Category: 日中民間交流
「中医薬の日」記念事業 10月30日(日) 消費者セミナー&ライブ配信のお知らせ「漢方3姉妹が教えます!漢方養生で身体も心も美しく」
毎年10月11日は「中医薬の日」です。その記念事業として消費者セミナー「漢方3姉妹が教えます!漢方養生で身体も心も美しく」を静岡県伊豆の国市韮山時代劇場にて開催します。静岡のアイドル久保ひとみさんが健康についての悩みや疑問を、漢方や医学の専門家女性3人に投げかけます。楽しく「中医学(中国伝統医学)」が学べる楽しい催しです。なお当日の模様はYouTube Liveにて無料ライブ配信も行います。
中野で誓いを結ぼうぞ!!「超三国志展」11月12日(土)11:00より墓場の画廊(中野店)にて開催。大河的歴史漫画の魅力に触れるのは「君と余だ」。
マンガ、アニメ、特撮などを始めとするサブカルチャーをテーマとした企画展を開催・運営している株式会社クレイジーバンプは11月12日(土)より墓場の画廊中野店とONLINE STOREにて開催する【超三国志展】(https://hakabanogarou.jp/archives/33130)の情報を公開致します。 今から1800年前の中国を舞台に正義と野望、裏切りと友情が交錯する壮大な歴史ドラマの幕が開いた。乱世に立ち上がった英雄たちの物語を描いた『横山光輝 三国志』である。墓場の画廊では、50周年を迎えた同作のPOP UP STOREを開催。象徴的なシーンをピックアップして紹介するほか、物語の世界観を体験できる展示スペースを展開予定。桃園の誓い、赤壁、そして、五丈原……。60巻に及ぶ大河的なドラマを体験するのは「君と余」だ!本作の魅力である印象深いコマやセリフももちろんピックアップ。会期中は中野に「げえっ」「むむむ」「ウム!」がこだまする⁉︎墓場の画廊ならではの作品にちなんだグッズも多数販売。Tシャツなどのアパレルや、人気のアクリル系アイテムなどをはじめ、「一番乗り」したくなるようなラインアップが勢揃い。野望がきらめき、男たちの戦いが繰り広げられた古代中国の世界と乱世をにうごめく策略の数々。歴史漫画のアイコン的作品『横山光輝 三国志』の魅力に触れられる機会を見逃すな! 50周年 Tシャツ/4,400円(税込)サイズ:(S~XXL)本展のメインロゴをプリントした記念アイテム。散りばめられた名場面で三国志の歴史を追体験したい。 夏侯惇 Tシャツ/4,400円(税込)サイズ:(S~XXL)曹操と苦楽をともにした魏の名将を大胆にデザイン。「むむむ」の台詞も存在感あり。 呂布 Tシャツ/4,400円(税込)サイズ:(S~XXL)三国志最強の武将を中華風Tシャツに落とし込んだ。赤兎馬とともに駆け出しそうな迫力満点の仕上がりだ。 関羽 クルーネックスウェット/6,380円(税込)サイズ:(S~XXL)劉備を支えた知力と武力に優れた関羽をカレッジ風にしたアイテム。王道を歩む”らしさ”あふれるひと品。 豆皿 「げえっ」「むむむ」「ウム!」/各990円(税込)サイズ:直径92mmお馴染みのセリフと人物が描かれた豆皿。中華料理はもちろん、和洋を問わず盛り付けたい。 まだまだ商品は展開していくぞ。続報を待たれよ! 【超三国志展】概要期間 2022年11月12日(土) ~ 12月12日(月)前期 2022年11月12日(土) ~ 11月25日(金)後期 2022年11月26日(土) ~ 12月25日(日)時間 平日12:00~20:00(土日祝11:00~20:00)会場 墓場の画廊(中野店)/墓場の画廊ONLINE STORE所在地 東京都中野区中野5-52-15中野ブロードウェイ3Fhttps://store.hakabanogarou.jp/view/category/ct288入場料 無料主催 株式会社CRAZY...
