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日中国交正常化50周年記念 中国歴史人形劇「項羽と劉邦」特別展示・上映会

2022年4月25日(月)、中国文化センターで日中国交正常化50周年記念 中国歴史人形劇「項羽と劉邦」の開幕式が開催された。 本イベントは株式会社光文の主催、中国文化センター共催で、歴史人形劇ドラマ「項羽と劉邦」全100話の日本語版完成を記念して企画された。 中国文化センター主任、羅玉泉氏からは項羽と劉邦の時代背景や、中国における人形劇の現状について紹介があり、公益社団法人日本中国友好協会理事長代行の永田哲二氏からは主催者側への感謝や、本イベント開催と日中文化交流理解促進の意義について説明された。 元王子ホールディングス上海、北京事務所所長の中嶋孝氏からは、主催団体である株式会社光文との出会いや、項羽と劉邦の魅力を説かれ、最後に主催団体である株式会社光文代表の瀋光文氏からは「項羽と劉邦」作品の翻訳にご尽力された故 竹内実京都大学名誉教授との出会いや翻訳に関するエピソードの紹介、制作に携わったメンバーの紹介、そしてこのような活動を通して日中友好促進に貢献したい気持ちを述べられた。 開会式の最後には来賓4名によるテープカットが行われた。 会場では特別展示として、ドラマで実際に使われた人形(項羽、劉邦、始皇帝、虞美人など)、そして竹内実先生の直筆原稿の展示が行われている。 本イベントは4月28日まで行われており、14時から座談会、15時からは全100話の中から一番の見せ場であるシーンを「覇王別姫」として再編集した、特別吹き替え版を上映する(予約不要)。 江蘇省無錫市で製作された本作品、人形劇とは思えない壮大なスケールの作品になっている。この機会に中国の名作である「項羽と劉邦」の歴史を振り返ってみてはどうだろうか。  

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日中は現代文学の交流で何を得られたのか―専門家が「トットちゃん効果」も交えて解説

中国では現代日本の文学作品が多く読まれるようになった。一方の日本では中国人作家の莫言氏がノーベル文学賞を受賞したこともあり、中国の現代文学作品が注目されるようになった。日中で互いに相手国の文学作品に親しむこと、いわば「文学交流」がもたらすことは何なのか。