中国全土を夢中にさせる「盗掘×友情×怪異×謎解き」超人気ファンタジーシリーズ「盗墓筆記」が、ついに日本上陸。2ヶ月連続刊行

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、中国発の大人気冒険ファンタジー『盗墓筆記1 地下迷宮と七つの棺/怒れる海に眠る墓』(著:南派三叔 訳:光吉さくら/ワン・チャイ)を2024年10月30日(水)に、『盗墓筆記2 青銅の神樹』を2024年11月29日(金)に2ヶ月連続刊行いたします。

中国でシリーズ累計1200万部を売り上げた、古代遺跡の盗掘をテーマにしたファンタジー巨編「盗墓筆記(とうぼひっき)」が日本初登場。

「筆記」とは中国語でノートのこと。主人公の祖父が遺したノートに導かれた、様々なシチュエーションの冒険が描かれます。まずは2つのエピソードを収録した第1巻『盗墓筆記1 地下迷宮と七つの棺/怒れる海に眠る墓』が10月30日に、第2巻『盗墓筆記2 青銅の神樹』が11月29日に、2ヶ月連続で発売。

 

著者は中国で大人気の作家、脚本家でありプロデューサーである、南派三叔(ナンパイサンシュー)氏。翻訳は、SF大作『三体』の翻訳を手がけた、光吉さくら氏とワン・チャイ氏のコンビが担当。原書の雰囲気を、スケール感、スピード感はそのままに再現しています。

 

『盗墓筆記』は、2006年にWEBで発表されると、その後書籍化、実写映画化、アニメ化とメディアミックスされ、若者を中心に多くのファンを獲得し、全8巻(8巻は上下巻の構成)の人気シリーズとなっています。

今回の日本語版は、冒頭の3エピソードを、1・2巻の2冊にわたり収録。

中国の古代遺跡を舞台にした、日本の小説ではなかなかお目にかかれない壮大なスケールと謎、そして次々に登場する怪物たち。ジェットコースターのような展開におののきながらも、ページをめくる手が止まらないこと必至! この秋の夜長に悠久の歴史と大いなる謎解きに、ぜひ身を委ねてみて下さい。

 

■『盗墓筆記1』あらすじ

エピソード1「地下迷宮と七つの棺」

かつて土夫子(トゥーフーズ)と呼ばれる墓泥棒たちが、長沙の墓で絹に文字が書かれた絹帛(けんはく)を掘り当てた。そこには未盗掘の陵墓の位置が記されていたが、土夫子たちは恐ろしい怪異に遭遇し、そのほとんどの者が命を落とした――五十年後、その土夫子の孫・呉邪(ウー・シエ)が営む骨董店に、奇妙な帛書が持ち込まれる。叔父の三叔(サンシュー)は、その帛書には貴重な神器が埋葬されている戦国時代の強国・魯国の貴族の墓の位置が記されていると語る。呉邪と三叔は、手練れの盗掘仲間とともに、まだ見ぬ悠久の墓と財宝を目指し盗掘の旅に出るが――。

 

エピソード2「怒れる海に眠る墓」

呉邪は三叔から過去の海底墓盗掘での苦々しい経験を聞かされる。死者が出てしまった悔しい思い出に三叔は涙するが、突然ある恐ろしい事実に気付いてしまう。そして、そのまま「俺にはわかった」という意味深な言葉を残し、かつて潜った海へ向かっていくのだった。やがて、その三叔が行方不明になったとの一報が呉邪にもたらされ――。

 

『盗墓筆記2』あらすじ

エピソード3「青銅の神樹」

困難を極めた海底墳墓の探索から帰還した呉邪のもとに、三年前に盗掘で捕まり収監されていた幼馴染みの老痒(ラオヤン)から突然電話がかかってきた。久しぶりに会って話を聞くと、なんでもかつて訪れたとある樹海にある遺跡の地下に、とてつもない価値を持つ巨大な青銅製の巨木が眠っているという。そして老痒から、そこから持ち帰ったという貴重な宝物を見せつけられた呉邪は、老痒にけしかけられるように新たな冒険へ旅立つが――。かくして呉邪は老痒とともに、樹海が存在するという謎多き秦嶺(しんれい)山脈へ。しかし彼らを待ち受けていたのは、前回の冒険をも上回る怪異の数々と驚愕の展開だった。山脈の地中深くに眠る青銅の巨木を巡る新たなミッションの結末は――!?

 

■原作者プロフィール

南派三叔(ナンパイサンシュー)

作家、脚本家、プロデューサー。代表作の本作『盗墓筆記』シリーズ(全8巻)は、新感覚の読書体験ができると多くのファンからの支持を集めている。また、『盗墓筆記』シリーズの世界観をもとにした、前日譚の『老九門』、後日譚の『盗墓筆記重啓(続・盗墓筆記)』、少年時代編を描いた『沙海』、『藏海花』、『南部檔案』、『十年』などを発表。その他の著作に『怒江之戦』、『大漠蒼狼』、『千面』、『世界』などがある。幅広い作風で、ジャンルを超えて活躍中。

 

■原作者のコメント

1980年代から、世界では劇的な変化が起こり、中国でも急激な変化が起こったが、バーチャル世界に身を置く主人公が、それらをどう感じているのか。リアルとフィクションの交錯――このわけのわからない状態から、だんだんと真実があらわになる。そしてまたわけのわからない状態に陥り、最後には本当の真実が明らかになる。

この物語の謎は人生の謎のようであり、現代と完全にシンクロしている。物語は2000年からの時代を記したものだが、ある若者が時代の変化にともなってどう変わっていくかの記録でもある。それは、実はわれわれが過ごしてきた数十年間の反映でもある。本当に起こったことは荒唐無稽で、小説より奇なりであることに気づいてくださるものと信じている。

(『盗墓筆記1』 「あとがき」にかえて より一部抜粋)

 

書名:盗墓筆記1 地下迷宮と七つの棺/怒れる海に眠る墓

著:南派三叔

訳:光吉さくら/ワン・チャイ

定価:2,310円 (本体2,100円+税)

発売日:2024年10月30日(水)

判型:四六判

ページ数:432ページ

ISBN:978-4-04-074647-0

発行:株式会社KADOKAWA

 

KADOKAWAオフィシャル 書誌詳細ページ

https://www.kadokawa.co.jp/product/322204000956/

出版書誌データベース本書ページ

https://www.books.or.jp/book-details/9784040746470

 

書名:盗墓筆記2 青銅の神樹

著:南派三叔

訳:光吉さくら/ワン・チャイ

定価:2,090円 (本体1,900円+税)

発売日:2024年11月29日(金)

判型:四六判

ページ数:312ページ

ISBN:978-4-04-074648-7

発行:株式会社KADOKAWA

 

KADOKAWAオフィシャル 書誌詳細ページ

https://www.kadokawa.co.jp/product/322204000957/

出版書誌データベース本書ページ

https://www.books.or.jp/book-details/9784040746487

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