未来へのメッセージ 『人民中国』の誌面で綴る国交正常化前史
(王衆一=文) 69年前に創刊された『人民中国』日本語版は、民間から政府レベルに至るまでの中日国交正常化実現の全過程を見届けてきた。今年は中日国交正常化50周年であり、『人民中国』の創刊から中日国交正常化実現までの誌面からなる「点と線」を通して国交正常化前史をまとめて見れば、中ソ関係、中米関係、日本の各政権、日本の民間の動きなどの諸要素が中日関係へ与えた影響、そして中国側が原則を守りながらも積極的かつ柔軟にタイミングを把握し、対日活動を展開し、ついに国交正常化にたどり着いた流れの一部始終を確認できる。これらの貴重な史料に反映された「国交正常化前史」を整理することは、50年前の大きな歴史の転換点を記念すると同時に、『人民中国』創刊当初の初心を改めて確認することでもあり、今後「新時代の要求に合致する中日関係を構築」する上で、「温故知新」的な示唆を与えてくれるだろう。 『人民中国』日本語版は、『人民中国』英語版をベースに発展したものだ。世界各国の人々により良く新中国について知ってもらおうと、50年1月に英語版『人民中国』は創刊された。毛沢東主席がソ連訪問の前に書いた「中国人民の友、スターリン」という文章が掲載された。それは『人民中国』一族の濫觴(起源)となった。その翌年の1月にロシア語版も創刊されたが、英語版とともに57年まで運営して廃刊となった。 『人民中国』英語版が創刊して間もなく、50年6月25日に朝鮮戦争が勃発、10月25日に中国人民志願軍が朝鮮へ支援に赴き、「抗美援朝」戦争に加わった。冷戦体制の中、対立する二つの陣営が朝鮮半島で局地的に熱戦を展開した。51年9月8日、日本と欧米諸国は一方的にサンフランシスコ講和条約に調印したが、中国政府はこれを承認しなかった。そして52年4月28日、日本は台湾地区を割拠する蒋介石らと「日台条約」(日華平和条約)を交わす。これに対し中国政府は強く非難した。このような背景から、日本に対する集中的かつ意義深い広報活動が提起された。 そんな『人民中国』日本語版発行の準備期間中、53年3月、スターリンの死去によって東側の陣営内部に新たな変化が起こり、朝鮮戦争も休戦に向かい始めた。そして同年6月、『人民中国』の日本語版が創刊された。 『人民中国』一族の3番目のメンバーである。創刊号の表紙には、英語版とは異なり、天安門広場で少年先鋒隊員から花束を受け取る毛沢東主席をはじめとする指導グループの写真が使われ、読者にとっての親しみやすさがぐっと増した。このタイミングで日本語版を創刊したのは、東洋に焦点を当て、新しい情勢の下で対日広報に力を入れていくという戦略的な考えの表れでもあった。日本の友好団体や友好書店の協力を得て、『人民中国』は日本で正式に発行され、各界の読者を得て、中国と日本の民間交流のプラットフォームとなり、日本の民間に中国の声を届けるという重要な役割を担い始めた。 『人民中国』日本語版創刊の趣旨や雑誌の役割は、創刊号で「中国人民が世界平和を守る大会」の会長を務める郭沫若氏が書いた「創刊のことば」のいくつかの表現から垣間見ることができる。 「『人民中国』の日本語版は、日本語の文章が読める読者、主として日本の人民に、今日の中国の国家建設事業――政治・経済・文化・教育・社会活動など各分野にわたる事業の実際の姿をつたえ、これによって、読者が正確に迅速に不断に、また事業の発展に即して、比較的に全面的な理解を得られるようにすることを趣旨としている。これは中日両国人民の友誼を促進するためにも、また極東の平和と世界の平和を擁護するためにも必要なことである」 「各国人民の友好合作こそ、国際間の恒久平和を擁護するための確固たる基礎であるということを、われわれはよく知っている。だが、各国人民の友好合作を実現するためには、まず相互の理解を促進することに全力をそそがなければならない。相互に理解しあってこそ、はじめて互いに尊敬しあい、学びあい、助けあうことができ、真の友好合作の段階に到達することができるのである」 「中日両国人民は、歴史上の久しい交わりと地理上の隣接から、密接な関係におかれている。日本では、漢字をやはり日本文学を構成する一つの要素として使っている。また日本人民の生活様式と生活感情には伝統的に中国人民のそれと似かよったものがある。こうした事情のもとでは両国人民の相互の理解は比較的容易に行われるはずである」 「人と人との間柄がいたって親密な場合、これを『知己』という言葉であらわしている。この言葉は、日本でもつかわれている。国と国との関係においても、われわれは『知己』といえるほどの関係を結びたいものである。われわれは、日本の人民が日本の支配層とはおのずからことなっていることをよく知っている。日本の人民は、中国の実際の姿を知りたがっており、また貿易の上でも文化の上でも、われわれと深い交わりをむすぶことをのぞんでいる。こうした要求は、実際のところ本誌の刊行にとっても力強い激励となっているのである」 50年代の創刊初期、『人民中国』日本語版には政治記事が多く、そのほとんどが英文記事から翻訳されたもので、翻訳調と英文的思考が目立っていた。『人民中国』の創刊に携わった文化部元副部長の劉徳有氏は、創刊直後から、英語版やロシア語版と区別した編集方針が築かれるようになったと振り返る。