日本で見つけた中国:中国における文明間交流に対する新たな動向
中国では長い間、中国文明と西洋文明との関係をどう位置づけるかは難しい課題でした。この難題も、最近は地球上にさまざまな文化、文明が起こり、交流し合い、啓発し合って、世界文明は発展してきた、という考え方に整理され、落ち着いたようです。2019年5月15日、習近平主席は「アジア文明対話大会」における講演の中で「文明の交流と互鑑(お互いに学び合う)」という考え方を明らかにしました。その後中国では「文明の交流と互鑑」をテーマとする会議が、多く開かれています。