中国の「非物質文化遺産項目代表性伝承人」に認定されている竹アート作家、銭利淮の展示『中国竹アートの今 銭利淮 東京個展』が原宿のSOMSOC GALLERYにおいて7月25日(火)から開催決定
研美株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役:厳研)が運営するSOMSOC GALLERY(ソムソクギャラリー)は中国の「非物質文化遺産項目代表性伝承人」に認定されている竹アート作家、銭利淮の展示『中国竹アートの今 銭利淮 東京個展』が開催されることを発表いたします。展示期間は7/25(火) から8/6(日)まで。中国の伝統文化と新しい美意識が混在する作家の世界観を表現した立体、竹アート絵画作品を展示いたします。
▼展示概要
中国竹アートの最先端。 伝統的な竹細工とは一線を画す銭利淮は、工芸デザインの知識や新しい要素や形式を取り入れながら、竹アートを解体し、再構築している。作家の竹編み作品には革新的なエネルギーが注入されている。独特の言語とシンボルを持つ作家の作品は、独特な言語と記号を持ち、私たちを奇妙なアートの領域へと導いてくれる。
銭利淮は伝統竹アートに対する造詣が深く、中国の「非物質文化遺産項目代表性伝承人」に認定されている。作家の作品はユニークさと創造性に溢れている。竹細工の伝統から解き放たれ、形や構造の革新にとどまらず、素材、色、模様において大胆な実験も行っている。多くの種類の竹を組み合わせ、さまざまな染色方法を用いて、豊かな質感と触感を生み出し、作品に生命感と表情を与えている。
本展覧は、銭利淮の作品を日本に紹介するだけでなく、中国の竹アートを普及・継承するための重要な試みでもある。当SOMSOC GALLERYで行われる「中国竹アートの今」は、芸術的な視覚の饗宴であるだけでなく、文化交流であり、伝統の革新の証でもある。銭利淮の作品を通して、中国の竹アートの現在形と、現代芸術の分野におけるその無限の可能性を感じていただきたい。
展示名称:『中国竹アートの今 銭利淮 東京個展』
主催:SOMSOC GALLERY
共催:桐鄉市非物質文化遺産保護中心、銭利淮工作室
後援:数字文化貿易聯合実験室
開催期間:7/25(火) – 8/6(日)
開館時間:13:00 – 19:00(月曜休館)
開催場所:SOMSOC GALLERY
住所:東京都渋谷区神宮前3-22-11
▼作家紹介
銭利淮(Qian Lihuai チエン・リーファイ)
非物質文化遺産項目代表性伝承人に認定されている竹アート作家。
1985年、浙江省の烏鎮で竹工芸を営む家庭に生まれる。
中国の伝統的な竹工芸品の伝統を引き継ぎながらも、竹工芸を再構築し、非実用的な作品を作るなど、既存の竹アートの価値を常に問い続けている。
作品『晨星-竹編』が第6回中国工芸美術精品博覧会金賞受賞。
『烏鎮巨匾』が浙江省烏鎮の代表的観光地に指定される。
ブルガリ「セルペンティ」誕生75周年『伝世蛻変』展示コラボレーションアーティスト。
2023年「デザイン上海」『編織デザイン展』学術顧問担当。
『竹編材料袋』が浙江省非物質文化遺産伝統工芸品に登録され、関連グッズがデザインコンテストグランプリにノミネート。
「国匠栄耀中国手工芸創新盛典」においてトップアーティストにノミネート。
『竹編錦盒』が中国著名キュレーター馬未都が創立した観復博物館に所蔵される。
『春夏秋冬』が浙江省非遺博物館に所蔵される。
『蚕匾』『香炉』が桐郷市非遺博物館に所蔵される。
▼SOMSOC GALLERY後援企業
数字文化貿易聯合実験室(天竺実験(北京)数字文化有限公司)は2022年に設立され、オン/オフライン問わず文化交流を促進するプラットフォームを構築し、中国と海外の文化交流・協力プロジェクトを促進することを目的としています。