63年に誌面のリニューアルが行われた後、日本読者への対象感が一層明確になり、一部の記事では編集と翻訳を一人の担当者が受け持つ方法へと移行した。同時に、中国人(廖承志氏やその姉の廖夢醒氏など)が直接日本語で書いた記事や、日本人が書いた記事も載せた。最初は中国語に訳して内容を検討することもあったが、徐々に日本語で直接校正して定稿とするようになった。これにより、日本語版記事は独創性が高まり、読みやすさも上がり、読者から好評を博した。『人民中国』日本語版は創刊以来、新中国を日本国民に紹介し、民間の力によって中日関係の正常化を促進することを使命としてきた。 54年末、対中・対ソ接近を主張する鳩山一郎民主党内閣(54年12月~56年12月)が発足し、中国とソ連も日本との関係正常化を図るよう呼び掛け始めた。 55年、荘濤氏が執筆した「中日両国の正常関係を回復しなければならない」と題した文章は、雑誌に掲載された国交正常化を呼び掛ける最初の文章となった。その中で、中国政府が最初に中日国交正常化を呼び掛けたのは、54年12月に周恩来総理が中国人民政治協商会議第2期全国委員会第1回全体会議で述べた言葉だと明らかにされている。「わが国は日本と正常関係を打ち立てたいと望んでいます。もし日本政府のほうにも同じような望みがあり、またそれに応じた措置が取られるならば、中国政府は、中国と日本との関係を正常化させるために方法を講じる用意があります。中国政府は、日本との間に平等互恵の原則に基づいて広く貿易関係を発展させるとともに、日本との間に文化の上の密接なつながりを打ち立てることを主張するものであります」 鳩山一郎氏は中国との関係を特に重視していた。当時の政治情勢もあって国交正常化には至らなかったが、第1次鳩山一郎内閣(54年12月~55年3月)の期間中、部下の石橋湛山氏の努力を通じて、中日間では民間貿易の発展に関する協定が結ばれ、中日関係の発展のために重要な礎を築き上げた。 55年から、『人民中国』は、中国政府の立場を反映する声明や政府活動報告、対外政策を読み解くパンフレットを付録の形で読者に送っていた。その内容は日本と関係のあるものが多く、例えば徳田球一氏の追悼会や中日貿易協定、日本記者団の質問に対する周総理の回答、中国外交部の中日関係正常化に関する提案などが含まれていた。 57年2月、石橋湛山内閣(56年12月~57年2月)に取って代わった岸信介内閣(57年2月~60年7月)が中国敵視と親米政策を取ったため、国交正常化の議題は棚上げになった。それでも、「民をもって官を促す」の力はさらに強くなり、それは『人民中国』の誌面にも十分に反映されていた。 58年、中国人民志願軍が帰国し、中国国内では建設に拍車をかける機運が高まった。中国の発展の道への模索をさらに発信していくために、英語版の『北京週報』が同年上半期に創刊。また、インドネシア語版やフランス語版の『人民中国』も同年の年初と年末にそれぞれ創刊され、前者は紆余曲折な発展を経てインドネシア共産党と民衆の中で中国の存在感を高めた。フランス語版は『人民中国』一族の中で一番遅く発足し、63年に廃刊となった。それに代わって創刊した『北京週報』フランス語版はフランスで存在感を保ちつつ、ゴダールの映画『中国女』にも登場している。フランス語版『人民中国』が廃刊となった63年に、中ソ論争がエスカレートしたことを受け、中国は日本に対し政治評論関連の報道の強化を決め、『北京週報』日本語版が創刊され、付録や社説の掲載はほとんど『北京週報』に移された。 池田勇人内閣(60年7月~64年11月)の時、日本は急速な経済成長を遂げ、中日間の民間貿易も再開され、「半官半民」のLT貿易が国交正常化のためにさらなる礎を固めた。58年から65年にかけて『人民中国』に掲載された中国物産の広告からも、当時の中日貿易の盛り上がりが伝わる。65年には、そのような広告が過去最多となった。 LT貿易に伴う民間交流の拡大を受けて、63年2月、廖承志氏は『人民中国』日本語版に対し、「『北京週報』が日本語版を出したら、『人民中国』の内容構成はより大胆に行い、中間層かやや右よりの保守的な日本人にも読んでもらうようにしなければならない……」と指示した。(『廖承志文集』436ページ、1963年2月22日、「『人民中国』日本語版は真の総合月刊誌に向けて発展するべく」より) 同年6月4日、外文出版社(現在の外文局に相当)の羅俊社長を団長とする訪問団が広州・香港を経由し、6月14日に東京に到着。1カ月半にわたる日本訪問中、代表団は東京で創刊10周年の記念イベント(日本会場)に参加し、さらに広島や宇部、北九州、福岡、雲仙、熊本、松山、大阪、神戸、和歌山、京都、名古屋、熱海、箱根、山形、仙台、青森、札幌、旭川、函館、小樽、泊村など30以上の地を歴訪し、7月29日に東京から帰国した。滞在期間中、代表団は100回以上の座談会を開き、『人民中国』の読者や各界の関係者と踏み込んだ交流を行い、広く意見を求めた。 帰国後、代表団は『人民中国』の編集方針を大きく調整した。総合誌という位置付けが明確になり、社会・文化・歴史・少数民族の生活など読者が気楽に楽しめる柔らかい内容が増え、趙朴初氏訪日など中日の仏教界の友好交流を反映する記事や、中国の名優・監督の趙丹さんと日本の女優の高峰秀子さんなどの映画人の座談会に関する記事、また中国の一般市民の日常生活を反映する社会面の報道も多くなった。