発売即重版決定! かわいいだけじゃないパンダの魅力と謎に迫った『知らなかった! パンダ』中国以外の飼育下で世界一の繁殖例を誇る「アドベンチャーワールド」パンダチームの執筆で大注目!
『知らなかった! パンダ アドベンチャーワールドが29年で20頭を育てたから知っているひみつ』のタイトルだけでも「29年?」「20頭⁉」と反響
和歌山県白浜町にあるテーマパーク「アドベンチャーワールド」パンダ飼育スタッフチームによる本書は2023年1月18日発売、翌19日に大重版が決定しました。2月22日に中国に旅立つことが決まった「永明」「桃浜」「桜浜」ほか、現在パークで暮らす全7頭のパンダファミリーについてもスタッフならではのエピソードを披露しています。
1994年にオスの「永明」とメスの「蓉浜」を迎え、さらに2000年にメスの「梅梅」を迎えたアドベンチャーワールド。その後、2021年11月の楓浜誕生までで17頭の子どもが生まれ、中国を除く飼育下で、世界一の繁殖例を誇ります。四半世紀以上、パンダと共に歩んできた飼育スタッフだから語れるとっておきのお話満載です。
飼育スタッフに抱っこされる赤ちゃんのころの「結浜(ゆいひん)」 写真提供:アドベンチャーワールド
【目次】
PART1 生態
白と黒にはわけがある
十頭十色
パンダを守れ!――絶滅危惧種からの復活
パンダが見ている世界
実は「危険動物」なんです
先祖は肉食! 竹が主食になったワケ
竹を食べたらこうなった――パンダならではの特徴
一日中、ほぼ食べて寝ている生活
飼育スタッフの仕事
パンダを生物の分類でいうと?
PART2 パンダファミリー
お父さんパンダ・永明①――16頭の子だくさん
お父さんパンダ・永明②――人間でいうと90歳!
二代つづくグレートマザー
10頭を育てたベテランお母さん・良浜
2歳までにひとり立ちして単独で暮らす
活動的なのは朝――パンダの行動あれこれ
ずっといてほしいけど、未来のために――中国に旅立ったパンダたち
白浜で会える娘たち
PART3 繁殖
チャンスは1年で2~3日だけ!
春に発情するのにはわけがある
永明が子だくさんのひみつ
大家族の誕生
パンダの赤ちゃんはなぜあんなに未熟で生まれてくるのか
赤ちゃんは水筒をもって生まれてくる
緊張の1週間――がんばれ赤ちゃん!
野生での双子育児がむずかしいわけ
「入れ替え保育」にする理由
PART4 まだまだあります! パンダ・トリビア
健康のバロメーター
名物・パンダ座りができるのは、体が柔らかいから
鳴き声いろいろ
げっぷにくしゃみ、寝言も言います
パンダの赤ちゃんの平熱は?――体調管理は怠りなく
PART5パンダをめぐるサステイナブルなお話
竹を食べてくれたおかげで今、パンダに会える
「パンダバンブープロジェクト」
ブリーディングローン
動物園の役割――「種の保存」
動物たちから学ぶ
<コラム>
過去一番小さく生まれた彩浜、日本人スタッフだけで取り上げた楓浜
■書籍内容
四半世紀を超えてジャイアントパンダを飼育するアドベンチャーワールドは中国を除くと世界一の繁殖例を誇る日本の施設。人間に換算すると約90歳の父・永明を筆頭に、グレートマザー良浜とその娘たちを日々お世話する飼育スタッフが、意外な素顔や出産・育児、不思議な生態について詳しく紹介。誰かに話したくなるトリビア満載!
■書籍データ
【タイトル】『知らなかった! パンダ アドベンチャーワールドが29年で20頭を育てたから知っているひみつ』
【著者名】アドベンチャーワールド「パンダチーム」
【発売日】2023年1月18日
【造本】四六変小・ソフトカバー・160頁
【本体定価】1595円(税込)
【ISBN】978-4-10-354871-3
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/354871/