センスタイム、日本で家庭用AI囲碁ロボットを「囲碁の日」に発売

中国の商湯集団(センスタイム)は家庭用AI囲碁ロボットである「SenseRobot Go」を日本で発売する。先行予約開始日は1月5日の「囲碁の日」に併せて2024年1月5日。センスタイムとしては、日本のコンシューマー市場に参入することで海外事業の拡大に弾みを付けたい考え。

 

■「SenseRobot Go」
「SenseRobot Go」は、センスタイムが投入している将棋ロボット「元蘿蔔SenseRobot(センスロボット)」の囲碁版。「SenseRobot Go」の「Go」は囲碁の「碁」をかけたネーミングとなっている。
「SenseRobot Go」には視覚、聴覚、触角を組み合わせたAIエンジンを搭載。またロボットアーム技術を駆使し、人間さながらの動きを可能としている。

 

レベルは24段階に分かれており、プレーヤーは自身のレベルに応じて難易度を設定することが可能。初級者は9路盤、13路盤、上級者は19路盤を選択できる。また、専用のアプリを使って対局の勝ち負け分析など振り返りができる。

「SenseRobot Go」は台湾の棋士で、今年9月に開催された杭州アジア大会の優勝者である許浩鋐氏も使用している。販売価格は16万5,000円。新宿高島屋やアマゾンなどのほか、各地の碁会所で販売する。

センスタイムは、日本での「SenseRobot Go」の販売について、日本の数百万人の囲碁プレイヤーに新しいゲーム体験を提供すると同時に、日中の囲碁交流の架け橋になると期待を寄せている。

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