メディアのパイプがまだ不十分だった当時、そのように中国の魅力を発信していくことで、『人民中国』は日本国民が新中国を知るための最も良い窓口となり、日本社会各界の中で知名度を上げ、発行部数も過去最高を記録した。 同年6月、外文社代表団の訪日期間中、北京の人民政協ホールで、『人民中国』日本語版創刊10周年とインドネシア語版創刊5周年の記念レセプションが行われた。周恩来総理や陳毅副総理が出席し、両誌の成果を高く評価し、期待を寄せた。 65年は対日報道のピークの年だった。それまでの対日活動は、民をもって官を促すというしっかりした基礎を積み重ねており、人民友好を通して国交正常化を進めることが再び日程に上がってきた。同年8月号の『人民中国』は「中日戦後20年」特集を企画し、座談会のゲストとして張香山氏や趙安博氏、張化東氏、王暁雲氏、林林氏などの対日活動の重鎮を北京の東安市場に出来た料亭「和風」に迎え、とてもリラックスした雰囲気の中で、日本側に過去を終わらせ未来を切り開こうという前向きなシグナルと中日関係を改善する前提条件を伝えた。また裁判官の梅汝璈氏は、その論文で国交正常化のネックについて論じ、特に歴史問題と台湾問題に言及した。 65年の重要な民間の交流活動は、中日青年友好大交流だった。『人民中国』は、この1カ月にわたる大イベントの全行程を報道した。日本から来た20を超す代表団の300人以上は、北京で1週間の活動後、三つのコースに分かれ、工業化の進展を代表する東北部と延安を中心とする西北部の革命聖地、さらに毛主席の古里の湖南省・韶山を中心とする南部を見学した。 この時の青年交流のテーマは、記念切手にあるスローガン通り「中日両国人民は団結し、共通の敵であるアメリカ帝国主義に反対しよう」「中日青年は団結しよう」だった。その記念切手の一つは、中日青年がそれぞれ中国語のスローガン「一定要解放台湾」(必ず台湾を解放する)や日本語のスローガン「沖縄を返せ」(還我沖縄)をもって共通の敵と戦う決心を示す絵画作品を採用している。日本のかな文字が中国の切手に現れたのはこれが唯一だ。このイベントは日本に大きな影響を与え、両国の国交正常化に広範な民衆レベルの土台を築いた。多くのイベント参加者は、人民の友好を推進し、国交正常化を促進する中核となった。 66年に文化大革命が勃発し、対日活動を行う中堅幹部の多くが打撃を受けた。この混乱は国交正常化の勢いを弱め、佐藤栄作内閣(64年11月~72年7月)の反中・反共・「台湾独立」支持などの立場と相まって、国交正常化は、別のより適切な時期を探るしかなかった。 69年3月に黒龍江省の珍宝島(ダマンスキー島)、同年8月には新疆ウイグル自治区のテレクチと、二度も深刻な中ソ国境での武力衝突が発生し、中ソ関係は戦争の瀬戸際まで落ち込んだ。『人民中国』はこの1年、中国政府の抗議と事実報道、評論記事を数多く掲載した。中ソ衝突の激化により、中米関係と中日関係は急速な調整を余儀なくされた。 70年代に入り中国外交は大きな飛躍を遂げた。中国は国連での合法的地位を回復し、毛主席の「三つの世界」区分の理論も、中米接近と中日国交正常化の推進に自然な条件を創り出した。 この間、『人民中国』は引き続き日米の結託に反対する日本の市民運動に深く関心を寄せた。中国が国連に復帰する直前、日米は『沖縄返還協定』を締結し、釣魚島問題を人為的に作りだした。71年9月号の『人民中国』に掲載された記事『沖縄「返還」はペテンだ』では、以下のように指摘した。「…佐藤反動政府(の行為は)沖縄『返還』のペテンを利用し、機を見てわが国の領土釣魚島などの島々を侵略・併呑し、わが国に近い浅海海域を不法占拠しようとする日本反動派の大それに野望をさらけ出している。中国の主権を侵犯する米日反動派のこのような罪悪行為を中国政府と中国人民は絶対に許さない。われわれはもういちど米日の反動派に警告する。きみたちがどうのような手口をもてあそぼうと、釣魚島などの島々が中国の神聖な領土の不可分の一部であるという事実を変えることはできない」 72年、中米接近により当時のニクソン大統領の訪中が実現し、世界の構図を変える大国外交が幕を開けた。同年2月の『人民中国』は、これについてタイムリーかつ全面的に報道した。中米接近が中米人民の友好を反映していることを強調するため、『人民中国』は写真記事『中国人民の友 エドガー・スノー』も掲載した。 そして72年の1月号では、65年の「中日戦後20年」の座談会に呼応するかのように、日本の友好人士の呼び掛けで開かれた座談会「日中友好運動の新たな高まりを迎えよう」が紙面に登場。72年が中日関係史上、必ず特別な一年になることを示唆していた。 『バレエで結ぶ友情』『三たび中国を訪れた松山バレエ団』など、バレエ外交の展開を予告する記事が大きく取り上げられた。7月号では上海舞劇団を大きく取り上げ、すでに日本訪問に出発した同訪日団の背景を紹介した。 同時に、佐藤政権の「台湾独立」を支持する動きおよび、岸信介が会長を務める「満州回顧録発行会」などに代表される日本の右翼が侵略の歴史について抱く「郷愁」に対し、『人民中国』は評論記事『佐藤らの「台湾独立」の陰謀をあばく』『戦犯の「郷愁」を評す』を掲載。改めて台湾問題と歴史問題で中国の声をはっきりと伝えた。 ...
