Category: 国際・日中関係

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7月7日七夕はジャイアントパンダファミリー「しあわせ計画」始まりの日パンダファミリーへの願いを込めてお父さんパンダ「永明(えいめい)」へ七夕のプレゼント!

アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)では、2022年7月7日(木)に『ジャイアントパンダしあわせ計画』が22周年を迎えます。2000年に「永明」のお嫁さん候補として「梅梅(めいめい)」が来園し、この2頭の出会いを機に、ジャイアントパンダをはじめ、関わるすべての人々のしあわせを願う「しあわせ計画」がスタートしました。この「しあわせ計画」がスタートした七夕という特別な日に、16頭のお父さんであり今年30歳を迎える「永明(えいめい)」へ、これからもパンダファミリーのしあわせの輪が広がり続けるプレゼントを贈ります。イベントの様子は公式YouTube・Instagramにてライブ配信いたします。  七夕の願いを込めてお父さんパンダ「永明」へプレゼント  ※報道関係者のみなさま向けにパーク開園前に開催いたします。※イベントの様子は公式YouTube・Instagramにてライブ配信いたします。■開催日時 2022年7月7日(木)午前9時00分~午前9時10分■場所   ブリーディングセンター 屋内運動場■プレゼント内容・ニンジンの短冊やリンゴ・タケノコで飾り付けた笹飾り・星型の氷を並べた天の川 しあわせ計画の中心である3頭「永明」、「梅梅」、「良浜」を表す3つの大きな星と「永明」と一緒に来日した「蓉浜(ようひん)」やこれまでパークで誕生した16頭の子どもたちを表す小さい星型の氷を天の川にみたてて並べます。 ※動物の体調等により内容を変更する場合がございます。 「しあわせ計画」22周年 ~7月7日はパンダファミリーにとって特別な日~1994年に中国成都ジャイアントパンダ繁育研究基地の日本支部として、世界で初めてブリーディングローン制度でジャイアントパンダ自然繁殖のための日中共同研究を開始し、のちに16頭の父親となる「永明」と「蓉浜ようひん」が来園しました。2頭はパンダランド(現ブリーディングセンター)で暮らしていましたが、「蓉浜」が、1997年7月に急逝しました。その後中国と協力し、3年に及ぶ「永明」のお嫁さん候補探しを経て、2000年7月7日七夕の日に「梅梅」をアドベンチャーワールドに迎えて、ジャイアントパンダをはじめ、関わるすべての人々のしあわせを願う「しあわせ計画」を始動しました。すでに妊娠していた「梅梅」は同年9月に当パーク初となる赤ちゃん「良浜」を出産し、その後も「永明」との間に合計6頭の赤ちゃんを生み育てました(2008年永眠)。また立派な母親に成長した「良浜」も、現在に至るまで10頭の赤ちゃんを育て上げしあわせの輪が広がっています。 当パークではこれまで、17頭のジャイアントパンダが誕生し、11頭が中国へと旅立ちました。中国へ旅立ったジャイアントパンダのうち4頭が親となり、永明の孫たちも生まれ育っています。世界中にしあわせの輪が広がっています! ~過去表彰歴~2003年    『梅梅』社団法人日本動物園水族館協会「繁殖賞」日本で初めて自然交配により誕生(隆浜・秋浜)したことが認められ、受賞しました。2004年 9月 『梅梅』財団法人日本動物愛護協会 「功労動物」4頭の赤ちゃんを育て繁殖研究に関心を高めると共に、動物愛護の普及に多大な貢献をしていると認められました。2011年 7月 『永明』『良浜』『梅梅』 和歌山県勲功爵 「わかやまでナイト」の称号を拝受故郷和歌山を全国に発信した功績を認められ、称号を拝受しました。2018年 3月 『永明』公益財団法人日本動物愛護協会 「日本動物大賞グランプリ」当時25歳という高齢でありながらも健康に過ごしている点、そしてこれまで2頭のメスとの間に生まれた14頭の子どもの父親となり種の保存に貢献した点を評価いただき受賞しました。 パーク内でも七夕をお楽しみいただけます! 期間:2022年6月25日(土)~7月15日(金)(1)七夕フォトスポットが登場!今年30歳を迎える「永明」へのメッセージやパンダファミリーのしあわせの輪が広がるように願いを短冊に書いて飾りましょう!場所:センタードーム (2)七夕パフェ販売中!レモンシャーベットがさわやかでおいしい見た目も涼しげな七夕パフェを販売中!販売場所  :サファリレストラン「Jambo」価格(税込):700円 (3)浴衣イベント「7★7(ななばた)in南紀白浜」開催!浴衣で来園すると素敵な特典が!南紀白浜観光協会が主催する、浴衣イベント「7★7(ななばた)in南紀白浜」は、浴衣で白浜めぐりを楽しんでいただくイベントです。町内の飲食店舗など27店舗が参加しており、アドベンチャーワールドも参加します! 特典:浴衣を着てパークへご来園いただいた方「七夕パフェ」を特別プレゼント特典提供場所:サファリレストラン「Jambo」 アドベンチャーワールド「SDGs宣言・パークポリシー」https://www.aws-s.com/parktheme-sdgs/アドベンチャーワールドは、「こころにスマイル 未来創造パーク」として、すべての生命にSmile(しあわせ)が溢れる豊かな未来の地球の姿をパークで体現します。パークという”小さな地球”を通して、関わるすべての人の人生が豊かになるように、動物たちの生命がずっとつながっていくように、自然や資源が循環し再生するように、未来のSmileを創り続けていきます。 SDGsについてSDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。社会が抱える問題を解決し、世界全体で2030年をめざして明るい未来を作るための17のゴールと169のターゲットで構成されています。2015年9月、ニューヨーク国連本部において193の加盟国の全会一致で採択された国際目標です。

