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インバウンド最前線!海外富裕層の心を掴んで呼び込むには。高付加価値ツアー造成セミナー(上海編) 0

インバウンド最前線!海外富裕層の心を掴んで呼び込むには。高付加価値ツアー造成セミナー(上海編)7/14無料開催

株式会社DACホールディングス(本社:東京都台東区、代表:石川和則、以下DACHD)は、グループ会社グローバル・デイリー(以下GLD)と共に、日本政府観光局(JNTO)後援のもと、中国大手旅行会社の上海竹園国際旅行社(以下、上海竹園)の陸勇氏、遠海国際旅行グループ王威氏、ホテル椿山荘東京マーケティング支配人の眞田氏をパネリストに迎え、高付加価値ツアー造成のためのセミナー(上海編)を実施いたします。

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中国・上海で大盛況!ネイキッド演出の巨大イマーシブ展、20万人を動員

株式会社ネイキッド(英語表記:NAKED, INC. 所在地:東京都渋谷区 代表:村松亮太郎)は、2022年10月1日(土)~2023年2月26日(日)の期間、中国・上海各地の博物館にて展示された、敦煌の歴史に没入するアート展『遇见敦煌:光影艺术展全球首展』のクリエイティブ演出を手がけました。高さ8m、広さ800平米の巨大空間で展開されるイマーシブアートは、光と闇の織りなす迫力の演出が上海でも話題を呼び、20万人を動員 。海南省海口、四川省成都、江蘇省南京などでも同時開催され、各地で人気を博しました。

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Yun Jian Art Museum(中国・上海)でStareReap中国初グループ展「StareReap 2.5 リコーアートギャラリー作品展」開催

StareReapプロジェクト、RICOH ART GALLERY(東京・銀座)で発表された作品群を初めて中国・上海で展示・発表いたします。
上海はアジア最大級のアートの中心地として知られており、「上海時間」というスローガンを掲げ、世界のアート・マーケットからの注目を集めています。また、2022年に日本・中国は日中国交樹立50周年を迎え、本展覧会はそれを機にBranding Shanghaiとの共同で企画されています。

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ぐるなび上海と上蔬云采(上海)数字科技有限公司が業務提携を締結

株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎 以下、ぐるなび)の子会社のぐるなび上海社(上海市黄浦区)は、食の安全管理向上と流通の効率化をミッションに「デジタルワンストップ農産物(食品)取引サービスプラットフォーム」を構築・展開している上蔬云采(上海)数字科技有限公司(以下、上蔬云采)と2022年11月9日(水)に業務提携を締結しました。本提携における主な取り組みは以下の通りです。 ■業務提携による主な取り組み1.オフラインの食品展示センターを企画・設置消費力が強い中国長江デルタ地域の4大チャネル(卸・EC小売・飲食チェーン・団体食チェーン)に対し、オフラインの食品展示センター(上海西郊国际农产品交易中心)を設置し、日本をはじめ中国や世界の食品をPRし、ビジネスマッチングを支援。 2.中国国内における日本食産業に関する研修会、交流会、セミナーなどの実施日本料理の飲食チェーン(日本国内企業・中国国内企業)に対し、デジタル化による経営サポートなどを通じ迅速かつ有効な発展を遂げることを支援。 3.日本食品ブランドの展示とダイレクトソーシングサービスのための専用プラットフォームを共同で企画・開発 4.総合プラットフォーム(上蔬云采)上で、日本料理に関するダイレクトソーシングサービスを運用日本料理に関係する食品ブランドのオフライン展示会を実施。またダイレクトソーシングサービスのオンラインサブプラットフォームを運営し、日本産農産物と中国長江デルタ地域の卸売・小売チャネルとのマッチングを支援。 直近では、食品展示センター(上海西郊国际农产品交易中心)が完成し、展示会やフェアの実施を順次予定しています。また、各種SNSでの発信も始まっており、今後、各種オピニオンリーダーや業界の有力者を招き、映像やコラムを順次発信していく予定です。 昨今、健康面や安全面から中国国内における日本食人気が急速に拡大しており、プレミアム価格を実現する余地があります。特に第2~4級都市(都市商業魅力ランキング)においては、より発展拡大のポテンシャルがありますが、現状それらの都市における日本料理の飲食チェーン比率は低く、情報・知識不足などがその原因として考えられます。このような背景から、ぐるなび上海社の「日本食品業界における包括的なプラットフォーム」と、上蔬云采の「デジタルワンストップ農産物(食品)取引サービスプラットフォーム」が提携することで、食における新たなサプライチェーンが構築され、コストをはじめ食材品質・ユーザー満足度などを最適化できることとなり、日本料理関連企業のさらなる発展をサポートします。  ぐるなびは「食でつなぐ。人を満たす。」という存在意義(PURPOSE)や「日本の食文化を守り育てる」という創業からつなぐ想い(SPIRIT)のもと、事業を進めています。本提携を通して、日本食材の輸出促進や海外における日本食のさらなる普及・浸透を目指します。 ■ぐるなび上海について代表者:山田 晃久所在地:上海市黄浦区淮海东路99号2013室設 立:2005年11月資本金:6.5億円日本と中国本土を含む中国社会で、美食美酒を媒介にした様々なメディア運営をはじめ、オンライン・オフラインにおける体験型活動の企画・運営を通じて、質の高い食を通年でプロモーションし、人々のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高める活動を展開しています。 ■上蔬云采について代表者:楊頴所在地:上海市青浦区华新镇华徐公路3841号1幢E118設 立:2022年5月資本金:6,000万人民元(約12億円)トレーサビリティやブロックチェーンの最新技術を用いて、食の安全管理向上と流通の効率化をミッションに、コスト削減と顧客開拓の効率化、そして信頼のおける、「デジタルワンストップ農産物(食品)取引サービスプラットフォーム」を構築・展開しています。

