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小米のスマホ出荷、22年は2億台目指す~21年は世界シェア3位

小米(シャオミ)が3月22日発表した2021年12月期決算によると、21年のスマートフォンの世界での出荷台数は前年比28%増の約1億9000万台に拡大した。サムスンの2億7400万台、アップルの2億3000万台に続いて世界第3位で、世界シェアは14.1%だった。22年の目標については2億台突破との目標を示した。 21年のスマホ出荷の特徴はハイエンド機種の販売が伸びたこと。中国本土で定価が3000人民元以上、海外で定価が300ユーロ以上のスマホ出荷台数は2400万台となり前年比で倍増した。特に、海外の定価300ユーロ以上の機種は160%以上の伸びを記録した。ハイエンド機種が全体に占める比率は前年の7%から13%に拡大している。 22年の出荷目標については、「第1四半期は出荷状況は楽観できないが、第2四半期以降は改善する」とみて2億台を目指すという。 ■EV事業の進捗順調 一方、21年に参入を発表した電気自動車(EV)事業に関しては、研究開発チームが1000人を超える規模となり、予想を上回っている進捗状況で、24年上期の量産開始との目標は維持するとしている。

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中国の2月の携帯電話出荷台数は前年同月比3割減~5G携帯は全体の76%に

中国信息通信研究院が3月21日に発表した携帯電話市場の報告によると、2月の国内の携帯電話出荷台数は前年同月比31.7%減の1486万4000台だった。このうち5G携帯は24.5%減の1137万4000台で、出荷台数全体の76.5%を占めた。また、国産ブランドは34.7%減の1278万3000台で、同34.7%を占めている。 他方、2022年の世界のスマートフォン出荷台数についてCounterpoint Researchは7%増と予想。部品供給逼迫の緩和や世界的なサプライチェーン、物流システムの秩序回復が見込めるためという。国別では、インドや南米が高い成長を維持する一方、成熟市場の中国と米国は安定推移になると予測。ブランド別では、小米(シャオミ―)やOPPO、VIVO、栄耀といった中国ブランドが力強い伸びを示す一方、サムスンやアップルは安定した成長になるとの見方を示している。