浙江文化観光プロモーションイベント 中国駐東京観光代表処欧陽安氏、首席代表就任後初の公式イベントに登場

4月20日、中国文化センターにて『詩画との出会い 花咲く頃に逢いましょう-詩画浙江(日本)観光プロモーション』イベントが開催された。

本イベントは日中国交正常化50周年及び浙江静岡友好提携40周年を記念して開催されている『静岡-浙江友好省市 40 周年書道交流展』の特別企画として、中国文化センター、中国駐東京観光代表処および浙江省文化と観光庁の共催で行われた。

当日は来賓として、日中協会理事長の瀬野清水氏、ANA常任理事の朱金諾氏などが列席された。

冒頭に浙江文化観光PRビデオが放映され、浙江省の戯曲、工芸、シルク、磁器、お茶などの文化から、スポーツ、芸術、経済などの発展をPRする内容になっており、司会からも本年浙江省で行われる第19回アジア競技大会や温州の東アジア文化都市選出などの最新情報が届けられた。

その後、中国駐東京観光代表処首席代表引き継ぎ歓送迎会として、王偉前代表、欧陽安新代表から挨拶があった。

王偉前首席代表からは、就任時のエピソードや感謝、新拠点での豊富、そして浙江省の経済状況を説明した。浙江省は17年にスイス、20年にはオランダ、21年にはマレーシアのGDPを抜かしており、この5年間で韓国のGDPを超えることを目標にしており、今後も日中両国のビシネスを発展させていく上でも、日中両国の長短所を活かし合うことが大事であると語られた。

中国駐東京観光代表処 王偉前首席代表のスピーチ

今回が新首席代表として初の公式イベントである欧陽安氏からは、新代表の抱負と日中観光業界に対しての考えを述べられた。COVID-19流行前の中国人訪日観光客の状況や、今後多くの日本人訪中観光客増加への期待、そして日中国交正常化50周年、浙江静岡友好提携40周年の記念すべき年に、首席代表として中国観光の促進に全力を尽くす旨を語られた。

中国駐東京観光代表処 欧陽安新首席代表のスピーチ

また中国駐東京観光代表処の職員より、浙江省にある杭州、寧波、紹興市などの観光地や文化遺産、中国オペラや美食、紹興酒などを素敵な写真を用いながら紹介した。

古越龍山東京事務所所長の夏良根氏からは紹興市の特産品であり、世界の名酒である紹興酒の歴史や中国国内のお酒事情、紹興酒の伝統醸造技術などの紹介を行った。

古越龍山東京事務所所長の夏良根氏による紹興酒紹介

日本甲骨文書道研究会会長の張大順氏は本日の会を祝して2枚の書画を描かれた。またこの記念すべき書画は王偉前首席代表に贈呈された。

来賓からの挨拶として、瀬野清水理事長からは、中国駐東京観光代表処の新旧首席代表へのエールと、浙江省に対する想いを述べられた。ANAの朱常任理事からは、日中双方間の観光促進で中国駐東京観光代表処とのエピソードや、アフターコロナ後に日中関係の改善のため人的往来の促進に努めていきたい旨をお話しされた。

最後に、中国文化センター代表である羅玉泉氏の挨拶では、ちょうど40年前の1980年4月20日は浙江省と静岡県の友好提携調印の日であり、この記念すべき日に本イベントを行えたことの意義と中国駐東京観光代表処新旧首席代表の門出を祝福した。

イベント終了後は本イベントに登壇した古越龍山から日本未発売の紹興酒「不上頭」の試飲会が行われた。

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