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日本人アーティスト16名による展覧会「Under Current」中国・上海、Powerlong Museum (宝龍美術館)にて開催

アジア最大級のプライベート・ミュージアムといわれるPowerlong Museum (宝龍美術館)は、近年アジアのアートシーンの中心地として発展を遂げる上海において最も注目される美術館です。本展では、日本とアジアの懸け橋となり活躍する沓名美和氏をキュレーターに迎え、今後国際的にさらなる躍進が期待される16名の絵画や立体作品約100点を体系的に展示し、その豊かで多様な表現を上海から世界に向けて発信します。

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「UNDEFEATED」の新店が上海にオープン。

ロサンゼルス発のスニーカーブティック「UNDEFEATED」の中国最大となる新店が上海にオープンした。ショップのデザインを担当したのは、今中国国内で人気店を多数手がける日本人デザイナー呉勝人が代表を務める「THE TRIANGLE.JP」。オープン初日から多くのUNDEFEATEDファンが押し寄せた。 創業者James BondとEddie Cruzの情熱から生まれたエキサイティングなフットウェアとアパレルは、様々なブランドとのコラボレーションを取り揃え、そのひとつひとつが創業当時と変わらぬ初期衝動を体現しているロサンゼルス発のスニーカーブティックUNDEFEATEDが8月26日、中国最大のショップを上海にオープンした。 ショップのデザインを担当したのは、銀座蔦屋書店や中国売上第2位のショッピングモールDEJI PLAZAのデザインを担当した、今、中国国内で人気店を多数手がける日本人デザイナー呉勝人が代表を務める「THE TRIANGLE.JP」。 UNDEFEATEDのアメリカや日本のショップデザインからデザイン要素を分解し、ストリートカルチャーと東洋文化をテーマにスポーツ、ライフスタイル、音楽、アートなどを複合的に取り入れ、デザインを再構築した。 ロサンゼルス店舗でも表現されている「サステナビリティ」と「リサイクル」というコンセプトを貫き、ショップの床、天井、壁面はなるべく既存をそのまま残し、機能性と美観をブレンドしています。 エントランス大テーブルは、廃棄されるバスケットボールのバックボードをカットし、特殊な工程で組み立てたもので、環境に配慮しながらもブランドのスポーティなDNAを表現。 ショップのファサードや什器には、UNDEFEATEDの美学である黒に、さらにドライな無骨感を演出するために、ミリタリーやアウトドアスポーツ車などで使用される粒子の荒い粉体塗装を施している。上海店のオリジナルである”East meets West “という文化的なコンセプトを織り込み、アジアの「禅」の精神を感じさせる「枯山水」や木の装飾が、スポーティなブランドらしさとミックスされ新しい価値観を提案。 レジカウンターの奥には、UNDEFEATED設立当初からファミリーの一員であるLA在住のアーティストGeoff McFetridgeによるスペシャルアートワーク「The Loneliness of a Giant」が飾られています。 上海の新店は、地元のトレンドセッターたちに自分たちのカルチャーを貫く場を提供し、さらに異分野のクリエイターとの出会いや交流の機会を与える新たなるコミュニティーとして創り上げられました。 オープニングは多くのファンやメディアで賑わい、早くもストリートカルチャーを愛する多くの人々に人気を博しています。 ■UNDEFEATED 上海店 上海市静安区南京西路 789 号兴业太古汇 L1 层 N152 店铺 ■THE TRIANGLE.JPについて 人が感じる「ワクワク」をあらゆる角度で追求し、 人間の本質的な感覚をもって再構築する。...