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中国のシャングリラ会合参加にはどのような意義か-趙小卓軍事科学院研究員インタビュー

 (中国通信=東京)北京15日発中国新聞社電は「中国のシャングリラ会合参加にはどのような意義があるのか 軍事科学院の趙小卓研究員インタビュー」と題する次のような記事を配信した。  新型コロナにより2年間にわたって「開催中止」となっていたシャングリラ対話会合(アジア安全保障会議 以下シャングリラ会合)が新たにオフラインで開催された。今年のシャングリラ会合は米国が「インド太平洋戦略」を強力に推進し、ロシア・ウクライナ紛争が続く中で開催されており、人々の注目が集まっている。中国はなぜ今年のシャングリラ会合に参加したのか。中米の国防相が会談を行ったのにはどのような影響と意義があるのか。米国は今後どのようにして「インド太平洋戦略」を推進するのか。中国新聞社の「東西問」コーナーはこれらについて、9回連続でシャングリラ会合に参加している軍事科学院の趙小卓研究員に独占インタビューを行った。 以下はインタビューの要旨である。  中新社記者:シャングリラ会合は西側がつくったプラットフォームであり、中国がこれに参加すれば、米国やその同盟国の攻撃の対象となるのは避けられない。それなのになぜ中国はシャングリラ会合に参加したのか。  趙氏:シャングリラ会合は主に国際・地域の安全保障問題について話し合う場であり、多くの問題が国の安全保障上の利益にかかわり、さまざまな国がそれぞれの観点から異なる側面を見ているため、しばしばデリケートな状態になり、対立に満ちたものにもなる。そのため、それぞれの利益を求める国が共同で会合に参加すれば、「ケンカ」になりやすい。中国は日ましに国際舞台の中央に向かっている大国であり、世界はより多く中国を理解しなければならないし、中国もまたより良く世界を理解しなければならない。各国防高官と専門家・学者が顔を突き合わせて意思疎通と交流を行うことは最良の相互理解の方法だ。軍隊の基本的な職能は国家の主権と安全保障上の利益を守ることであり、各国の軍隊の意思疎通と交流が不足している状況下では最悪の状況を想定して問題をとらえるようになりやすい。双方の戦略的相互信頼が欠けている場合は特にそうであり、最終的に自己実現のように、予言通りに対立と衝突に向かってしまう可能性がある。このたび中国は新型コロナの影響を乗り越え、ハイレベル代表団を派遣して会合に参加した。これは中国の声を届け、中国のストーリーを語り、信頼を醸成して疑念を解消するためだ。  12日午前、中国国務委員兼国防相の魏鳳和氏は「中国の地域秩序に対するビジョン」をテーマに会合で講演を行った。会場は空席無しの満員で、ホールの両側の通路も立ち見する人でいっぱいになった。魏国防相の講演は三つの部分に分かれており、最初に中国の「多国間主義の擁護と実践、人類運命共同体構築後押し」の理念について説明し、次に国連平和維持活動への参加、アデン湾の護衛航行、人道主義的災害支援など中国の政府と軍隊による世界の平和と発展に対する大きな貢献について述べ、最後に台湾問題・南中国海問題・中米関係・ウクライナ危機など国内外が高度に注目するいくつかの問題について中国の立場を説明した。  質疑応答では魏国防相は2ラウンドに分けて、計11の質問に答えた。第1ラウンドで五つの質問に答えた後、司会者が、手持ちのリストによるとさらに44人が質問を待っているが、時間の制限があるため5、6人を選ぶしかないと話した。11の質問は基本的にどれも挑戦的なもので、台湾問題・中国の軍事力近代化・中国の核戦力の発展・中米関係・ウクライナ危機などにおよんだ。質問者の多くは率直な言葉でするどい視点から質問をしており、質問の中には「落とし穴やわな」があった。一連のするどい質問に対し、魏国防相は速やかに対応し、回答が非常に素晴らしく、誠実な姿勢で答えられる質問にはすべて答え、簡潔で筋が通っていた。講演の際も質疑応答の際も、終了後には会場から熱烈な拍手が響いた。これは中国が「他人の舞台を借りて自己アピール」し、大国の自信を示したということだ。  中新社記者:米国は絶えず「インド太平洋戦略」を推進する一方で、新冷戦またはアジア版NATO〈北大西洋条約機構〉を求めていないと述べている。米国のこうした矛盾をどう考えているか。  趙氏:昨年米国のバイデン大統領はホワイトハウス入りした後に、インド太平洋地域戦略を改めて評価・策定すると伝わってきたが、しかし、しばらくの間その声は聞こえるが、姿は見えないという状態だった。今年2月になってようやくホワイトハウスは「米国インド太平洋戦略」リポートを発表したが、その内容は比較的おおざっぱなものだった。それによると、政治面では主に同盟体系を強化し、イデオロギーと価値観によって線引きをして、「民主陣営」を拡大するとしている。経済面では、5月24日にバイデン大統領が日本を訪問した際に「インド太平洋経済枠組み」を始動させる。このたびのシャングリラ会合では米国のオースティン国防長官が比較的系統的に「インド太平洋戦略」の軍事面について説明し、これにより「インド太平洋戦略」の全貌が大まかに見えてきたと言っていいだろう。  米国の「インド太平洋戦略」の軍事構想は、「一つの目標、二つの要点」に要約できる。「一つの目標」とは中国に対する抑圧・包囲・封じ込めである。「二つの要点」とは、第一に、米国のインド太平洋地域における軍事配備を強化し、米国の軍事力を強化して、地域の緊急事態に対応するための十分な能力を備えること。第二に、米国の同盟体系を拡大し、日本・韓国・オーストラリア・フィリピン・タイとの5組の軍事同盟を基礎として、インド・ベトナム・シンガポール・マレーシアなどとのパートナー関係を発展させ、米日印豪(QUAD)戦略対話、AUKUS〈米英豪安全保障協力〉を重点的に発展させることだ。