AirX、中国の「空飛ぶクルマ」メーカーEHang(イーハン)社と販売パートナー契約を締結
「EH216」を活用し日本でエアモビリティ市場を展開 大阪万博での運航を目指す
空のモビリティプラットフォームを開発する株式会社AirX(本社:東京都新宿区、代表取締役:手塚 究、以下「AirX」)は、EHang Holdings Limited (本社:中華人民共和国 広東省 広州市、以下「EHang」)と事業提携し、EHangが開発するEH216 seriesのAAV(自律飛行型航空機)に関する日本国内における販売代理契約を締結したことをお知らせいたします。
EH216(Passenger Transportation): 旅客輸送用
都市間の旅客輸送、観光地での遊覧飛行などの利用を期待しています。
最大積載量 220kg
EH216(Logistic): 物資輸送用
建設現場や山小屋、救命医療等の物資輸送への利用を期待しています。
最大積載量 250kg
■ 今後の展望
EHangは2021年11月の時点で、「EH216」seriesのAAVを活用し、旅客及び物資輸送、観光遊覧、救急医療対応など様々なミッションで20,000回以上の試験運航を実施しています。この先、日本のエアモビリティ市場が急速に発展していくためには、安全性、静音性、自律運航、コスト改善等を実現できる革新的な航空機が必要です。AirXは、「EH216」を活用し、運用を進めることで、より多くの人々が空を身近に活用できる世界の実現を目指します。直近においては、大阪万博での運航を目指し、「EH216」の活用を進めてまいります。
■ EH216の主な特徴
1.機動性、静音性
「EH216」は小型で操縦性が高く、機体サイズも小さいため、より多くの場所で離発着が容易であり、静音性が高いため、既存の航空機では実現が難しい、短距離の移動に適しています。
2.自律運航システム、安全性
「EH216」は複数のプロペラによる分散推進システムとあらかじめルートを設定した完全自動飛行、電源の二重化による完全バックアップ設計を採用し、ヒューマンエラーによる事故の危険性の回避を実現いたします。
同時に、「EH216」は、すべての主要な飛行部品をフルバックアップ設計した「Fail Safe」システムを内蔵し、地上のコントロールパネルシステムとリアルタイムで4Gまたは5Gの高速ネットワーク接続することで、あらゆる緊急事態に安全な方法で対応することが可能となっています。
3.コスト改善
「EH216」はパイロットレスを実現し、電気で駆動するため、環境面にも配慮されており、都市部での飛行にも適しています。
■ EHangに関して
EHangは、AAV(自律飛行型航空機)の技術開発を行う、エアモビリティ市場のリーディングカンパニーです。安全かつ自律的に飛行でき、環境に優しい空の移動を全ての人々に届けることを目指しています。EHangは、空の移動及び輸送(旅客、物流)、スマートシティ構築、空のメディア事業など様々な産業で、空飛ぶクルマの商業ソリューションを提供しています。世界のエアモビリティ市場における先端技術と商用ソリューションの先駆者として、 空飛ぶクルマ技術がスマートシティに役立つ為に空の境界を探し続けます。
www.ehang.com
■ お問い合わせに関して
下記、担当者宛にメールもしくはお電話にてお問い合わせくださいませ。
担当:藤園(ふじぞの)
TEL:050-1745-1498
メール:info@airx.co.jp
【株式会社AirX 会社概要】
会社名 :株式会社AirX
住所 :東京都新宿区西新宿1-1-6 ミヤコ新宿ビル 12SHINJUKU 718
設立 :2015年2月23日
代表取締役 :手塚 究
事業内容 :旅行手配事業、航空運送代理事業
会社URL :https://airx.co.jp
サービスURL:[AIROS] https://airos.jp [AIROS Skyview] https://skyview.airos.jp
株式会社AirXは、2023年以降訪れる「空の移動革命」を見据え、空の交通デジタルプラットフォームを開発するテクノロジー企業です。遊休ヘリと着陸地の独自データベースに基づく国内唯一のヘリ手配オンデマンドシステムを構築し、ヘリの即時予約と運賃の低価格化を実現しました。現在ヘリのチャーターサービス「AIROS(エアロス)」「AIROS Skyview(エアロススカイビュー)」を運営。次世代航空機の登場によるエアーモビリティ市場の急拡大を視野に、空の交通を最適化していきます。