【イベントレポート】11月1日 共に味わう詩画の江南 浙江(日本)文化観光プロモーションイベント開催
2024年11月1日、東京・多文化会館で「共に味わう詩画の江南」をテーマにした浙江(日本)文化観光プロモーションイベントを開催しました。本イベントは浙江省文化広電と観光庁が主催し、中国駐東京観光代表処、多元文化会館が後援、「詩画浙江」プロモーションセンター(日本)が運営しました。
中国駐東京代表処主席代表の欧陽安氏、国土交通省観光庁国際観光課アジア市場推進室係長の瀧口賀子氏、同課の小坂鷹也氏、日本政府観光局海外プロモーション部東アジアグループシニア・アシスタント・マネージャーの髙橋咲代氏、日本瑞宝重光章受章者で前日中友好会館理事長および元在香港日本国総領事館総領事の佐藤重和氏、渋谷区日中友好協会理事の小木啓充氏、日中アニメ産業連合会会長の関口貢氏、日本華文教育協会会長の顔安氏、日中文化観光促進協会会長の何慧群氏、東京印社常務取締役の山川ともみ氏など、東京の旅行業界、文化芸術界、メディア界から百名近くの著名ゲストが参加し、「詩画江南、活力浙江」の独特の魅力と浙江の風雅の美を体験しました。
欧陽安主席代表は開会の挨拶で、中国と日本は類似した文化のルーツと芸術への探究心を有しており、文化の共鳴と芸術の交流は、まるで海を越えて二国間の人々の心をつなぎ、東方美学の無限の可能性を共に探求しているようだ、と述べました。このイベントは、日本の友人たちに「詩画江南、活力浙江」の趣を体験させるだけでなく、両国間の文化への興味と理解を刺激し、アジアおよび世界の文化の多様性と繁栄の発展を共に促進するものになると語られた。
日本瑞宝重光章受章者で前日中友好会館理事長および元在香港日本国総領事館総領事の佐藤重和氏は祝辞挨拶内で外交官時代に浙江へ旅行した思い出を振り返り、「上には天国があり、下には蘇州と杭州がある」という古くからの名言を引用しながら、浙江の美しい景色がどれほど評価されているかを感慨深く語りました。佐藤氏は、機会があれば妻と再び浙江を訪れ、美しい青春の日々を思い出したいと述べました。
旅行プロモーションでは、「青緑」「風雅」「悦楽」「伝承」の4つのパートに分かれ、浙江の自然美景、無形文化遺産の宝物、現代の風貌、文化的背景を紹介しました。その後のクイズコーナーでは、浙江の文化旅行に関する質問を通して、浙江に対する理解を深めることができ、また多くの浙江に関連するプレゼントが配布されました。特別景品では日本・浙江の往復航空券が用意されており、幸運な当選者は近いうちに浙江省を訪れるとのことです。
イベント上では、日本市場向けに特別に設計された3つの浙江旅行コースが正式に発表されました。これらのコースは、浙江の海景山脈と自然の美しさを示す「壮麗な山海の旅」、江南の古都を体験し、歴史と現代が融合する文化を味わう「江南の音色を楽しむ旅」、そして日本でも人気のゲーム「黒神話:悟空」の要素を巧みに取り入れた「古の静寂を味わう旅」となっています。これらの観光ルートの発表は、浙江の豊かな旅行資源をアピールするだけでなく、日中旅行協力の新しい道を開きました。