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中国上海市に中国現地法人2施設目となる結婚式場「嘉美麓徳高端婚礼会館 虹橋店(Camelot-Hills Shanghai Hongqiao)」をオープン!

日本ならではのおもてなしと感動をご提供 上海市閔行区 和装事業・ウエディング事業を展開する株式会社一蔵(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:河端義彦)の中国現地法人は、2022年9月11日、中国上海市閔行区に2施設目となる結婚式場「嘉美麓徳高端婚礼会館 虹橋店(Camelot-Hills Shanghai Hongqiao)」をオープンいたします。中国文化の大切な部分は残しつつ、西洋の婚礼スタイルを取り入れた半歩先をゆくトレンド、そして日本ならではのおもてなしと感動をご提供し、今後もアジアマーケットにおけるウエディング事業の拡大を目指します。 中国は人口約14億4千万人、年間の婚姻件数が約813万件(2020年統計)と言われる、大変魅力的なマーケットです。近年中国は、婚礼の西洋化が進み、ウエディングドレスやガーデンセレモニーなど、婚礼スタイルに変化を見せております。中でも上海は最も西洋化が進んでおり、富裕層も多くいることから、上海市静安区の1施設目「嘉美麓徳高端婚礼会館」は、順調に市場の支持を得て、多くのお客様にご利用をいただいております。2施設目では、さらにお客様のご期待に応えるべく、内装の本物志向、教会のリアリティーを追求しています。現在の上海の主流であるショー的な婚礼とは一線を画し、真の婚礼を提供できる施設として、雰囲気の異なる2つの披露宴会場で、より記憶に残る婚礼サービス、おもてなしをご提供してまいります 。   独特な神秘性と迫力ある外観 中国の建築は、さまざまな制約があり、自由な設計が許されません。その中で、数々の条件をクリアし、ヨーロッパ建築の独特の神秘性と、迫力ある外観装飾を実現いたしました。 天井高10メートルを誇る壮大なチャペル 繊細で美しい光を放つステンドグラスは、19世紀のイギリスで実際に使用されていたものを移築しています。希少価値が高いこのステンドグラスにこだわったのは、日本同様、中国ではチャペル挙式に憧れを持つカップルが増加しているためです。本物志向を追求し、天井高10メートルの壮大なチャペルで、さらなる感動をお届けいたします。 「ラグジュアリー」×「ナチュラル」異なるテーマのバンケット 少人数から最大240名様まで対応できる2つのバンケットは、金を基調としたラグジュアリーなバンケットと、白を基調としたナチュラルなバンケットで、新郎新婦様からのご要望にお応えします。ゲストからの祝福を浴びながら一歩ずつ下りる大階段、豪華で印象的なシャンデリアは、華やかでドラマティックなパーティー空間を演出いたします。大型LEDスクリーン・映像・音響の設備力と、新郎新婦様同士が鉢合わせをしないよう、プライベート性を高めた設計力も相まって、理想的な一日を鮮やかに彩ります。 概要 <式場概要> 式場名:嘉美麓徳高端婚礼会館 虹橋店(英文名:Camelot-Hills Shanghai Hongqiao) 所在地:上海市閔行区漕宝路1625号 6号楼 施 設:1チャペル(最大収容人数80名)、2バンケット(最大収容人数240名・240名)     地上3階(延べ床面積:約880坪) <現地法人概要> 商 号:璨臻(上海)婚慶礼儀服務有限公司 所在地:上海市静安区華康路118号 A-51室 代表者:董事長 河端義彦(当社代表取締役社長)     総経理 松野雄一郎(当社執行役員) 設立日:2017年11月14日   株式会社一蔵 1991年2月5日設立。東証スタンダード市場上場。和装事業とウエディング事業を展開。和装事業は全ブランドおよび子会社の京都きもの学院を合わせ、全国143店舗とECサイトを運営。呉服等の販売、振袖等の販売・レンタル、成人式の前撮り写真撮影、成人式当日の着付けおよびメイクサービス、着物の着方教室の運営等をする。ウエディング事業は「本物志向のファシリティ」「内製化したおもてなし」を強みに、国内4ヵ所、海外1ヵ所の結婚式場を運営。 https://www.ichikura.jp/

