山西省の特異な遺跡「晋陽古城」が示す文化の歴史とは―専門家が解説
晋の都は現在の山西省の省都である太原市の郊外にあった晋陽だった。晋が分裂した後も、晋陽は重要な都市であり続けた。晋陽は長安、洛陽に次ぐ黄河流域の第3の都市だった。唐朝(618-907年)を樹立した李淵は晋陽で挙兵して隋(589-618年)を滅ぼした。晋陽は北宋時代(960-1127年)に廃棄され、都市機能は太原に移った。かつての晋陽は、現在では晋陽古城と呼ばれている。都市考古学などを専門とする山西省湖建築彩色壁画保護研究院の韓炳華副院長はこのほど、中国メディアの中国新聞社の取材に応じて、晋陽古城にまつわるさまざまな状況を紹介した。