新たな歩みを東瀛に刻み、大外同心で新章を拓く

――大連外国語大学日本校友会新年会が東京で開催

【日中商報訊】東瀛の冬、歳首に心温まるひととき。2026年2月8日、新春の訪れとともに、大連外国語大学日本校友会新年会が東京にて和やかに開催された。異なる卒業年度、さまざまな分野で活躍する大外校友に加え、兄弟校である各大学日本校友会の代表者ら約80名が一堂に会し、真摯な交流と笑顔あふれる語らいの中で校友情を深め、未来の発展について語り合った。

司会:左・2012級校友 龐博、右・2004級校友 陶然

六十余年にわたり弦歌絶えず、薪火は脈々と受け継がれてきた。1964年の創立以来、大連外国語大学は常に国家の発展と歩調を合わせ、「崇徳尚文、兼収並蓄」を精神の基調として、国際的視野と祖国への思いを兼ね備えた対外人材を育成してきた。卒業生たちは外交・対外事務、教育研究、文化交流、経済貿易協力など多方面で活躍し、世界各地で中国の物語を伝え、交流の架け橋を築いている。日本は、多くの大外校友にとって長年学び、働き、生活してきた重要な拠点の一つである。

大連外国語大学日本校友会新年会

大連外国語大学日本校友会新年会

本新年会は母校からも大きな関心と温かい配慮を受けた。大連外国語大学学長・校友会会長はビデオメッセージを通じて日本校友へ新年の祝意を伝え、日本校友会が校友の結束、母校への支援、日中交流の促進において果たしてきた積極的な役割を高く評価するとともに、今後も専門性を生かして社会に貢献し、母校に報いるよう激励した。

大連外国語大学日本校友会新年会

大連外国語大学日本校友会新年会

会場には来賓が多数出席し、友情に満ちた雰囲気に包まれた。中国駐日本国大使館公使の趙宝鋼氏、同教育処一等書記官の侯書会氏が招かれて出席。また、北京大学日本校友会会長の李仲安氏、復旦大学日本校友会会長の劉炳江氏、上海財経大学日本校友会創会会長の馬志文氏、西南政法大学日本校友会会長の余揚氏ら兄弟校校友会代表が祝意を述べ、在日中国高校校友コミュニティ間の良好な交流と深い友情を示した。

年会ではさらに、大外の傑出した校友である著名な漢学者・翻訳家・作家の王敏先輩(1973級)への祝賀も行われた。王敏先輩は2025年11月、日本政府より瑞宝小綬章(Order of the Sacred Treasure, Gold and Silver Rays)を受章し、天皇陛下に拝謁された。この栄誉は、長年にわたり日中文化交流、学術研究、相互理解の促進に尽力してきた功績に対する高い評価であり、日本社会が外国人研究者の公共的貢献を公式に認めたことを示すものである。

瑞宝小綬章

瑞宝小綬章

写真:瑞宝小綬章

王敏先輩は振り返る。四十年前、外国人が日本の大学に教員として就くことはほとんど不可能であり、たとえ採用されても制度の壁を越えることは容易ではなかった。二十年前になってようやく状況は変わり始めたが、その進歩は決して一朝一夕のものではなく、時間と忍耐、そして幾世代にもわたる努力によって築かれたものだという。「この勲章も、ほぼ一生をかけた結果です」と率直に語った。しかしその積み重ねがあるからこそ、後進はより速く、より順調に歩むことができる。「私たちは皆、道を敷く砂のような存在です。」この素朴で静かな言葉は、会場の校友たちの深い共感を呼んだ。異国で学び、働き、研究し、交流してきた大外人と中国人研究者たちの一つ一つの努力が境界を広げ、後進により広い空間を切り拓いてきたのである。この栄誉の意義は、日本社会に大外および大外人の果たしてきた独自の役割をより広く認識させ、在日で生活・学習・勤務する後進たちの歩みをより円滑にする点にもある。

大連外国語大学日本校友会新年会

大連外国語大学日本校友会新年会

新年会は終始、和やかで誠実な雰囲気の中で進められた。校友たちは杯を交わし新年を祝福し合い、それぞれの人生の軌跡や職業経験を分かち合った。交流の中でキャンパスの思い出をよみがえらせ、対話の中で新たなつながりと可能性を見いだした。異なる時代の経験がここで交わり、「大外人」という変わらぬアイデンティティへと収斂した。

大連外国語大学日本校友会新年会

大連外国語大学日本校友会新年会

渤海のほとりから東瀛の島々へ。若き日のキャンパスから多元的な社会へ。変わらぬのは母校への深い思いと、世界と通じ合う初心である。今回の日本校友会新年会は、歳首の再会であると同時に、精神の継承とバトンリレーの場でもあった。今後も大連外国語大学日本校友会は校友の力を結集し、日中民間交流を深化させ、それぞれの持ち場で着実に歩みを進めながら、「言葉で世界を結び、母校への思いを胸に」という新たな章を共に紡いでいく。

執筆:陶然(2004級)
写真:王童

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