米国は自身の力だけでは中国を包囲するには不十分であることをよく分かっているため、必ずより多くの国を引っ張り込まなければならない。特に注意すべきなのは、米国が欧州のNATO勢力をアジア太平洋地域に呼び込もうとしていることだ。このたびのシャングリラ会合に例年よりも多く欧州の国が参加していることがその明らかなシグナルである。結局のところ米国の「インド太平洋戦略」の目標とは、中国の周辺の安全保障環境を変えることで、中国の台頭の足を引っ張り、ひいては中国の台頭のプロセスを中断させることである。  しかしながら、米国の「インド太平洋戦略」は発表の日からすでに構造的なジレンマに直面している。米国が同盟体系を強化するには必然的に「敵」を作らなければならない。同盟の特性は外部の脅威によって内部の団結を維持することにあるからであり、敵が明確であればあるほど、強大であればあるほど、内部の結束力は高まる。一方で「中国の脅威」を誇張し、中国に対し抑圧・封じ込めを行った場合、その結果は中国を真に米国の対立側に追いやり、中米が対立と衝突に向かい、冷戦どころか熱い戦争が起こる可能性すら現実のものとなる。そのため、米国は一方で台湾海峡・南中国海・東中国海など地域の安全保障のホットスポットを絶えず刺激し、中国に対し戦略的消耗戦を仕掛けるのと同時に、一方では中米関係がコントロール不能になることでもたらされる深刻な結果を気に掛けている。こうした状況を背景として、オースティン国防長官は、米国は中国との対立を求めておらず、中国との冷戦を求めておらず、「アジア版NATO」をつくることを求めていないと述べた。しかし米国は言うこととやることがバラバラで、発言に信用がなく、繰り返し約束を破るため、これは米国の大国としての戦略的な信用を消耗することを代価としている。  中新社記者:中米国防相会談の影響と意義をどう理解すべきか。  趙氏:このたびのシャングリラ会合が正式に始まる前、中国国務委員兼国防相の魏鳳和氏は米国のオースティン国防長官と初の対面会談を行った。中国国防省の呉謙・報道官はこれについて次のように説明した。これは率直で、前向きで、建設的な戦略的意思疎通であり、両国の国防相は中米両国・両軍関係、台湾、南中国海、ウクライナなどの問題について意見を交換した。いくつかの問題は中米間での古くからの議題であり、双方の立場が一回の会談で実質的に変化することはありえないが、情勢は絶えず変化しており、古い問題も段階が変われば異なる内容を持つようになるため、意思疎通は依然としてきわめて重要である。中米関係がかくのごとく緊張している状況下では、両国の国防相が直接顔を突き合わせて問題解決への意欲を示すこと自体に前向きな意義がある。  中米国防相会談では一つのコンセンサスが得られた。すなわち、双方は共に、引き続き意思疎通と交流、特に危機の管理・コントロール方面の意思疎通と交流を強化することに同意するということであり、これは前向きなシグナルである。軍事の交流は各レベルにかかわり、ハイレベルの意思疎通は特に重要である。ハイレベルが基本的なコンセンサスを得てから、下に向かってこれを延伸させることができるからだ。実際のところ、中米両軍には中米防衛政策調整協議〈DPCT〉、国防省業務会合、統合参謀部対話メカニズムなど、若干の意思疎通のチャンネルがあるが、これらのメカニズムは新型コロナ期間中にその多くが中断状態になってしまった。中米国防相会談後にこれらのメカニズムを再始動させられるかどうかは一つの重要な観察の指標となるだろう。  中新社記者:このたびのシャングリラ会合で、アジア太平洋諸国は地域の今後の見通しについてどのような観点を持っていたか。  趙氏:このたびのシャングリラ会合では重要な動向が示された。すなわち、多くのアジア太平洋の国々が、中米の対立と衝突を見たくないし、中米のどちらかにも肩入れしたくはないと明確に表明したのだ。インドネシアのプラボウォ・スビアント国防相は、インドネシアの立場は非常に明確であり、あらゆる大国を尊重し、いかなる軍事同盟にも参加しないと明確に述べ、「アジア方式」で地域の課題に対応すると特に呼びかけた。マレーシアのヒシャムディン国防相も、東南アジア諸国連合〈ASEAN〉は独自の道を進み、どちらにも肩入れすることはないと強調し、取材に答えた際に「米国の要求がどんなものであろうと、われわれは必ずそれが米国の利益だけでなくASEANの利益にも合致するものでなければならないことを彼らに確信させた」と述べた。カンボジアのティア・バニュ副首相兼国防相も、カンボジアは主権独立国家であり、自らの運命を決定する権利を完全に有していると述べた。  世界を見渡してみれば、アジア太平洋地域は現在の世界でも数少ない長期にわたって平和と安定が保たれてきた地域である。アジア太平洋地域には多種多様な安全保障問題があり、多くの不確実・不安定要因があるが、この数十年にわたり、全体として平和と安定を保ってきた。その中でも、中国の貢献は埋もれさせることができないものである。中国は周辺国と領土・島嶼の係争を抱えているが、一貫して外交による解決・交渉による解決・平和的な解決を呼び掛けており、アジア太平洋の平和と安定の擁護において重要な役割を発揮してきた。多くのアジア太平洋の国々が、中米のどちらにも肩入れするのを拒んだということは、中国の理念とやり方に賛同しているということであり、中国と共にアジア太平洋運命共同体を構築し、普遍的安全保障・共同発展・協力ウィンウィンに力を注ぎ、アジア太平洋地域の平和・繁栄の勢いを長く保っていきたいということである。                      (完)