日中国交正常化50周年記念写真展
報道関係者各位 日中国交正常化50周年記念写真展 永远的邻居<永遠の隣人> を開催します ~赤坂にカフェギャラリーオープンを記念して~ 日中国交正常化の実現から50周年を迎える今年、「永远的邻居<永遠の隣人>―日中国交正常化50周年記念写真展」を開催いたします。コロナ禍と戦争によって世界が停滞する中、日中両国の関係はしだいに思わしくない方向へ向かいつつあります。両国関係のより良い明日を切り開くために、わたしたちは写真の記録性、芸術性を結集して草の根の日中交流活動に力を尽くしたいと思います。 本写真展は、日中両国の写真家や写真愛好家が撮影した137作品を集め、3つのパートに分けて紹介します。 1)温故知新―50年間の交流活動の記録 2)海を隔てて相望む―中国人が見た日本、日本人が見た中国を紹介 3)未来へ―両国の青少年の写真作品 なお、本展示は今年6月に北京で開催された「永远的邻居―日中邦交正常化50周年摄影展」の東京展となります。両国の二千年あまりに及ぶ交流の歴史に思いを馳せつつ、1972年の国交回復後の50年を振り返る貴重な機会となります。 ♦また、会期中には、日本人と中国人の写真家によるギャラリートークを開催します。国交回復前~今日に記録された貴重な写真を紹介しながらそれぞれの思いを語って頂きます。 22日(土)14:00~15:30 齋藤康一/馮学敏/竹田武史 30日(日)14:00~15:30 稲垣徳文/若山美音子/竹田武史 記 ・名称 永远的邻居<永遠の隣人>―日中国交正常化50周年記念写真展 ・開催期日 令和4年10月19日(火)―30日(日)《※18日関係者向けレセプション》 ・開催場所 多元文化会館1F/2Fカフェギャラリー 〒107-0052東京都港区赤坂6-19-46 【お問い合わせ先】 永远的邻居<永遠の隣人>―日中国交正常化50周年記念写真展実行委員会 展示運営担当: 日本語:竹田武史(写真家) TEL:090-1488-9958 Email:t-takeshi@iris.eonet.ne.jp 中国語:猛 TEL:070-2182-8837
JTBと日中友好会館、若き津波防災大使が世界25カ国から参加!「日中植林・植樹国際連帯事業」
公益財団法人 日中友好会館(東京都文京区、理事長:小川正史)と株式会社JTB(東京都品川区、代表取締役社長執行役員:山北 栄二郎)は、外務省が推進する「日中植林・植樹国際連帯事業」(*1)の一環として、若き津波防災大使(Youth Ambassadors for World Tsunami Awareness Day)105名が、「世界津波の日」2022高校生サミット in 新潟(*2)などに参加するプログラムを実施します。 若き津波防災大使は、世界25カ国の高校生・引率で構成されています。日本の津波の歴史や地震・津波への備え等の防災・減災の取り組みを学び、今後の課題や自国での展開等の議論を行うことにより、各国共通の課題である地震・津波等災害の脅威や防災の知見を伝え、将来、地震・津波等災害の影響を最小化し、国土強靭化を担うリーダーを育成することを目的としています。新型コロナウイルスの影響により、海外からの訪日招聘が叶わないため、日本在住の外国人留学生及びオンライン参加の海外高校生を対象として実施します。「世界津波の日」2022高校生サミット in 新潟に参加するほか、外国人留学生は新潟県にて日本の高校生とともに防災・減災に関する学習プログラム・視察や交流を行い、海外高校生はオンラインで防災・減災に関する学習プログラムに参加します。 (*1)「日中植林・植樹国際連帯事業」青少年等交流事業中国をはじめとする外国の青年・青少年を訪日招聘し、植樹活動をはじめ、環境及び防災に関するセミナー出席、企業や関連施設の視察等を行い、参加者の環境及び防災意識の啓発と対日理解の一層の促進を図ること等を目的としている。 (*2)「世界津波の日」2022高校生サミット in 新潟2015年12月に国連総会において制定された「世界津波の日」(11月5日)の啓発イベントとして開催される青少年による国際会議。2016年に高知県で初めて開催されて以降、沖縄県、和歌山県、北海道で開催、コロナ禍により2020年、2021年は実施できなかったが、今回、対面とオンラインのハイブリッド形式で5回目を実施する。日本の高校生のほか、世界25カ国の高校生が参加し、地震・津波等災害への備え、対応について学習し、話し合うとともに、各国青少年間の友好を促進する。また、記念植樹を行う。 ■プログラム概要【プログラム名】若き津波防災大使【時 期】2022年10月12日(水)、10月17日(月)~10月20日(木)【活 動 内 容】2022年10月12日(水)オリエンテーション、防災・減災に関する学習プログラム(※海外高校生のみオンラインで参加)10月17日(月)~10月18日(火)スタディツアー(※日本在住の外国人留学生と日本人高校生のみ参加)10月19日(水)~10月20日(木)「世界津波の日」2022高校生サミットin 新潟【人 数】105名(外国人留学生31名、海外高校生(オンライン参加)75名)(予定)【参加者構成】25カ国の高校生(日本在住の外国人留学生含む)・引率【参加国】ブルネイ/カンボジア/中国/デンマーク/フィジー/ドイツ/インド/インドネシア/ラオス/マレーシア/ミクロネシア/モンゴル/ミャンマー/パプアニューギニア/フィリピン/大韓民国/サモア/ソロモン/スリランカ/タイ/トンガ/トルコ/米国/バヌアツ/ベトナム【実 施 団 体】公益財団法人 日中友好会館、株式会社JTB【派 遣 協 力】各国関係機関【活 動 概...
復星(FOSUN)傘下の舎得酒業 日中国交正常化50周年記念慶典の宴に登場
9月29日、日中国交正常化50周年記念慶典が東京で開催されました。復星国際傘下の有名な中国白酒会社である舎得酒業は、慶典の宴のスポンサーとなり、多くの日本の方に中国の白酒を知っていただく機会として、会場に披露されました。 今回の慶典イベントは、中国政府と日本政府が主催し、日中国交正常化50周年記念慶典組織委員会によって開催されました。慶典のパーティーでは、中国の駐日大使孔鉉佑氏、慶典組織委員会の最高顧問、日本元首相福田康夫氏、自民党元幹事長二階俊博氏など、50年にわたる日中友好交流の歴史を振り返り、友好関係の健全な発展を促進するため、両国の各政財界の方々が列席いたしました。 慶典イベントが終了した後、舎得酒業がスポンサーを務めた「舎得の宴」も行われました。舎得酒業は傘下の製品、コレクション・舎得(10年熟成)、呑之乎、沱牌特級などを振舞い、中国の白酒の独特なスタイルを披露し、深い文化的背景を紹介いたしました。その宴の中で、舎得酒は宴で唯一指定されたお酒として、列席者に振舞われ、そのマイルドな香ばしさとまろやかな口当たりは多くの方々に賞賛していただきました。 復星の国際化プラットフォームの支援により、舎得酒業は今後もブランドの国際化を推進し、海外市場に積極的な展開を進めていく意向です。世界中のご家庭に究極の製品を提供し、中国の伝統文化と白酒の美学を世界に発信し、中国の白酒を世界的に有名な「中国の代名詞」にできるよう取り組んで参ります。
『始皇帝の道へ:七雄の争い』先行DL開始!著名な歴史人物イラストレーターの平坂康也氏による記念イラストを公開!