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デジタルハーツ上海、中国最大のゲームショー「ChinaJoy 2022」に出展

デジタルハーツ上海が、8月27日(土)~9月2日(金)にメタバース仮想空間での開催となる中国最大のゲームショー「ChinaJoy2022」に出展 デジタルハーツ上海は、CJメタバースブースにて中国の優れたエンターテインメント・コンテンツの日本への進出をサポートするマーケティング支援サービスをご紹介 デジタルハーツホールディングス(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:二宮 康真、東証プライム:証券コード3676、以下「デジタルハーツホールディングス」)の子会社のDIGITAL HEARTS (Shanghai) Co., Ltd.(以下、「デジタルハーツ上海」)が、2022年8月27日(土)~9月2日(金)に中国上海で開催される中国最大のゲームショー「ChinaJoy(China Digital Entertainment Expo & Conference)2022」に出展することをお知らせいたします。 「ChinaJoy」は中国上海で開催される中国最大のゲーム及びデジタルエンターテインメントのイベントです。20回目を迎える今年の「ChinaJoy 2022」は、メタバース仮想空間のMetaCJにおけるオンライン開催となり、ゲームをはじめ、メタバースやeスポーツ、AI、VRなどデジタルエンターテイメント業界を彩る最先端のコンテンツが展示されます。 デジタルハーツ上海は、「SAVE the DIGITAL WORLD」という企業ミッションのもと、ユーザーテストをはじめ、翻訳・LQAなどのローカライゼーション、ゲームの不具合を検出するゲームデバッグ、声優やイラスト制作などのクリエイティブ、マーケティング支援からカスタマーサポートまで、株式会社デジタルハーツ(以下、「デジタルハーツ」)をはじめとする国内外のグループ会社と連携した幅広いサービスをワンストップで提供できる強み活かし、中国のエンターテインメント企業の日本・米国・韓国市場等への海外進出をサポートしております。 デジタルハーツ上海は、2016年の会社設立以降毎年ChinaJoyに参加しており、6回目の出展となる「ChinaJoy 2022」では、従来以上にマーケティング支援サービスについてご案内する予定です。2021年に当社グループ入りしたデジタルハーツクロスによるマーケティング支援サービスや、2022年6月にデジタルハーツホールディングスと資本業務提携を行った株式会社GameWithとの協業など、これまで以上に充実したマーケティング商材の紹介を行います。デジタルハーツ上海は、デジタルハーツを中心とするグループ会社等との連携を活かし、中国の優れたエンターテインメント・コンテンツの日本への進出を積極的にサポートするなど、中国と日本のエンターテインメントの懸け橋となることを目指してまいります。 ■「ChinaJoy 2022」開催概要名称:ChinaJoy 2022会期:2022年8月27日(土)~9月2日(金)会場:メタバース仮想空間のMetaCJURL:https://www.chinajoy.net/ ■デジタルハーツ上海 ChinaJoyブース会場:E-B37  メタバースブースで中国語及び日本語での接客・商談が可能  今後もデジタルハーツグループでは、我々ににしかできない価値提供を続けることで、「確かな品質」を提供するグローバル・クオリティ・パートナーとして、ゲームをはじめとするエンターテインメント業界の発展を支えてまいります。           ...

