワーク(OTN)における継続的イノベーションも、超広帯域無線Super C120+L120ソリューションを実現させ、ファイバー当たりの伝送能力を100テラビット/秒近くまで向上。髪の毛ほどの薄さの単一のファイバーで、100万ユーザーが同時にオンラインで動画視聴できる計算。 インテリジェンス:同ソリューションは、ルーターのインテリジェントな動的ハイバネーションに対応し、ネットワークプロセッサのフォワーディング頻度をトラフィックボリュームの変動に基づき自動的に調整。 オペレーションレイヤーでは、ソリューションが注力するのはユーザーオペレーション、エネルギー節減ポリシー、エネルギー効率指標になります 同ソリューションは、例えば2Gから3G、4G、そして5Gへなど、よりエネルギー効率的なRATを用いてユーザーのネットワークへの統合を加速し、ビット当たりのエネルギー消費を大幅に削減、そしてNCIe値を削減します。 同ソリューションはリアルタイムのトラフィック管理と分析を実装し、トラフィックボリュームの変化に基づきフォワーディングプロセッサーにおける頻度を調整またはポートを閉鎖。 同ソリューションは、指標が視覚的、管理可能、最適化可能であることを実現。...

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ファーウェイがアバター・テクノロジーとスマートカーで包括的戦略提携~販売はファーウェイ店舗網も活用

華為技術(ファーウェイ)は6月25日、阿維塔科技(アバター・テクノロジー)とハイエンドスマートカー分野で包括的戦略提携することで合意した。複数の中国メディアによると、両社は次世代電気自動車技術プラットフォーム「CHN」を活用し、スマートカーを生産。2025年までに4車種を発売するとともに、最適なリソースの投入、ファーウェイの「Huawei Inside(HI)」の商標権付与など広範な範囲で協力する。また、販売ではファーウェイの店舗網の活用も予定しているという。 ■アバター・テクノロジー、筆頭株主は長安汽車、第2位株主はCATL アバター・テクノロジーの前身は長安汽車の新エネルギー自動車子会社・長安蔚来新能源汽車科技で、2021年5月に社名を現在のアバター・テクノロジーに変更した。22年3月に第1ラウンドの資金調達が完了し、登録資本金は2億8,800万元から11億7,200万元に拡大。出資比率は長安汽車が39.02%で、資金調達前と変わらず引き続き筆頭株主だが、CATLが第2位株主になり、出資比率は23.99%。CATLの曲涛氏をアバター・テクノロジーの取締役に新たに加えた。同時に、事業内容には、自動車生産、充電インフラ運営、ライフスタイル関連商品販売という3つの中核事業を加えた。 ■アバター・テクノロジーのブランド「阿維塔(アバター)」、長安、CATL、ファーウェイが共同開発 アバター・テクノロジーの中核ブランドは阿維塔(アバター)。長安汽車が、CATL、ファーウェイと共同でつくり上げたハイエンド電気自動車のグローバル・ブランドという位置づけだ。 長安汽車はファーウェイのスマートカーのソリューションプラットフォームである「Huawei Inside、HI」の提携モデルを採用している自動車メーカー3社のうちの1社。長安汽車はファーウェイとの関係について先ごろ、「ファーウェイは製品のスマート運転、コックピット、応用システムの開発に深く関与し、「阿維塔」ブランドの共同創設を実現。長安汽車、CATLと共同でCHNプラットフォームを構築し、単なる供給関係ではない」と述べている。現在、ファーウェイのスマート運転研究開発チームのうち、千人余りが重慶に長期的に駐在し、「阿維塔」アビタのエンジニアと協力し、「阿維塔11」の共同開発に取り組んでいるという。 「阿維塔11」は、ファーウェイHIのフルスタック・スマートカーソリューションを標準搭載した初めての車種。スマートカーソリューションにはレーザーレーダー、ミリ波レーダー、超音波ライダーなどのレーザーシステム、アルゴリズムプラットフォームなどを含んでいる。 ■ファーウェイHI搭載の「阿维塔011」、8月に発売予定 その「阿维塔11」とその限定モデル「阿维塔011」を、アバター・テクノロジーとファーウェイとの提携の調印式の6月25日にお披露目。8月8日に発売、年内に納車が実現する予定と明らかにした。 「阿维塔」ブランドの発表から1年足らずで、製品投入できたことについて、アバター・テクノロジーの董事長兼CEOの譚本宏氏は「このようなスピードと効率は、3社が共同で構築した次世代スマート電気自動車技術プラットフォームCHNが大きく貢献したところが大きい」と指摘。そのうえで、今回のファーウェイとの全面的な戦略提携については、「ファーウェイがアバター・テクノロジーの成長スピードを認め、CHNの提携モデル、技術プラットフォームに対する自信を強めた証左」とし、「今後は双方が一段と協力を深めることで、最も核心的な技術を中国人自身が掌握する決意を示したもの」と、中核技術の国内開発に意欲を示した。 ■販路はファーウェイの店舗網を活用 「阿维塔」の販路についても、積極的に構築していく方向。自社+パートナーの多様な方式で販売ルートを構築し、年内に販売網を110都市までカバーする計画。第1陣の体験センターは第3四半期に正式にオープンする予定という。またファーウェイと共同で、ファーウェイの店舗での販売の準備も積極的に進めている。

