海外文化交流特別展 日中平和友好条約45周年 世界遺産 大シルクロード展

東洋と西洋を結ぶシルクロードは、古代から重要な交流、通商ルートであり、 多様な民族が興亡した文化融合の地でした。 本展覧会では、中国の洛陽、西安、蘭州、敦煌、新疆地域など各地の主要な博物館、 研究機関の所蔵する文物の中から、シルクロードの名宝を紹介します。 遣唐使など日本との縁が深い唐時代を中心とした名品を展観するとともに、 あわせて世界遺産に登録された遺跡の遺品も展示します。

会 期:2023年9月16日(土)~ 12月10日(日) 74日間

会 期:東京富士美術館 本館展示室

〒192-0016 東京都八王子市谷野町492-1

■ 主催:東京富士美術館 朝日新聞社


■ 後援(予定):外務省 中国人民対外友好協会 中国国家文物局 中国大使館 八王子市 八王子市教育委員会


■ 特別協力:中国文物交流中心

■ 企画協力 :黄山美術社

■ 協賛:光村印刷(東京会場)
■ 入場料:大人:1500円(1200円))大学・高校生:900円(800円)中学・小学生: 500 円(400 円) ※未就学児無料、( )内は前売及び団体料金、各種割引

【開催趣旨】

シルクロードはユーラシア大陸を横断し東洋と西洋を結んだ大交易路と一般に知られています。自動車も汽車もない時代に、草原や 砂 漠 、雪 山を越え、時には命をかけて人や物がここを往来 しました。地球 の四分の一 周にもおよぶ壮大な「旅路」は 、人類の歴史においても重要な役割を果たしてきたと考えられています。

シルクロードの研究は19世紀後半より始まり、約140年の歴史がありますが、日本では特に半世紀程前のテレビ番組の印象が 深 く、砂漠の彼方や最果ての地に多くの人が憧れを抱くようになりました 。学術的 にも、奈良の正倉院に伝わる宝物の故地として、ペルシア や中央 アジア、ひいてはギリシア・ローマに起源する文化が注目され、交流の歴史が研究されてきました 。そして近年では、シルクロードが 2014 年にユネスコの世界遺産に認定されました(「シルクロード : 長安 – 天山回廊の交易路網」)。 中国ではこれを契機としてシルクロードへの関心が高まり、学術調査や研究はこれまでにない勢いで進められ、新しい発見が続いています。

本展覧会は、この世界遺産認定後、中国国外で初めて行われる大規模なシルクロードの展覧会です。世界遺産に登録された中国国内の遺跡を紹介し、また日本初公開の文 物を含むシルクロー ド文化の精華を公 開します 。特に今回は、中国側のご厚意により、これまでにない規模でシルクロードの優品が日本にも たらされます。シルクロードを通 じ て 、日本と中国が長 い文 化交 流の歴史をもつことを、この展覧会であらためて感じていただけましたら幸いです。

【巡回展】

■九州会場

福岡アジア美術館

2024年1月2日(火)〜3月24日(日)72日間

主催:福岡アジア美術館、読売新聞社、FBS福岡放送、西日本新聞社、西日本新聞イベントサービス

■東北会場

東北歴史博物館

2024年4月9月(火)〜6月9日(日)54日間

主催:東北歴史博物館、河北新報社、khb東日本放送

■四国会場

愛媛県美術館

2024年6月22日(土)〜9月1日(日)62日間

主催:愛媛県、愛媛新聞社、RNB南海放送

■中国会場

岡山県立美術館

2024年9月16日(月祝)〜11月10日(日)48日間

主催:岡山県立美術館、山陽新聞社、RSK山陽放送

■関西会場

京都文化博物館

2024年11月23日(土祝)〜2025年2月2日(日)56日間

主催:京都文化博物館、毎日新聞社、京都新聞、MBSテレビ

問い合わせ窓口※東京会場のみ

「世界遺産 大シルクロード展」広報事務局/(株)ウインダム内 担当:白井、沼澤 TEL. 03-5462-3767 FAX. 03-3664-3833
E-mail: silkroad2023@windam.co.jp
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町 2-14-11-2F

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