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投資トレンドから見る中国メタバース概況レポート

イシン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:片岡 聡)は、TECHBLITZ主催のオンラインセミナーシリーズ「BLITZ SEMINAR」で、TECHBLITZのコンテンツパートナーであるジャンシン(匠新)のCEO田中 年一氏と、今回のセミナーではゲストとして中国現地でデジタルアート事業を経営するImmersive Creations China Co-founder & CEO 近衛 元博氏も登壇いただき、中国メタバースの最新トレンドについてお話しいただきました。今回は2社のレポートをひとつにまとめてリリースしました。 ■「投資トレンドから見る中国メタバース概況レポート」入手先https://techblitz.com/chinese-metaverse-by-takumi-innovators/・上記リンク内のフォームから資料請求をお願いします・「プレスリリースを見た」と記載いただけますと、よりスムーズな対応が可能です  「投資トレンドから見る中国メタバース概況レポート」では、以下の内容をレポートとしてまとめています。 ・投資トレンドから⾒る中国メタバース概況・中国バーチャルヒューマン・メタバースに今取り組んでおいた方がいい理由・中国メタバース市場概況と大手企業の動向  2015年に上海で立ち上げられたジャンシン(匠新)は日中間でのスタートアップやイノベーションの相互連携を推進しているアクセラレーターです。設立以来、業界ごとのイノベーション状況解説や現地スタートアップを招いたハッカソン、ピッチイベントなど数多くのサービスを通じて大企業とスタートアップのイノベーション実現を促進しています。  今回はTECHBLITZのコンテンツパートナーであるジャンシン(匠新)のCEO田中 年一氏と、今回のセミナーではゲストとして中国現地でデジタルアート事業を経営するImmersive Creations China Co-founder & CEO 近衛 元博氏も登壇いただき、中国メタバースの最新トレンドについてお話しいただきました。今回は2社のレポートをひとつにまとめて提供します。 ■「投資トレンドから見る中国メタバース概況レポート」入手先https://techblitz.com/chinese-metaverse-by-takumi-innovators/・上記リンク内のフォームから資料請求をお願いします・「プレスリリースを見た」と記載いただけますと、よりスムーズな対応が可能です ■グローバルイノベーション情報メディア「TECHBLITZ」とはhttps://techblitz.com/   「TECHBLITZ」は、世界のスタートアップエコシステムと日本をつなぐメディアです。最新の世界のスタートアップ情報や、各地のエコシステムの動向、日本企業のオープンイノベーション活動を現地取材し、発信しています。またメディアネットワークを活かし、日本企業に向けてイノベーション情報サービス「BLITZ Portal」の運営や、各種イノベーション支援をおこなっています。 ・イノベーション情報サービス「BLITZ Portal」https://techblitz.com/blitzportal-lp/ 【会社概要】Ishin Group会社名 :イシン株式会社代表取締役会長:明石 智義代表取締役社長:片岡...

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中国進出の日本企業、コロナ前から減少 ロックダウンの上海は200社超が撤退 中国進出企業、過去10年で最も少ない1万2000社

