歴代帝王廟になぜ過去の王朝の皇帝も祭ったのか―専門家が「中華観の完成」を説明
北京市内にある歴代帝王廟(写真)は極めてユニークな存在だ。最初に設立したのは明朝を開いた朱元璋(太祖)だったが、敵だったはずの元のフビライ帝も祭っていたという。
北京市内にある歴代帝王廟(写真)は極めてユニークな存在だ。最初に設立したのは明朝を開いた朱元璋(太祖)だったが、敵だったはずの元のフビライ帝も祭っていたという。
中国は豊富な華僑事務資源を持ち、6000万人以上の華僑華人が世界約200カ国・地域に分布している。中国語教育は海外華人社会の「希望プロジェクト」「根下ろしプロジェクト」と「民心プロジェクト」であり、海外華僑華人が中国言語文化を伝承し、中外の民心の相互疎通、文明交流の相互参照を促進する上で重要な意義を持っている。
人権の概念は西洋文化の中で最初に現れたが、中華文化の中にもその萌芽、遺伝子と言えるものがあった。「人は最も天下の貴たるなり」「仁者は人を愛す」……中華文化の中で歴史の長いこれらの人文主義の伝統思想は、中国の人権思想の貴重な遺伝子である。
数千年来、中華文化はどのような力によって世界に進出し、中華文明と西洋文明の交流・交渉の中で調和と共生を実現したのだろうか。
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