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コロナ禍でも増益の経営哲学とは? 台湾発の新興ニュースメディア「ザ・ニュースレンズ・ジャパン」にて「日台エグゼクティブの眼」連載開始

東アジア圏を中心に1,800万人の読者を持つ台湾発の新興ニュースメディア「The News Lens」の日本版「ザ・ニュースレンズ・ジャパン」は、日台の大手企業エグゼクティブが持つ経営哲学を聞く新連載「日台エグゼクティブの眼」を開始しました。 【日台エグゼクティブの眼 概要】 「日台エグゼクティブの眼」は、台湾へすでに進出している日系企業や、ビジネス展開を視野に入れている日本企業、日本での事業に注力する台湾企業のエグゼクティブから、トップが持つべき視点やリスクへの心構え、将来の展望などを聞くザ・ニュースレンズ・ジャパンオリジナルの連載企画です。 初回は、1971年の創業以来、一度も赤字を出すことなく日本最大のホテルチェーンにまで発展してきたアパグループの元谷外志雄会長から、コロナ禍でも増益、国内観光の新たな需要の掘り起こしを進めるグループの躍進の背景にある経営哲学を伺っています。 【連載内容】 ・第1回(2022年6月1日公開):アパグループ株式会社 元谷外志雄会長URL:https://japan.thenewslens.com/article/2027 ・第2回(2022年6月7日公開):株式会社ティーケーピー 河野貴輝社長URL:https://japan.thenewslens.com/article/2067 ・第3回(2022年7月公開予定) ※月1回更新予定【ザ・ニュースレンズ・ジャパン 概要】 The News Lens(TNL)は中国語(繁体字)・英語主体の新興ニュースメディアとして2013年に台湾で創設されました。特定の政党やゴシップ情報に左右されず、ジャーナリズムの原点に立って革新的なコンテンツを提供し続けるTNLは、その姿勢から台湾・香港・東南アジアなど東アジア圏のデジタルネイティブから圧倒的な信頼を得ています。「ザ・ニュースレンズ・ジャパン」(The News Lens Japan)はTNL初の日本語版メディアとして、クリアなレンズ、シャープな視点で日本から世界を、世界から日本をリアルにとらえ、多種多様なオリジナルコンテンツを提供しています。 URL:https://japan.thenewslens.com/

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全国初!「愛媛県」が、中国越境ECサイトの楽天旗艦店内で、特産品の販売を開始

愛媛県は、中国大手ECサイト「京東商城(JD.com)」において、楽天グループ株式会社(以下「楽天」)が運営する旗艦店「楽天海外官方旗艦店」内に、特設ページ「愛媛特産館」を開設しました。 「愛媛特産館」では、落ち着きのあるページデザインやカラーリングを意識しており、県産品に対して洗礼されたイメージを与えるとともに、日本製の商品が持つ安心感や高品質な印象をより一層引き立てるものとなっています。 コロナ禍による消費者の購買行動のデジタル化により、世界のEC市場への関心が高まる中で、本県では、楽天が運営する中国ECサイトの楽天旗艦店を活用し県内企業の越境ECへの参入を支援していきます。 今後、当ページの認知を拡大するプロモーションや、消費者への情報発信を行うことで、県産品の中国EC市場での売上向上を図ります。 <ビジュアル> 中村 時広 愛媛県知事コメント  本県には、全国トップクラスの生産量を誇る真珠や高品質な今治タオル、豊かな自然の恵みを最大限活かした食品など、世界に誇れる多くの産品があります。 県では、これまで、国内ECサイトにおいて、デジタルマーケティングを活用しながら県産品の販売を推進してきました。今回、国内ECで培ったノウハウを世界最大の中国EC市場に展開し、県内事業者の海外販路開拓を後押ししていきます。 愛媛特産館で販売している県産品(主な商品) ・イトマン株式会社・ジャパンフィーリングギフトセットhttps://npcitem.jd.hk/10054265256271.html ・宇和海真珠株式会社・あこや真珠ネックレスhttps://npcitem.jd.hk/10052301675612.html ・丸栄タオル株式会社・パイルバスタオルhttps://npcitem.jd.hk/10052853283697.html 「楽天市場」内特設サイト『愛媛百貨店』について  楽天グループ株式会社が運営するインターネット・ショッピングモール「楽天市場」内特設サイト「愛媛百貨店」では、食材大国である愛媛県の選りすぐりをご用意しています。愛媛県には、美しい自然と温暖な気候のなかで育てられた美味しい「味」や、受け継がれる伝統のなかに吹き込まれていく新たな感性によって作り出される「モノ」がたくさんあります。豊かな自然と文化から生まれた愛媛県産品とお客様との素敵な出会いが生まれる場を、「愛媛百貨店」にてご提供しています。

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コロナが緩和されれば、反グローバリゼーションの傾向は変わるのか?ー清華大学・汪暉教授

COVID-19の影響による反グローバリゼーションの傾向をどのようにお考えですか?清華大学中国語学科、歴史学科の汪暉教授がハイエンド対話プログラム「文化相対論」に出演した際にこのように回答されました。

