ティードリンク店「茶顔悦色」の英語表記が「Sexy Tea」、物議醸す―中国

2022年9月14日、中国メディアの現代快報は、江蘇省南京市にオープンしたティードリンク販売店の看板に書かれた英語名が物議を醸していることを報じた。

記事は、同市で9日にオープンした茶飲料販売店「茶顔悦色」水遊城店の外壁に掲げられた、古代の中国女性をイメージしたデザインの看板下に「Sexy Tea」という英語表記が付されているのを現地市民が見つけ、「古代の中国女性に対して良くないイメージを抱かせる英語名だ」という疑問の声が出たと紹介。「Sexy Tea」のネーミングをめぐってはかねてよりネット上で議論が起きており、今回の新規オープンにより再び物議を醸す形となったと伝えた。

その上で、同市市場監督管理当局の関係者が14日に商業者の広告や商標がルール違反かどうかを判定するのは難しいとしつつ、「広告や商標に用いる図、言葉が明らかに低俗、あるいは消費者に下品さを容易に感じさせるような場合には、ルール違反すれすれのところを狙っている疑いがあるため、商業者は是正しなければならない」とコメントしたことを紹介している。

この件について、中国のネットユーザーは「性的な話題になるとたちまちナイーブになるな」「考えすぎじゃないのか?」「別にセクシーって、悪い言葉じゃないと思うけど」「いかがわしいと思うのは、いかがわしい心を持っているからだろ」など、行き過ぎた批判ではないかとの見解を示すコメントが多く見られた。また、「これは同業者による悪意ある中傷に違いない」という意見もあった。

一方で「セクシーって言葉は別に悪い意味ではないけれど、古典的なイメージを打ち出している店のイメージとは確かにちょっとミスマッチだと思う」とするユーザーもいた。(翻訳・編集/川尻)

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