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ファーウェイが社内「十大発明」を発表、高度な技術は積極的にライセンス付与

華為技術(ファーウェイ)は8日、広東省深セン市内の会場と世界各地をオンラインでつなぐ形式で「イノベーションの新たな視野を広げる2022」と題したフォーラムを開催した。同フォーラムでは2年に1度発表される、同社の「十大発明」も発表された。 ■ファーウェイの「十大発明」、今回は異例の11件が受賞 ファーウェイは2年に1度、社内での「十大発明」を発表してきた。同社は知的財産について、確保せねばならないのは「数」ではなくて「質の高さ」と認識しており、同社製品や事業の改良に大きく貢献した特に優秀な知的財産の創出を奨励している。また、受賞者はいずれも若い技術者や科学者であり、次の世代を鼓舞する意味もある。 「十大発明」として発表された研究成果は、実際には11件だった。最終選考でも、優劣をつけ難い優秀な成果が11件残り、あえて11件を対象にしたという。 選ばれた11件の中には、いわゆる機器やシステムの性能を大いに向上させた新理論もあり、機器の仕組みを創造したものもある。例えば受賞事例の筆頭として紹介された「加法ニュートラルネットワーク」は、数学理論を応用して計算精度の維持を前提に、演算処理の際の回路の負担を大きく軽減するものだ。この手法による関連技術は各種端末や家電製品、スマートカー、電気通信応用技術に応用でき、演算の際の消費電力と回路面積を70%削減できるという。 2番目に紹介された、マルチターゲットアルゴリズムも理論研究の成果で、自動運転に必要な複雑な状況な道路上の測位やセンシング、意思決定のための演算量を85%も削減した。 いわゆるハード分野の受賞としては、3番目に挙げられた光ファイバーについての「光虹膜」と名づけられた技術がある。産業のスマート化やデジタル関連施設の急増に伴い、光ファイバーの使用も猛烈な勢いで増えている。しかし光ファイバーはその特質上、大量に扱い管理することは非常に困難だ。そこで光ファイバーに光虹膜(光光彩)」という部分を刻むことで、一種のタグにした。この技術により、通信業者は資源の利用を30%削減し、運用コストを20%削減できるなどで、光ファイバーによる通信網の展開を加速することができるという。 ■大きな資金を投じて開発した高度な技術は積極的にライセンス付与 ファーウェイは毎年売上高の10%以上を研究と開発に投じることを堅持している。21年に投じた研究開発費は1427億元(約2兆8600億円、22年6月9日時点の為替レートによる。以下同じ)だった。報告書「2021年EU産業研究開発投資スコアボード」によると、ファーウェイの同年の研究開発投資は全世界の企業の中で第2位だったという。過去10年間に投入された研究開発費は累計8450億元(約16兆9000億円)を超えた。 しかしファーウェイは、高度な技術を「独占」することで、市場で「一人勝ち」することを狙っているのではない。フォーラムの基調講演を行った宋柳平最高法務責任者は、「全世界に特許と技術ライセンスを提供し、世界と科学技術革新の成果を分かち合いたい。革新の視野と構想を共に開拓することで、産業の発展と技術の進歩を促進したい」と述べた。 ファーウェイが狙っているのは業界全体と社会全体の進歩であり、そのために技術を他社に積極的に供与した方が有利との発想という。また現実問題として、技術を供与すればライセンス料などの形で、売上に貢献できるという。 ファーウェイ知的財産部の樊志勇部長によれば、過去5年間でスマートフォン20億台以上にファーウェイから取得した4G/5G特許ライセンスを利用した。現在では毎年約800万台のコネクテッドカーがファーウェイの4G/5G特許ライセンスを利用している。 ファーウェイは複数の企業や組織が持ち寄った特許を扱う組織の「パテントプール」の利用にも積極的だ。樊部長によると、現在はメーカー260社の携帯端末10億台が、新しいタイプの動画圧縮プログラムのHEVCに関連して、パテントプールを通じて取得したファーウェイの特許ライセンスを使っている。 ファーウェイは新たなパテントプールの設立を積極的に検討しており、より多くのWi-Fi機器にファーウェイの特許ライセンスを提供することを期待しているという。(取材/構成 如月隼人)