神田外語大学の学生「第41回 全日本中国語スピーチコンテスト全国大会」優勝
日本と中国をつなぐ架け橋に
日本中国友好協会では、日本における中国語学習の普及と質の向上および日中両国国民の相互理解と友情に寄与することを目的として全日本中国語スピーチコンテストを実施しています。総合的な”中国語の力”を競う大会で、スピーチの部と朗読の部があり、それぞれ「中高生」「大学生・大学院生」「一般」で分かれています。第41回を迎えた今回はスピーチの部(大学生部門)に全国から47名が参加し、10名(1名欠場)が決勝大会に進出しました。
白子純那さんは9月~11月に全国の都道府県でおこなわれた地方予選における千葉県大会にて優勝し、全国大会出場を決めました。
「第41回全日本中国語スピーチコンテスト全国大会」概要
主 催 公益社団法人 日本中国友好協会
開催日 2024年1月7日(日)
会 場 日中友好会館 地下大ホール
後 援 外務省、文部科学省、NHK、読売新聞社、(一社)共同通信社、(公財)日中友好会館、(公財)国際文化フォーラム、中国大使館、中国教育部、中日友好協会、中国外文局アジア太平洋広報センター
協 賛 中国教育部中外語言交流合作センター
協 力 日本国際貿易促進協会、(一財)日中文化交流協会、日中友好議員連盟、(一財)日中経済協会、(一社)日中協会
受賞者 白子純那さん(外国語学部 アジア言語学科 中国語専攻4年)
部 門:スピーチの部 大学生部門1位
後援・協力団体賞:外務大臣賞/中日友好協会賞
テーマ:心の橋をかける震災紙芝居
学生に聞く 外国語学部 アジア言語学科 中国語専攻 4年 白子 純那(しろこ じゅんな)さん
まず、去年の夏頃から長い間ご指導くださった先生方と、応援してくださった全ての方にお礼を申し上げたいです。美しい発音に魅力を感じて勉強を始めた中国語のスピーチで、このような評価をいただくことができて大変光栄です。
大会では、「心の橋をかける震災紙芝居」という題名でスピーチしました。約一年かけて植村ゼミで取り組んだ東日本大震災の教訓を伝える紙芝居の翻訳活動についてです。この取り組みをより多くの人に伝えたいと思い、発音はもちろんですが、目の前の人に語りかけるように話すことを意識して練習しました。どのように話せば想いが伝わるのかが分からず苦労しましたが、先生方のご指導もあり、徐々に中国語らしい表現ができるようになりました。
最後に、今回の受賞により、私たちが中国語に翻訳した紙芝居「忘れないよ 小さな命とあの日のこと」をより多くの人へ広めることに貢献できていたら嬉しく思います。4月からは社会人となりますが、これからも中国語学習は継続し、日本と世界をつなぐ人になりたいです。
参 考
【神田外語大学HP】
https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/
【防災紙芝居多言語化プロジェクトについて】
https://www.kandagaigo.ac.jp/group_news/detail/0103_0000009580.html
【紙芝居『忘れないよ 小さな命と あの日のこと』動画(4言語リレー)】
https://youtu.be/pgeSqeP-Yno
【紙芝居『忘れないよ 小さな命と あの日のこと』動画(中国語版)】
https://youtu.be/5fCkDoeAaek
【神田外語グループX(旧Twitter)】
https://twitter.com/kandag_official
【公益社団法人日本中国友好協会HP(全日本中国語スピーチコンテスト)】
https://www.j-cfa.com/project/speech/