Tagged: 吉利汽車

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​アリババ、中国自動車メーカーの吉利汽車と提携し、自動運転が可能なEVを開発

アリババグループは2月13日、中国大手自動車メーカーの吉利汽車(GEELY)と自動運転が可能な電気自動車(EV)開発に関する戦略的提携を発表しました。アリババのデジタル技術と吉利汽車の自動運転に関する専門性を持ちより、両社はクラウドコンピューティング、持続可能な開発、デジタルマーケティングなどの分野で協力を深めます。

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吉利汽車、世界的なチップ不足で収益性悪化

吉利汽車がこのほど発表した2021年12月期の業績は、世界的なチップ不足や原材料高が収益圧迫要因になり、増収減益となった。 吉利汽車の21年の自動車販売台数は前年比1%増の132万8000台。価格引き上げなどで売上高は10%増の1016億人民元に拡大した。ただ、冒頭で触れた通り、チップ不足や原材料高を背景に、営業利益率は前年比1.5ポイント低下して5.4%にとどまった。また、純利益は前年比12%減の48億5000万人民元に落ち込んだ。 22年については、販売目標は21年実績比24%増の165万台と設定。チップ供給に関しては足元で依然改善されていないが、同社経営陣は「第2四半期には改善するだろう」との見通しを示した。

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中国で新エネルギー車の値上げ相次ぐ~原材料高に伴う車載電池の値上げ受け

中国でこのところ、新エネルギー車の値上げが相次いでいる。背景には車載電池の値上げがある。 中国メディアによると、車載電池メーカーの寧徳時代(CATL)は昨年後半から2度の値上げを実施。同社は値上げについて、川上の原材料調達価格が上昇したためと説明している。車載電池メーカーの値上げを受け、足元で自動車メーカーが相次いで価格を引き上げている。 3月に入り、テスラが中国で一部の車種の値上げを発表。BYDは3月15日、吉利汽車の傘下の新エネ車メーカー・幾何汽車は同18日に複数の製品の値上げを発表した。値上げ幅は、BYDは3000~6000人民元、幾何汽車は3000~7000人民元となっている。小鵬汽車も18日、値上げを発表。原材料価格の大幅な上昇を受けての決定と説明している。 ■NIOは目先、価格引き上げ予定なし 一方、蔚来汽車(NIO)は、短期内に値上げを実施する予定はないと表明。価格安定こそが顧客の利益、市場の双方にプラスのためという。ただ、チップなどの国際的な原材料の需給状況が全体のサプライチェーンのコストの大きな変動要因になっており、客観的な環境に基づき機動的に価格調整の決定を行うとしている。 ■リチウム価格の上昇を政府も注視 リチウム価格の上昇に対しては、政府も注視している。国家工業情報化部はこのほど、関連部門とともに業界関係者を集めて会議を開催。足元のリチウム塩などの価格上昇による業界への影響などの意見を聴取した。そのうえで、リチウム塩の供給確保に力を入れることで、新エネルギー自動車などの戦略的産業の発展を支えるとの方針を表明。同時に、産業チェーンの川上から川下企業に対して、需要と供給のバランスをマッチさせ、協力して長期の安定した協力関係を築き、リチウム塩価格の適切な水準に誘導するよう求めた。