白鶴美術館2023年秋季展開催 中国陶磁の名品を展示! 2023年9月20日(水)から12月10日(日)まで 

公益財団法人白鶴美術館(神戸市、1934年開館)では、9月20日(祝・水)から2023年秋季展を開催します。当館は、多彩な日本・東洋古美術(本館)と中東絨毯(新館)の所蔵館として世界的に知られています。今秋は、「中国陶磁の植物文」(本館)と「アナトリア絨毯の植物文」(新館)と致しました。植物文は、古今東西を問わず繁栄や吉祥(きっしょう)の象徴となってきましたが、中国陶磁器や近代の中東絨毯にも、そうした文様が溢れています。その多様な植物文を捉え作品を紹介します。(作品数:本館48点、新館21点)出品作品例として、唐時代の名品「唐三彩荷葉飛雁文盤(とうさんさいかようひがんもんばん)」や、明時代の「金襴手寿字文鉢(きんらんでじゅじもんばち)」、またアナトリア中央部キルヒシェール産の絨毯(19世紀初期)があります。会期中には、講演会やワークショップなど、来館者が参加できる各種イベントも開催します。

開催概要

展覧会名:本館「中国陶磁の植物文-清雅と繁栄の象徴-」

新館「アナトリア絨毯の植物文-豊穣のイメージ」

■期間   2023年9月20日(水)~12月10日(日)

■休館日  毎週月曜日 但し、10月9日(祝・月)は開館、10月10日(火)を休館

■開館時間 午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)

■入館料  大人:800円 大学・高校生:500円 中・小学生:250円

割引料金:団体割引(上記各団体20名以上は2割引) / シニア割引( 65歳以上500円)

主な展示品

【白鶴美術館とは】

「世界的価値のあるコレクションを私蔵するのではなく、ひとりでも多くの方の目に触れてほしい。」

白鶴美術館は、そんな願いを持った嘉納治兵衛(鶴翁・白鶴酒造7代)によって昭和9年(1934年)に開館されました。古美術品500点で出発した当館は現在、国宝2件(75点)、重要文化財22件(39点)を含む約1450点以上の作品を所蔵。戦争と空襲、大震災など幾多の苦難を乗り越えて、価値ある古美術品を現在に残しています。

1934年開館の美術館本館

展覧会に伴うイベント情報

講演会「中国陶磁にみる蓮花の系譜」(定員50名)

日時:11月26日(日) 午後2時~3時30分

講師:守屋雅史 氏(大阪市立東洋陶磁美術館館長)

新館レクチャー「トルコ絨毯の歴史と文化」(定員50名)

日時:12月10日(日) 午後2時~3時

講師:トルコ・イスラーム美術史専門家 奥村純代 氏(SOAC Art Consultancy & Curation)

特別文化財講座「漆を知る」 

日時:11月5日(日) 午後2時~3時30分

午後2時~2時50分 講義「漆造りからみえてくる私たちの生活と文化」(定員50名)

午後3時~3時30分 実技「お箸塗り体験」(定員24名)

講師(講義・実技指導) 漆精製師 堤卓也 氏 株式会社 堤淺吉漆店 専務取締役

大学生ワークショップ「ふわふわクルクル一綿から糸へ!」 (随時5名ずつ、先着20名)

日時: 11月12日・19日・26日/12月3日(各日曜日) 午後1時30~3時30分

指導員:甲南大学大学生

ア-ト・ト-ク「中国陶磁の植物文」 (定員50名)

日時:12月9日(土) 午後2時~3時30分

講師:当館学芸員

スライド解説「展示品のみどころ」 (定員50名)

日時: 10月22日、11月19日(各日曜日) 午後2時~3時

講師:当館学芸員

※イベントは先着順のため、定員になり次第受付を終了します。

 

▼展覧会詳細(HPをご覧ください)

https://www.hakutsuru-museum.org

アクセス

〒658-0063 神戸市東灘区住吉山手6-1-1

・阪急御影駅から北東約1km(徒歩約15分)

・無料駐車場あり(大型バスも可)

・阪神御影駅、JR住吉駅から市バス38系統渦森台行「白鶴美術館前」

▽ニュースリリース(PDF)

https://prtimes.jp/a/?f=d13868-195-15a00451ee604fe782f40a0ea3610d51.pdf

▽チラシ

https://prtimes.jp/a/?f=d13868-195-75e137b28d0d595e171d97919e3c73fe.pdf

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