「水の趣 江蘇」が名古屋で開催された中国春節祭に華々しく登場
「水の趣 江蘇」が名古屋で開催された中国春節祭に華々しく登場
おめでたい切り絵が新年の祝福を伝え、精巧な龍帽子に美しい願いを託し、素朴な年画は江南の新年の雰囲気をもたらし、抑揚のある管弦楽が華やかな音楽を奏でる…。1月5日から8日にかけて、「水の趣 江蘇」が名古屋で開催された中国春節祭に華々しく登場し、華麗なパフォーマンスと没入型の文化体験イベントで在日華僑や地元の人々に本格的な江蘇の新年の雰囲気を届けた。
中国駐日特命全権大使の呉江浩氏、中国駐名古屋総領事の楊嫻氏、江蘇省文化・観光庁二級巡査員の徐循華氏、愛知県知事の大村秀章氏、名古屋市副市長の松雄俊憲氏をはじめとする日中の来賓が第18回名古屋中国春節祭の開会式に出席し、テープカットを行った。
イベント会場では、「水の趣 江蘇」のブースに多くの人が集まり、江蘇の精巧な展示品に見惚れていた。切り絵、春聯書き、龍帽子作り、龍バッグ作り、木版年画、団扇描き、スタンプラリーなどのインタラクティブな活動が行われ、熱心な参加者が集まった。呉江浩大使は嬉しそうに江蘇ブースを訪れ、江蘇の特色ある文化的で創造的な製品を賞賛した。
江蘇省と岐阜県は長い間友好的で緊密な協力関係を維持しており、人的、経済的、文化的な交流が頻繁に行われてきた。2023年5月、「水の趣 江蘇の街巡りしながら街を読もう」日中青少年修学旅行促進交流会が岐阜市長良川鵜飼伝承館で開催された。11月、岐阜市長の柴橋正直氏とその一行が淮安を訪問し、文化観光、産業、食などの分野における両国間の協力を推進した。淮安滞在中、代表団は江蘇省文化・観光庁と文化観光協力協定を締結したほか、周恩来記念館を訪問し、中国淮揚料理文化博物館と里運河文化長廊を視察した。
江蘇と日本の観光産業のつながりを強化し、深い交流を促進するため、江蘇省文化・観光庁の代表団は、今回の名古屋の春節イベント期間中、岐阜市長の柴橋正直氏と岐阜県日中友好協会会長である杉山干夫氏を友好訪問した。中国と日本の代表者たちは一緒に岐阜公園を訪れており、岐阜公園内にある日中友好庭園は日中友好の美しい象徴となっている。柴橋正直市長は「岐阜県も江蘇省と同様に豊かな歴史文化を持っており、江蘇省と同じくらい歴史的魅力が溢れている」と話し、「今後も綿密かつ緊密な協力関係を続け、人と自然の調和や伝統文化の普及を共に推進していきたい」と述べた。また彼は中国の友人たちに、桜が咲く季節に再びここを訪れ、どこまでも続くピンク色の桜を一緒に楽しもうと心を込めて呼びかけた。
さらに、江蘇省文化・観光庁の代表団は中国駐東京観光代表処と中国駐大阪観光代表処を訪問し、文化観光分野における日中両国の今後の協力・交流のあり方について深く話し合った。