MAX GAME PTE.LTD(本社:シンガポール、代表:DONGYAO ZHANG)が制作したリアル春秋戦国戦略ゲームアプリ『始皇帝の道へ:七雄の争い』が、10月11日より先行DLを開始します。それを記念してイラストレーターの平坂康也氏が手がけた祝賀イラストを公開します。 記念イラスト「始皇帝」を公開! 中国の歴史上もっとも波乱に満ちた春秋戦国時代を舞台とした戦略ゲームアプリ『始皇帝の道へ:七雄の争い』はすでに世界中で3000万回以上ダウンロードされています。プレイヤーの皆様の支援とご愛顧に感謝して、この度、運営公式は歴史人物イラストで人気のイラストレーター平坂康也氏を起用し、先行DL開始記念のイラストを製作、公開しました。イラストでは始皇帝が千軍万馬を率い、天下統一する壮大な場面が描かれています。 始皇帝とは 始皇帝は中国大陸を初めて統一した人物で、紀元前230年から紀元前221年の間に、「趙」「韓」「楚」「燕」「斉」の六国を攻め滅ぼしました。春秋戦国の乱世に終止符をうち、中国史上初めての「皇帝」となったのです。 天下統一後、周王朝時代から続いた古来の支配者観を根底から覆し、さらに戦国時代の各国で異なっていた貨幣、単位、文字等を統一、根本的に六国の統一を果たしました。始皇帝の天下統一は中国における何千年もの歴史において、大変重要な影響をもたらしたのです!始皇帝の死後、秦は早々に滅ぼされ、三国時代まで戦乱が続きました。 先行DLが正式に開始!様々なボーナスイベントがプレイヤーを待っています! 9月1日に事前登録を開始してから、斬新な歴史観をテーマに多くのSLGプレイヤー、歴史愛好家から注目を集め、すでに現在登録者数40万人を突破しました! 本作は2回のオーペンβテストを経て、多数のプレイヤーの方から好評及びお気に入り評価をいただき、大量のフィードバックからコンテンツをさらに改善。いよいよ先行DLを迎え、10月12日の正式リリースを発表しました! プレイヤーの皆様には豪華な賞品もご用意!さあ、「始皇帝への道」を今すぐ歩み始めましょう! ● ギフト引き換えイベントイベント期間:2022/10/12~2022/12/12イベント概要:ログインしてプレイヤーが君主キャラクターを作成したあと、ゲーム内の「設定」画面から「贈答品コード」機能を用いて「WELCOME」と入力すれば、正式リリース記念イベントの報酬を受け取れます。贈答品コード:WELCOMEギフト詳細:招賢令*1、資源宝箱*1、中銭袋*1、兵符·麒麟*10 ● 7日間ログインボーナスイベント期間:10月12日~イベント概要:プレイヤーがゲームにログインすると7日間ログインボーナスを入手できます。ログイン日数は通算カウントで、本ボーナスはおひとり1回のみ入手可能となります。ボーナス詳細:1.最初の7日間は、毎日ログインすると、武将と召募券を獲得できます!2.ログイン初日に、新人用の紫将「惠施」「尹文」「公孫龍」の3人から1人選ぶことができます。3.ログイン3日目に、鄧陵子、孟勝、随巢子の3人の紫将から1人選ぶことができます。4.ログイン5日目に、強力な3人の金将の「鄒衍」「禽滑厘」「相里勤」3人から1人を選ぶことができます。5.ログイン7日目に、黄金の女戦士「玄奇」を獲得できます! ● フォロワーロードマップイベントイベント期間:10月12日~12月12日イベント概要:ゲーム内で使用できるキュートなスタンプをゲットしませんか?!『始皇帝の道へ:七雄の争い』武将オリジナルスタンプが公開!イベント期間中、ゲーム内で開催される公式Twitterのフォローイベントに参加し、フォロワー数が一定人数を超えると、報酬がゲットできます。ぜひお友達と一緒に、このイベント限定獲得のスタンプをゲットしましょう! ゲームの特徴 春秋戦国時代の有名人を一流声優熱演 始皇帝や白起など、春秋戦国時代の有名人を井上和彦さん、小清水亜美さん、森田成一さん、杉山紀彰さんなど一流声優が熱演! (CVリスト:井上和彦さん、杉山紀彰さん、森田成一さん、小清水亜美さん、梅原裕一郎さん、名村幸太朗さん、左座翔丸さん、木南亜莉沙さん) サクサク爽快なリアルタイムバトル – しつこい指揮?NG!面倒な作戦準備?NG!超高速戦闘、時間と速度を活かすこその謀略!– 迅速な行軍作戦で、爽快なアクションを体感できます– ターン制ではありません、瞬時の作戦操作で勝利を手にできます 多兵種·多武器、組み合わせ自由度MAX! – 最大13種類の兵種を自由に組み合わせることができ、策略を使って、無限の戦闘可能性を追求しよう!– 100種類の武将スキルの組み合わせで、より強力な戦闘力を実現します 歴史上の武将を呼び寄せて、春秋戦国時代を制覇 – 賢人・孫武、名医・扁鵲、大将軍・李信、白起など、 春秋戦国時代を代表する武将が勢揃い– 春秋戦国時代の有名人物を育成し、自分だけ武将編成を作り、天下統一を目指そう! 世族を育成し、超大型リアルバトルで勝利を掴む –...
