「ぐるなび上海」日中間のフードサプライチェーン領域における 事業ドメインの確立を目指し、新たなサービス展開へ
株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎 以下、ぐるなび)は、子会社であるぐるなび上海が、日中間のフードサプライチェーン領域における事業ドメインの確立を目指し、新たなサービスの展開を推進していくことをお知らせいたします。
ぐるなび上海は、日中両国において、様々なパートナーシップ契約を締結しています。2024年8月には、株式会社ベクトル(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:西江 肇司、東証プライム:6058、以下ベクトル)の中国現地法人である維酷公共関係諮詢(上海)有限公司(ベクトルチャイナ)と業務提携を締結しました。この提携により、日本食品事業者や自治体向けの中国市場進出支援におけるワンストップ・ソリューションサービスの強化や、中国法人の日本視察・交流を促進する日本スタディツアーに取り組んでいます。
また、2024年9月には、給食業専門の経営コンサルティングを行う株式会社日本給食業経営総合研究所(本社:神奈川県横浜市、代表:野間 元太) とのパートナーシップ契約を締結しました。2025年からの本格始動に向けて、日中双方で培ってきた情報やノウハウを共有するとともに、食材の提供を通じて、日中間の給食業界のさらなる発展と相互交流を目指しています。さらに、中国内の複数企業とも業務提携を進め、新たなビジネス創出に取り組んでいます。
これまで、ぐるなび上海は日本産品の対中輸出プロモーションやビジネスマッチングなど、日本アウトバウンド関連事業に取り組んでまいりました。ここで培ったノウハウや、中国国内に構築した強靭なフードサプライチェーンと食品業界における幅広いネットワークを活かして食材情報を収集し、ぐるなび上海が目利きをした安心安全で良質な食材を日本に提供する取り組みなどを積極的に推進していきます。加えて、フードサプライチェーン分野における新たなサービスの展開および、現地の有力企業との資本提携も視野に入れ注力していきます。
また、従事するコアメンバーに対して、ぐるなび上海の株を一部譲渡するなど新たなインセンティブ制度を導入することで、事業をより一層強力に推進してまいります。
ぐるなびは「食でつなぐ。人を満たす。」という存在意義(PURPOSE)や「日本の食文化を守り育てる」という創業からつなぐ想い(SPIRIT)のもと、事業を進めています。今後も、ぐるなび上海において、日中両国のパートナーとの「絆」を重要な資産として活用し、フードサプライチェーン分野における新たな事業ドメインを確立することで、日本食の普及・浸透を推進するサービスを提供してまいります。