中国とASEANはブルーカーボンでの協力を強化すべきだ―専門家が状況を解説
ブルーカーボンという概念がある。海浜および海洋生態系を利用して空気中の二酸化炭素を吸着して主に有機物の形で固定することで、国連環境計画(UNEP)が2009年に提唱し始めた。中国南海(南シナ海)研究所の王勝所長はこのほど、中国メディアの中国新聞社の求めに応じて、ブルーカーボンについては国際協力が必要であり、中国の場合には特に東南アジア諸国連合(ASEAN)との協力を強化すべきとする、自らの主張を説明した。以下は王所長の言葉に若干の説明内容を追加するなどで再構成したものだ。