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中国民間説唱芸術の「生きた文化」に心動かされて―大阪音楽大学教授・井口淳子氏インタビュー

中国と諸外国との交流のなかでは、経済・社会の全面的な発展が人々の幅広い関心を呼ぶのみならず、豊かで多元的な中華の伝統文化もますます注目を集めている。日本の民族音楽学者・大阪音楽大学教授の井口淳子氏は、中国の民間説唱芸術に長期にわたって関心を注いでいる外国人研究者である。 記者:中国の民間説唱〔語り物〕芸術という「ニッチ」な分野に、どんなきっかけで興味を持ったのですか? 井口:1987年、大阪大学の民族音楽学専攻の大学院生だったとき、中国には300種以上の地方大衆演芸のジャンルがあるのに、日本ではたった数種類の古典説唱芸術しかないことを知りました。こうした多くのジャンルはどのように発展してきたのか? それぞれどんな特徴と共通点があるのか? 私はたちまち多くの疑問を持ちました。  中国の民間説唱芸術の研究のため、1988~95年の間に中国で通算5回のフィールドワークをおこないました。河北省の楽亭県・灤南県に伝わる「楽亭大鼓」〔「大鼓」は演者がカスタネットと小太鼓を打ち、三弦の演奏に合わせて歌う演芸〕という説唱ジャンルを研究対象とし、説唱を含む農村の口承文化を探求しました。1993~94年にかけては、北京を本拠地として9カ月の文献資料調査をおこないました。  私は『中国北方農村の口承文化 ―― 語り物の書・テキスト・パフォーマンス』〔日本語版は1999年、風響社〕のなかで、楽亭大鼓の長篇歌詞「淌水」に詳細な分析をおこないました。「生きた芸術」という点でいえば、この「淌水」とよばれる、演唱者の自由なアレンジを取り入れたテキストには、固定的な部分と流動的な部分の区別が明確にあります。 記者:中国の民間説唱文化の「生きた」面とはどういったことを指すのでしょうか? 井口:上演の場は都会的な雰囲気のある演芸場か農村の広場か、公演は1日限りか何日も続くのか、聴衆はどのような人々か、現場の反応はどうか。こういった様々な要素に応じて、語り手の最終的な表現が大きく変わる、という部分です。 記者:長年の中国でのフィールドワークを通して、もっとも心に残ったのはどんなことですか? 井口:中国の農村には、生活経験が豊富で極めて才能や情感が豊かな「作家」が数多くいて、それぞれの人の経歴が力強い表現をもたらします。たとえば私がフィールドワークの期間に出会った張建国(ジャン・ジエングオ)さん(1939~2018年)は、楽亭県の影絵芝居・大鼓・評劇〔華北や東北地方で行われる地方劇〕という3つの民間芸術に精通するのみならず、自ら脚本を創作していました。  また、中国農村で調査研究をはじめた当初は修士課程の大学院生だったため、手元にあまり資金がなく、取材先の人々に対して何か具体的な謝礼をするというまでには至りませんでした。ところが現地の農民の皆さんは、私たちのために一切を整えて下さったのです。日本に戻ってから、自分が当時調査をした河北省東部地域は、戦争中に日本からの深刻な被害を受けたことを知りました。 記者:中国と日本の民間口承文化には、どんな違いがありますか。 井口:日本の口承文化と比べて、中国各地には方言によって様々な大衆演芸のジャンルがあり、言葉と音楽が強く結びついています。中国の民間説唱の題目も常に新しく創作されています。日本では古典作品を尊重しすぎる雰囲気が社会にあるため、新たな脚本が生まれにくいのです。 記者:歴史上の中日両国の音楽交流と、それが文化の往来に与えた影響をどう評価されますか。 井口:中日間の文化交流は、まず中華文化が日本に伝わり、日本では影響を受けると同時に本土化が進みました。古琴の楽譜を例に取ると、日本はまるで中国文物の保管倉庫のようなものです。古い楽譜や正倉院の楽器などをいまでも見ることができ、伝統音楽の交流は両国の往来の重要な一部となっています。今後、より多くの中国人が日本の音楽を、より多くの日本人が中国の音楽を研究することを心から期待しています。 記者:2022年は、中日国交正常化50周年です。 ご自身の研究を出発点として、両国の民間文化交流について感じておられることをお話いただけますか? 井口:民間交流レベルで、「等身大」の相手を知ることがとても重要だと思います。私の新刊『送別の餃子――中国・都市と農村の肖像画』(2021年、京都・灯光舎)では、中国での30年にわたる フィールドワークで出会った忘れがたい人々のことを書き、河北・寧波・厦門・湖南など各地の人々との出会いと別れについて綴りました。 民間交流の強化、相互理解の深化を続けていくことは、両国が人と人との友情を深め、より良い未来に向かう助けになると考えています。 【プロフィール】 井口淳子(いぐちじゅんこ)大阪音楽大学音楽学部教授(音楽学・民族音楽学 )、文学博士、大阪大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。主な研究テーマに「中国音楽・芸能研究」「近代アジア洋楽史」がある。主要著作:『中国北方農村の口承文化――語り物の書・テキスト・パフォーマン ス 』(1999年 、 風響社)、『上海租界与蘭心大戯院――東西芸術融合交匯的劇場空間』(2015年、上海人民出版社)『亡命者たちの上海楽 団――租界の音楽とバレエ』(2019年、音楽之友社)、『送別の餃子――中国・都市と農村の肖像画』(2021年、京都・灯光舎)。 中国新聞社・記者/高凱 翻訳/舩山明音