 日本企業の中国ビジネスが曲がり角を迎えている。これまで、日本企業では巨大なマーケットと豊富な労働力と安価な人件費をはじめとした「世界の工場」としての魅力から、国内外の生産拠点を中国に移設・集約し、強固で複雑なサプライチェーンを構築してきた。しかし、中国国内での新型コロナウイルス感染拡大と、中国当局によるロックダウン政策などを受けたサプライチェーンの寸断に直面。拠点を中国に集中させることのリスクが露呈し、政府も生産拠点の国内整備を後押しするなど、中国への“脱依存”に向けた新たな局面を迎えている。 <調査結果(要旨)> 中華人民共和国(以下「中国」、香港・マカオ両特別行政区を除く)に進出する日本企業は、2022年6月時点で1万2706社判明した。2010年の調査開始以降、中国への進出企業は1万社を超えており、引き続き日本企業の対中進出意欲の高まりがみられた。しかし、2020年の調査時点から940社減少したほか、過去の調査で最も進出社数が多かった2012年(1万4394社)からは1000社超減少するなど、中国に進出する日本企業数は減少傾向が強まっている 具体的な進出先では、上海市が中国全土で最多となる6028社が判明した。日本企業の工場や物流施設、メインオフィスとしての進出が特に多かった一方で、ソフトウェア開発などIT企業の進出も目立つ 業種別で最も多いのは製造業の5125社で、全体の約4割を占めた 1.中国進出企業の動向「中国進出」の日本企業、過去10年で最少の1万2千社 「脱・中国」広がる 中華人民共和国(以下「中国」、香港・マカオ両特別行政区を除く)に進出する日本企業は、2022年6月時点で1万2706社判明した。2010年の調査開始以降、中国への進出企業は1万社を超えており、引き続き日本企業の対中進出意欲の高まりがみられた。しかし、2020年の調査時点から940社減少したほか、過去の調査で最も進出社数が多かった2012年(1万4394社)からは1000社超減少するなど、中国に進出する日本企業数は減少傾向が強まっている。2020年からの推移では、22年時点で拠点の閉鎖など「撤退・所在不明」が2176社、「倒産・廃業」が116社となり、累計2292社が中国から撤退した。一方、新たに拠点などを開設した「新規」は1352社判明した。 日本企業では過去40年にわたり、豊富な労働力と安価な人件費をはじめとした「世界の工場」としての魅力から、国内外の生産拠点を中国に移設・集約し、強固で複雑なサプライチェーンを構築してきた。加えて、近年は14億人超の人口規模が生み出すマーケットとしての魅力度も高まった。そのため、2010年代初頭の対日デモに端を発した「チャイナリスク」、米中貿易戦争に直面しても、中国現地生産・販売拠点を積極的に開設する日本企業は多かった。 しかし、近年は人件費の上昇や環境規制強化などで「輸出基地」としての優位性は低下していたほか、国家安全に関わる戦略物資の輸出を規制する輸出管理法、データ管理を強化するデータセキュリティー法(データ安全法)の施行など、日本企業も含めた外資企業が負う中国事業リスクは近年急速に高まっている。また、中国当局のゼロコロナ政策に伴う長期のロックダウンにより、予見できない長期の操業停止や物流・サプライチェーンの混乱を余儀なくされたことで、欧米企業などを中心に中国ビジネスを嫌気した「脱・中国」の動きがみられる。日本企業でも、人件費の上昇で採算が合わず工場を閉鎖するなど中国事業の整理と、東南アジアや日本国内に生産拠点を移設・分散させるサプライチェーン再編が進んでおり、こうした動向も中国進出企業が減少を続ける遠因になっているとみられる。 2.進出地域上海市の減少が全地域で最大、20年比で200社超の減少 具体的な進出先では、上海市が中国全土で最多となる6028社が判明した。日本企業の工場や物流施設、メインオフィスとしての進出が特に多かった一方で、ソフトウェア開発などIT企業の進出も目立つ。次いで多い江蘇省(1912社)、広東省(1833社)では半数超が製造業で占められ、江蘇省では蘇州市など、広東省では広州市のほか、深セン市や東莞市などに生産工場などが多い。以下、遼寧省(1337社)、北京市(1112社)と、上位5地域では進出社数が1000社を超えた。総じて、進出企業は中国東部(華東地方)の沿岸部に集中している。  前回調査(2020年)から比較すると、減少した省・直轄市・自治区は18、増加は8だった。減少した地域では、上海市の減少幅が最も大きく、2020年の6300社から6028社と、2年間で272社減少した。