日本最大級の在日中国人コミュニティ「BoJapan」が設立4周年を迎え、3,500人超のUGCクリエイターネットワークで成果向上につながる支援を多彩に展開
企業のマーケティングDXを支援するアライドアーキテクツ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:中村壮秀、証券コード:6081)で中国進出支援事業を展開するクロスボーダーカンパニー(カンパニープレジデント:番匠達也)は、独自に構築する日本最大級の在日中国人コミュニティ「BoJapan(ボージャパン)」が設立4周年を迎え、中国SNS向けUGC・コンテンツクリエイターからKOC、ソーシャルバイヤーまで、3,500人を超えるUGCクリエイターネットワークに拡大しましたのでお知らせいたします。 300社を超える日本企業の中国向けマーケティングコンサルティングを経て得られた実績・知見を活用し、より成果につながる支援を多彩に展開してまいります。 サービス詳細:https://monipla.com/china-smmlab/page/service_bojapan BoJapanは当社が2018年9月に設立した、日本最大級の在日中国人コミュニティです。発足当時から、商品モニターやイベントへの参加という形で商品・サービスを体験し「簡体字」でのUGCを生成、中国SNSに発信することで、日本企業の中国向けマーケティング施策に起用されてきました。そのような中で、中国SNSプラットフォームや市場の変化、企業のニーズに合わせたサービス拡充・進化を繰り返し、4周年を迎えるまでの間にコミュニティメンバー数は3,500人を突破。商品レビューや体験レポート、画像撮影、動画制作など様々なタイプのUGCを生成し、Weibo、WeChat、RED、Douyin、大衆点評に発信が可能となりました。コミュニティ運営においては、クライアント企業の成果や売上向上に繋げるため、単に感想や体験をコンテンツにするだけではなく、その”質”を重視。300社を超える日本企業の中国向けマーケティングコンサルティングを経て得られた実績・知見を元に定期的にコミュニティメンバー向けに勉強会を実施したり、メンバー間での知識・スキルの共有を目的としたコンテストを開催するなど、UGCの質を高めるための育成に力を入れた結果、BoJapanが生成したUGCが中国SNS上でたくさんの反響を呼び、話題となる実績が相次いでいます。 現在は動画投稿を含む、商品モニター、店舗体験、ライブコマース、テストマーケティングや商品開発・企画に活用できる調査・座談会等、幅広い越境EC・インバウンド施策向けマーケティングサービスを提供しています。 BoJapanの特長 売上向上、話題化につながる良質なUGCを生成 インタビューや座談会、ソーシャルバイヤーの起用により、ターゲット層のリアルな声の収集からテスト販売までカバー BoJapan RED公式アカウントでタイアップ投稿やライブコマースが可能 【1】売上向上、話題化につながる良質なUGCを生成 こだわりは、圧倒的な ” 質 ”。BoJapanでは、中国SNSに精通した中国人スタッフが、中国SNSやUGCのトレンドを共有する勉強会を定期的に実施しています。 SNSの最新動向を熟知しているからこそ、売上向上や話題化が期待できる、質の高いUGCの生成が可能です。 売上向上・話題化に成功したBoJapanのUGC例 【2】インタビューや座談会、ソーシャルバイヤーの起用により、ターゲット層のリアルな声の収集からテスト販売までカバー 目的やご予算に応じて、1対1のデプスインタビューからグループインタビュー、カジュアルな座談会など、中国展開におけるターゲット層のリアルな声を収集することができます。また、よりリアルな検証施策として、ソーシャルバイヤーを起用したテスト販売も実施可能。中国展開前のテストマーケティングや商品開発時に実施することで、幅広いアイデアや新たな発見・気づきや仮説を得ることができます。 【3】BoJapan RED公式アカウントでタイアップ投稿やライブコマースが可能 BoJapanのRED公式アカウントでは、日本の様々なお店やスポットを巡り、日本ならではの特長を持つ商品・サービスの情報を発信しています。日本のコスメや料理、ファッション、文房具、中国人の視点から魅力的に感じる商品やスポットなど幅広いジャンルの情報を取り扱っており、中国で消費意欲の高いZ世代で流行に敏感な女性を中心に7万人を超えるフォロワーに支持されています。中国SNSのトレンドを熟知した中国人スタッフにより発信される投稿は大きな反響を呼び、保存件数が2万件を超えたものもあります。 BoJapan RED公式アカウント:http://www.xiaohongshu.com/user/profile/5cf8dfb7000000001200e940 中国SNSアカウントを持っていない企業様であっても、BoJapanアカウントのフォロワーの興味関心にマッチする情報をお持ちであれば、商品・サービス問わずタイアップのご相談を受け付けています。商業施設、化粧品、日用品、雑貨、ヴィンテージ商品など幅広いジャンルの大手メーカー様とのタイアップ投稿やライブコマースの実績があります。 当社は今後も効果的なマーケティングサービスを提供し、日本企業の中国向けマーケティング施策における更なる成果向上や価値の提供に貢献してまいります。 <日本最大級の在日中国人コミュニティ「BoJapan(ボージャパン)」とは>BoJapanは、中国SNS向けUGC・コンテンツクリエイターからKOC、ソーシャルバイヤーまで、3,500人以上の在日中国人を抱えるUGCクリエイターネットワークです。大手ブランドから成長中のD2Cブランドまで化粧品、アパレル、食品、日用品などをはじめとする300社以上への支援を経て得られた豊富な実績・知見から、商品モニター、店舗体験、ライブコマース、テストマーケティングや商品開発・企画に活用できる調査・座談会等、幅広い越境EC・インバウンド向けのマーケティング施策に起用されています。 サービス詳細:https://monipla.com/china-smmlab/page/service_bojapan <アライドアーキテクツ株式会社 会社概要>・代表者 : 代表取締役社長 CEO 中村壮秀・所在地 : 東京都渋谷区恵比寿一丁目19-15...