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台湾キノコ由来成分が、米国FDA臨床試験で有効性証明  新型コロナウイルス感染者の治療薬として緊急使用許可申請  日本においても機能性表示食品として販売中

台湾を拠点に、医薬品、健康食品の製造販売をしているGOLDEN BIOTECH(國鼎生物科技股份有限公司、本社:台湾台北、代表取締役社長:劉勝勇)は、米国FDA(アメリカ食品医薬品局)に対し、当社原料アントロキノノール(Antroquinonol、製品名 Hocena(R))を新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の治療薬として緊急使用許可を申請する予定であることを発表します。 詳細URL: https://onl.bz/pYHjM92 これは当社が、米国FDA(アメリカ食品医薬品局)から許可を得て、2020年10月から実施していた軽度から中等度の新型コロナウイルスの入院患者に対するアントロキノノールの第二相臨床試験において、プラセボ(偽薬)と比較して、回復率、ICU治療期間短縮、入院期間短縮などの有効性を示した結果が2022年1月に発表されたため、緊急使用許可の申請を準備しています。アントロキノノールは、すでに、米国FDAから膵臓がん、肝臓がん、急性骨髄性白血病の治療において、希少疾病用医薬品の指定を受けており、安全性は確認されています。 2019年末に中国の武漢で発生した新型コロナウイルスは、2年以上経過した現在でも、世界の人々の健康上のリスクとなっており、ワクチン接種だけでは、感染、重症化、後遺症を制御できないことが、徐々に分かってきました。 承認が下りれば、健康食品としても長年の食経験があり、副作用の少ないアントロキノノールの服用により、新型コロナウイルス感染後の重症化予防、死亡予防、無症状化に役立つと考えています。 アントロキノノールの原料は、台湾古来の固有植物であるベニクスノキタケ(学名:Antrodia camphorata、アントロディア カンフォラタ)と呼ばれる、台湾に古来から生息するクスノキに寄生する紅色のキノコです。ベニクスノキタケは、肝機能の改善、免疫力の維持機能があるとして、台湾の人々に食されていました。 日本においても、アントロキノノールを含む健康食品は、高めのLDL(悪玉)コレステロール値を下げる機能があるとして、2019年6月に機能性表示食品として消費者庁に届出、受理されており、健康食品として有効性、安全性が確認されています。 また、肝機能改善、アルコール代謝能の改善の機能性表示食品としても届出をしており、現在審査中です。 機能性表示食品「コレステ新習慣」(E190): https://db.plusaid.jp/foods/E190 【アントロキノノールの動物実験結果】 ・C型肝炎ウイルス(HCV)のRNAを減少させる抗ウイルス効果がある ・抗酸化指標(Nrf2)を2倍に増やし、炎症マーカー(NF-κB)を36%下げる機能がある ・肺の繊維化因子(TGF-β1)も抑制する機能がある これらは、アントロキノノールが、ウイルスタンパク質合成とウイルス核酸複製の両方を減少させるからであると考えられます。 また、アントロキノノールは、新型コロナウイルスの変異殊ベータ、デルタ、オミクロンに対して、均等にウイルス活性を抑制する結果を確認しました。 以上の実験結果を踏まえ、当社では、アントロキノノールには、新型コロナウイルスに対する、抗ウイルス、抗炎症、抗繊維化の機能があると考え、第二相ヒト臨床試験を米国FDAに申請し、2020年10月から実施していました。 そして、2022年1月6日に発表された臨床試験結果は、以下のようなものです。 https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT04523181?cond=NCT04523181&draw=2&rank=1 試験名  :軽度から中等度の新型コロナウイルス入院患者における       アントロキノノールの安全性と有効性を評価するための       二重盲検試験 実施期間 :2020年10月~2021年12月 実施国  :アメリカ、ペルー、アルゼンチン 被験者条件:新型コロナウイルスの入院患者の軽度から中等度の患者 被験者数 :124人 試験方法 :無作為化プラセボ対照二重盲検       新型コロナウイルスによる肺炎症状の患者124人を2群に無作為に       分け、1日にアントロキノノール(100mg)×2回、または、       プラセボ×2回を14日間摂取させる。 【結果】...

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Xiaomiのエコチェーンブランド「YESOUL」のスマートスピンバイクが日本に正式上陸!専用フィットネスアプリとの連携でホームフィットネスは次ステージへ