広東省(2036社→1833社)は203社、山東省(916社→764社)は152社それぞれ減少し、減少幅が100社超となったのはこの3地域だった。大都市部での減少が顕著だった。  一方、最も増加したのは安徽省(88社→109社)で、前回調査から21社増加した。安徽省は、上海など沿岸都市に隣接する地理的優位性に加え、人件費をはじめ生産コストが低いこと、特に省都の合肥市などでハイテク産業が急速に発展していることも背景に、新たな投資対象として近年注目が集まっている。陝西省(64社→79社)は15社、江蘇省(1900社→1912社)は12社、それぞれ増加した。総じて、沿岸部では企業数が減少した地域が多い一方、内陸部では増加した企業が多いなど、エリアによって動向に差がみられる。 3.業種別多くの業種で減少も、教育・ メディカルケアなどの分野では増加 業種別では、全体で最も多いのは製造業の5125社で、全体の約4割を占めた。自動車や電化製品など機械器具製造関連で多く、自動車部品製造(137社)、金型製造(109社)、化学機械製造(79社)などが多く進出していたほか、幅広い産業で用いられる工業用プラ製品製造(153社)も多い。卸売業は4154社で、製造・卸売の2業種で全体の7割超を占める。卸売業では、工業用の電気機械器具卸売(459社)が最も多く、婦人・子供服(184社)のほか男子服卸(96社)などアパレル産業の進出が目立つ。 サービス業(1722社)は、受託開発ソフトウェア(428社)が最も多く、ゲーム開発などパッケージソフトウェア(101社)も含めると、サービス業全体の約3割をIT産業が占める。 前回調査(2020年)からの比較では、8業種中7業種が減少した。なかでも、製造業は434社減と最も多く、機械製造関連で多く減少した。卸売業(351社減)では衣服などのアパレル産業で減少が目立った。サービス業(111社減)も、広告・調査・情報サービスなどで減少が多かったことを背景に100社超減少したものの、一方で医療業などのメディカルケアや、教育といった分野では増加した。中国経済の成長に伴い所得が向上したことで、中国国内で教育熱の高まりを受けた進出がみられたほか、高齢化が進んだことで医療や介護に注目が集まっていることも、これらの業種で進出社数が増加した要因とみられる。 一方、金融・保険業は+26社と全業種で唯一の増加となった。銀行など金融機関のほか、主に事業会社を統括する持ち株会社が多く、中国・アジア地域の統括拠点として進出するケースが多い。 4. 今後の見通し不透明な「予見性」を嫌気 供給網の脱「中国依存」進む可能性も 中国による「ゼロコロナ政策」により、中国最大級の経済都市である上海市をはじめ各都市がロックダウン(都市封鎖)された影響で、日本企業の現地生産や物流に大きな打撃をもたらした。帝国データバンクが今年5月に実施した調査でも、日本企業約1700社を対象に上海ロックダウンが及ぼす企業活動への影響を調査した結果、中国に進出している86社のうち計86%の企業が「マイナスの影響がある」と回答した。企業からは「中国からの仕入れ(輸入)に影響が多大」「上海での操業が1カ月以上停止し、多大な損失が出ている」など、ロックダウンが企業活動に悪影響を及ぼしているとの声が多くあがった。また、「長期の外出制限で駐在員の心身共に疲弊している」など、現地従業員の健康にも悪影響が及んでいるとの指摘もみられた。 こうしたチャイナリスクに対し、日本企業を含めた外資企業では拠点が集中していた中国からの脱依存を進める動きがみられる。欧州連合(EU)商工会議所が4月下旬に実施したアンケート調査では、23%が中国からの撤退や投資先の見直しを検討、8割弱が投資先として「魅力が落ちた」と回答した。在中米商工会議所が5月初旬にかけて実施した調査でも、約5割で対中投資を「減らす」「先延ばしする」と回答。日本企業でも同様の動きがみられ、中国・上海市に進出する日本企業の計14%が今後の中国投資を「縮小・延期する」との調査結果を上海日本商工クラブがまとめた。既に一部の日本企業では、中国での生産比率を引き下げ、中国から輸出する製品については日本やベトナムなどで生産する体制に切り替える動きもある。 日本と巨大市場を抱える中国との間では、多種多様な業種で強固かつ複雑なサプライチェーンが構築されてきたことから、即座に中国と関係を断つことは企業にとって負担が大きい。ただ、予見性に乏しい中国当局のゼロコロナ政策に対し、中国に拠点を持つ日本企業では不満や不信感が高まっている様子もみられ、今後は「チャイナプラスワン」に向けた調達戦略がより進んでいく可能性が高まっている。