中国市場での日本酒販売・消費体験向上を手がけるSake RD、創業ラウンドで1.2億円の資金調達を実施
中国市場向けに日本酒販売事業を展開するSake RD株式会社(よみ:サケ アールディー、本社:東京都港区、代表取締役CEO:堤 浩記、代表取締役CCO:渡邉 禄朗、以下当社)は、クオンタムリープベンチャーズ(QXLV)、W fund、Dawn Capitalを引受先とする第三者割当増資等により、1.2億円の資金調達を実施しました。今後中国法人の設立、日本酒の仕入れ強化、日本酒専用ECサイトを開設し、中国国内における日本酒の販売と消費体験向上を加速させてまいります。 背景と目的 財務省が発表した貿易統計によると、日本の中国向け日本酒輸出は新型コロナウイルス禍の影響が出た2020年を除き増加を続けており、2021年に中国は日本酒の最大輸出相手国になりました。※1また、農林水産省では2017年より「コメ海外市場拡大戦略プロジェクト」を掲げ、コメ加工品である日本酒の海外市場への輸出を増やす施策を実施してきました。特に「SAKE文化」の土壌がある中国との相性は良く、関税等の関係から2倍以上の販売価格になるものの、都市部の飲食店を中心に消費量は急増しています。 ※1 2021年は数量で前年比52.3%増の7,268キロリットル、金額で同77.5%増の102億8,000万円出典:https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2022/aa4e4e3ce1463532.html Sake RDが目指す目標 中国市場における日本酒の高い成長性がある一方で、流通しているのは限られた種類の有名銘柄でメインのシェアが占められており、販売チャネルは日本料理店や一部の百貨店などに限られていました。また、料理と日本酒のペアリングに対する消費者の課題がありました。 このような市場機会を踏まえ、当社は中国市場での日本酒販売・消費体験向上のため、2022年4月末に創業しました。中国現地で小売事業を成功させてきた堤と、北京のデジタルマーケティング企業で日本酒プロモーションの経験がある渡邉の2名が中心となり、日本と中国の二拠点で事業を展開してまいりました。これまで、日本国内の酒蔵と提携を増やすとともに、中国国内の飲食店への導入店舗を増加させてきました。今後、2023年3月までに弊社で取り扱う日本酒を中国の飲食店100店舗へ導入することを目指しています。 この度調達した資金は以下のような取組に活用する予定です。 中国法人設立と運営体制構築 中国で事業を本格的に行なっていくために中国法人を設立し、酒類販売のライセンス取得や中国で日本酒を販売するための運営体制の構築をします。日本で日本酒を仕入れ、中国で販売を行なっていくために、日本・中国の両拠点の連携がスムーズに取れるように体制を強化していきます。 日本・中国における人材採用の促進 日本側ではコンテンツ管理、商品企画、事業企画など、中国側では営業企画、EC運営などを中心に人材を採用していきます。中国事業をドライブし、日本酒業界における独自のポジションを確立すべく、積極的な採用をしていきます。 日本酒の仕入れ強化 中国でまだ流通していない銘柄を中心に、日本国内の酒造から積極的に仕入れを行います。中国への輸出に興味はあるがなかなか踏み出せていない酒造に対しては、初回取引から一定量の仕入れを行なうことで酒蔵経営の安定化に寄与できる形の取引を予定しています。 日本酒専用ECサイトを開設 WeChatと連動した日本酒専用ECサイトを開設します。さらに、中国における在庫の最適化システムを構築するなど、テクノロジーの活用を積極的に行い、飲食店等における日本酒の消費を見える化します。 これにより中国現地の飲食店で日本酒を体験した顧客をECへ、ECの顧客を飲食店に送客する仕組みを構築します。オンラインとオフラインを融合した中国における日本酒市場拡大に向け、さらに加速していきます。 引受先からのコメント クオンタムリープベンチャーズ(QXLV) CEO&General Partner古谷 健太郎 氏 当社の投資方針の一つである「日本発グローバルで挑戦する起業家」として、Sake RD社の創業ラウンドにご一緒することができ光栄です!比較的検証項目が少ない本事業においては、実行力がより試されることになります。そのなかで、堤さん、渡邉さんでやり遂げられなかったらこの事業は無理だろうなと思わせる程、チーム力に最大限の評価をしました。これからの活躍に大変期待すると共に、中国展開の新しいスタンダードをSake RDチームの一員として創って参りたいと思います。 W...