ステディジャパン株式会社は世界トップクラスのスマートフォンメーカー「Xiaomi」のエコチェーンブランドである「YESOUL」と事業提携し、第1弾製品「YESOUL スマートスピンバイク」の予約販売を2022年6月26日(日)より開始。中国の大手ECプラットフォームにて1位を獲得した人気製品で、専用アプリとの接続により蓄積データから最適な運動コンテンツが提案されるため、より効率的なトレーニングが実現できます。 2018年のブランド展開開始から、SNSやカスタマーサポートで既存製品に対するお客様の声を拾い上げ、日本人の体格や考え方、住環境、ライフスタイルに配慮したホームフィットネス、ストレッチ製品を提案し、日本を中心にトップクラスのEC販売実績を誇るステディジャパン株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役CEO:森由樹、以下 ステディジャパン)はこの度、世界トップクラスのスマートフォンメーカー「Xiaomi(シャオミ)」のエコチェーンブランドである「YESOUL(イェソウル)」と事業提携し、「YESOUL スマートスピンバイク」の予約販売を2022年6月26日(日)よりSTEADY公式サイトにて開始します。なお、本製品は、YESOULにとって日本への正式上陸【第1弾製品】となります。 YESOULは2015年の設立以来、中国本国を主要市場として欧米や韓国などでも展開を拡大しています。家庭用のフィットネス機器をオンラインのコンテンツと合わせて提供するスマートフィットネス分野に特化しており、なかでも本製品は中国の大手ECプラットフォームのフィットネスバイク関連カテゴリで1位を獲得した注目の人気製品です。 本製品の最大の特徴は、専用アプリの「YESOUL FITNESS APP」との連携。従来のスピンバイクはモニターが付いていても運動の管理自体は自身で行う必要がありますが、本製品はプロフィール情報や運動の目的、蓄積される運動データ、体験したクラスの履歴などのデータに基づき、おすすめの運動コンテンツが提案されるため、トレーニング初心者でも最適な運動を効率的に行うことができます。またアプリがダウンロードされたデバイスと本製品をBluetooth接続すると、プロのコーチによる最大60分のトレーニング動画の視聴ができるため、ジムで行うような本格的なトレーニングを自宅でマイペースに楽しめます。コンテンツは随時追加され、ペダル回転数や走行距離、ランキングなどの運動データがリアルタイムにデバイスに反映されるため、自身の成長を実感しながら飽きることなくエクササイズを習慣化できます。 現在は様々な分野でテック化が進んでいますが、日本のホームフィットネス分野においてはまだ製品の展開が少なく、加えて自宅に導入するには通常の製品と比べて価格が高いというハードルがありました。ステディジャパンは日本のホームフィットネス市場のステージを1段階上げるべく、通常日本で販売されているスピンバイクと大きく変わらない価格ながら、ですでに世界で「質の高いトレーニングが体験できる」と高い評価を得ている「YESOUL スマートスピンバイク」の展開を皮切りにスマートフィットネス事業を推進して参ります。 Fujian Yesoul Health Technology Co., Ltd. 副社長 洪文滨のコメント:この度、日本のホームフィットネスのトップクラスの企業であるステディジャパン様と手を組み、さらに多くの皆様にYESOUL製品をお届けできることが大変嬉しいです。一緒に日本のスマートフィットネス市場を盛り上げていきたいと思います。 ステディジャパン株式会社 代表取締役 森由樹のコメント:スマートフィットネス分野への進出は弊社としての新たな挑戦です。世界で高い評価を受けているYESOUL様と実現できたことに大変感銘を受けております。日本のホームフィットネス市場を変えるきっかけになると確信しております。本製品はもちろん、今後の展開にもご期待ください。 YESOUL スマートスピンバイク(製品概要) ■ 製品の特徴‐ YESOULの日本正式上陸【第1弾製品】:世界トップクラスのスマートフォンメーカー「Xiaomi」のエコチェーンブランドであり、スマートフィットネス分野を牽引する「YESOUL」が日本市場に正式上陸。第1弾製品となる本製品は、中国の大手ECプラットフォームのフィットネスバイク関連カテゴリにて1位を獲得した注目の人気製品です。 ‐ 専用アプリ連携でホームフィットネスは次ステージへ:専用アプリ「YESOUL FITNESS APP」と連携すると、プロフィール情報や運動目的、蓄積される運動データ、体験したクラス履歴などを基におすすめの運動コンテンツが提案されます。モニター付きでも運動の種類は自ら選ぶ必要があった従来のスピンバイクとは異なり、トレーニング初心者でも最適な運動を効率的に行うことができます。 ‐ 自宅にいながら本格的なスタジオトレーニング体験:専用アプリがダウンロードされたデバイスとBluetooth接続することで、プロのコーチによる最大60分のトレーニング動画が視聴可能。コンテンツが随時追加されるだけでなく、ペダル回転数や走行距離、ランキングなどの運動データがリアルタイムに反映されトレーニングにおける成長が可視化されているため、飽きることなくエクササイズを習慣化できます。 – 静音Magnetic System採用:最先端テクノロジー搭載のマグネット負荷システムが摩擦のない調整を実現。図書館よりも静かな稼働音(40db以下)で快適なライディング体験を提供します。 ‐ 100段階の負荷調節で豊富なトレーニングが可能:バイクの負荷調整はレバーをひねるだけ。段階調整は100段階と幅広いため、トレーニング初心者からアスリートまで幅広い方にご使用いただけます。有酸素運動やHIIT(高強度インターバルトレーニング)、筋力トレーニングなど、目的やお好みの運動強度に合わせて自在に負荷の調整ができます。...

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アリババ、新たな消費トレンドを捉え、今年のネット通販セール「天猫618」でも売上拡大を達成

アリババは、出店ブランドやマーチャントと協力し新たな消費トレンドを捉えることで、今年の天猫618ショッピングフェスティバルのGMV(流通取引総額)を前年比で拡大させた。本記事では、618で見られた中国での6つの消費トレンドを紹介する。 アリババはブランドやマーチャントと協力し、天猫618ショッピングフェスティバル(以下、618)を成功裏に終了しました。今年の618には、26万を超えるブランドが参加しました。多くのブランドが好調な売上高を記録しており、特に人気商品に関しては、売上高が1億元(約20億円)超の商品が100点近く、1,000万元(約2億円)超の商品が2,300点近く、100万元(約2,000万円)超の商品が3万点以上ありました。また、この3年以内にTmallやTmall GlobalなどのアリババのECプラットフォームに参入した400以上の新ブランドの618期間中のGMV(流通取引総額)成長率は、前年比で100%を超えました。  アリババグループの中国Eコマース事業のプレジデントである戴珊(ダイサン)は下記のように述べています。「今年の618のGMVは、引き続き前年比で拡大することができました。618を成功に導いてくれたすべてのマーチャントのコミットメントに深く感謝しています」  厳しい事業環境に対応するため、タオバオ(淘宝)、Tmall(天猫)、ツァイニャオ・ネットワーク(菜鳥網絡)などのアリババグループの各事業は、それぞれのプラットフォーム上で大規模なマーチャント支援策を展開し、マーチャントから好評を博しました。例えば、日本のコスメブランドBb LABORATORIES(以下、Bbラボ)はこの支援策により、フルフィルメントの課題が解決されたとしています。「香港や上海で新型コロナウイルスが流行した際、アリババグループのツァイニャオ・ネットワークがサプライチェーンの混乱を防いでくれたおかげで、消費者にタイムリーに商品を届けることができました」と、Bbラボの中国事業を行うGOLONG社マーケティング担当バイスプレジデント谷争氏は述べています。  今年の618でも多くの新たな消費トレンドが生まれ、ブランドやマーチャントにとって良い成長機会となりました。「今回の618では、キャンプ、健康、レジャーなどの新たな消費トレンドが生まれ、関連した新ブランドや新商品が脚光を浴びました」と戴珊は述べています。注目すべき、中国での新たな消費トレンドは以下の通りです。 ・トレンド1:中国の若い消費者のキャンプと釣り人気 中国の若い消費者の間で、釣りが新たな趣味として人気を集めています。2022年6月までの12カ月間で、1995年以降生まれの300万人もの消費者がタオバオとTmallで釣り具を購入しました。今年の618第1弾(5月31日20時~6月3日23時59分)で、釣り具の売上は前年同期比で50%近く増加しました。 高級ルアー釣り具は88VIP会員に好まれる商品で、このカテゴリーの多くのリールも飛ぶように売れました。日本の高級釣り具ブランドDAIWAの新製品2022 EXIST LTリールは5,000元(約10万円)以上しますが、発売と同時に売り切れました。 一方、釣りと一緒に楽しめるキャンプも若い消費者の間で人気となっています。618第1弾(5月31日20時~6月3日23時59分)で、Tmallではキャンプ関連商品の売上が前年同期比3倍になりました。多くの消費者はテント、天蓋、折りたたみテーブル、折りたたみ椅子、防湿マット、キャンプカートなどキャンプ用品一式を購入しました。また、防風コンロなどのアウトドア用キッチン器具や様々なアウトドア用家電も大人気でした。 ・トレンド2:スケートボードがマイナースポーツから成長性の高いアウトドアスポーツに成長 618第1弾(5月31日20時~6月3日23時59分)の期間中、Tmallのスケートボード関連の売上は前年同期比290%増となりました。 輸入スケートボードの需要も増加しました。年初から6月中旬までの、越境ECプラットフォーム「Tmall Global」における輸入スケートボードの販売台数は前年同期比で100%以上の伸びを記録しました。 ・トレンド3:男性用パーソナルケア商品の人気上昇 日焼け止めやスキンケアは、もはや女性だけのものではありません。618第1弾(5月31日20時~6月3日23時59分)期間中の男性のグルーミングとシェービング関連の売上は、前年同期比20倍以上でした。また、男性用のスタイリング剤、プライマー、ファンデーションも多くの消費者に支持されています。 同期間中、男性用UVカットウェアの売上も大幅に増加し、取引件数は前年同期比50%増となり、アウトドアアパレルの中で最も人気のある商品となりました。 ・トレンド4:ペット用スマートデバイスとペット用衣類の需要拡大 618第1弾(5月31日20時~6月3日23時59分)期間中、ペット用のスマートデバイスの売上が前年同期比150%近く増加しました。特に、スマートコンパニオンロボット、自動給餌器、猫用スマートトイレなどが人気でした。また、同期間中のペット用スマート・トイの売上は前年同期比約130倍、屋外用ペットトイの売上は前年同期比40%増でした。 また、ペット用衣類も人気です。同期間中、流行のペット用ベビーカーの売上は前年同期比80%増、猫や犬の夏服の検索ボリュームは前年同期比40%近く増、ペット用ヘルメットの検索ボリュームは前年同期比3倍以上となりました。 ・トレンド5:カテゴリー横断的でマルチな使用用途を持つ商品の人気 消費者需要の多様化により、カテゴリー横断的でマルチな使用用途を持つ商品がより多く生み出され、マーチャントやブランドにとって新たな成長エンジンとなっています。新商品開発をサポートするTmallイノベーションセンター(TMIC)は様々なマーチャントと協力し、カテゴリー横断的でマルチな使用用途を持つ商品を生み出し、618期間中に市場投入しました。 BreoとTMICの協力の一例:リラクゼーショングッズを販売するグローバルメーカーBreoは、消費者のアイケア商品に対する需要の高まりに対応すべく、目のケアに加えて目の周りのスキンケアもできる商品をTMICと共同開発し、618期間中に発売しました。 ・トレンド6:Tmallラグジュアリー・パビリオン(天猫奢品)で高級ブランドの新商品の販売が好調 今年の618には、LVMH、ケリング、シャネル、エルメス、リシュモンなど200以上の高級ブランドが参加し、合計2万点以上の新商品を発売しました。特に、春夏シーズンの新商品に対する需要の高まりが顕著でした。先行予約販売初日(5月26日)には300点以上の新商品が販売されました。今年は、イタリアのファッションブランド、マックスマーラが618に初参加し、2分間で100万元(約2,000万円)を超える売上を記録したほか、プラダの最初の1時間の売上は、前年同期比で100%以上の増加でした。  ※6月20日の為替レートにより、1元=20円で計算